南アルプス・芦安小は、御勅使川にアマゴの稚魚を放流した=写真。
地元の川にアマゴを復活させる住民有志による取り組みの一環。昨年11月中旬に約1000粒の卵を校内の水槽でふ化させ、約5センチの稚魚に育ててきた。昨年12月23日に学校前を流れる御勅使川河川敷に放流した。児童17人はプラスチックのコップに稚魚を移し、「元気でね」と声を掛けながら一斉に川に放した。
6年生は「卵からふ化したときはびっくりした。川の魚が少ないと感じていたので、増えたらうれしい。元気に育ってほしい」と話していた。
【山梨日日新聞 1月5日掲載】