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 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山岳館便り】

南アルプス市産カリンをパイに エコパ伊奈ケ湖

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 南アルプス市上市之瀬のエコパ伊奈ケ湖にある「レストハウス伊奈ケ湖」は、市産カリンを有効活用しようと、冬季限定で「花梨パイ」を提供している。
 施設によると、カリンは薬用として全国で栽培されていて秋から冬に実を付ける。市内でも作られているが、実は硬くて酸っぱいことから生で食べることはなく、ハチミツ漬けやジャムなどに加工され、多くなりすぎた実は畑に放置されることもあるという。放置農作物の解消とカリンの新たな活用方法として、花梨パイを考案した。
 花梨パイは、市内の農家から提供された実を使用。完熟させた実を煮詰めて作ったジャムのほか、バターやラム酒でソテーした実をパイ生地に包んで焼いてある。食べると程よい酸味と独特の食感があり、カリンの風味が口に広がる。
 料理長は「カリンを使った菓子を食べたことがある人は少ないと思う。食べることができることを知ってもらい、カリンを食材に利用するヒントにしてほしい」と話している。カリンを使った別の菓子の開発もするという。
 1カット500円、テークアウト300円、1ホール(要予約)1500円で2月末まで販売している。問い合わせはエコパ伊奈ケ湖、電話055(283)8700。

(写真)カリンを使った冬季限定のデザート「花梨パイ」

【山梨日日新聞 1月27日掲載】

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