【写真】広河原レリーフ前
平成11年から続いている芦安ファンクラブ登山教室は今年60回目を迎えました。
第61回登山教室「語り部と歩く北岳散策(夏編)」が令和4年7月14日~15日に実施されました。白根御池小屋をベースに語り部(ガイド:清水准一 芦安ファンクラブ会長)と北岳の歴史を学びながら歩く散策会です。
その様子を再現してみます。
早朝集合して出発。南アルプス林道通行中から語りが始まります。
夜叉神トンネル開通~観音経渓谷~御野立所にて野呂川の話、歴史森林軌道の解説~広河原に到着です。 広河原では昭和57年災害、大樺沢の治山工事、広河原石碑の人物解説。 加えて、中村儀助、野尻正英(抱影)の紹介など。
広河原を出発すると、甲斐ケ根神社中宮や雨乞平の話、草すべりではミヤマハナシノブなど花の観察もしました。御池の尾根道沿いで、北岳ではそこでしか見られない「コフタバラン」「コイチョウラン」の花を見ることができました。宿泊の白根御池小屋では「山小屋100年の歴史」「昭和30年代の南アルプス紹介映像」の解説が行われ、小屋の夜も楽しみました。
北岳登山は何度も経験のある参加者女性Fさんは下山して「あいにくの雨模様だったけどとっても楽しかった!」と、にこやかにお話されていました。
今年9月29日に「語り部と歩く北岳 (秋編) 」があります。現在、申込受け付け中です。
その他の企画、詳細、申込などNPO法人芦安ファンクラブにお問い合わせください。詳しくは、こちらから。
登山教室を通じて安全登山を学び、ガイドと一緒に山を楽しみましょう。
[南アルプス市芦安山岳館]
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