南アルプス市は、市の広報紙をリニューアルした。5月号から表紙に市民の写真を積極的に採用。施策やユネスコエコパークを紹介する連載も始めた。
市によると、広報紙の刷新は5年ぶり。より市民に身近に感じてもらうことを心掛けた。従来の表紙は季節の花や風景などで飾ってきたが、5月号は櫛形総合公園で桜の花をバックにマスク姿で遊ぶ新小学1年生の写真を掲載。6月号は市内の保育所で遊ぶ子どもたちを載せた。
6月号からは、市の各部局が交代で町づくりの取り組みを紹介する「シリーズまちづくり」をスタート。初回はふるさと納税について政策推進課が説明している。
市からのお知らせや募集、イベントなどの情報を紹介する「情報ひろば」は横書きに改め、マークを付けて情報の種類を分かりやすくした。南アルプスエコパークの解説と、市の住民組織「支えあい協議体」の活動を紹介する連載を隔月で掲載する。
(写真)リニューアルした広報紙(右の2部)と刷新前の広報紙
【山梨日日新聞 6月10日掲載】

