芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

 南アルプス市芦安山岳館メールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプスNetやFacebookなどで、山岳情報や観光情報などを随時発信していきます。

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【山岳館便り】

甲斐犬、発祥の地PR 南アルプス市で27日催し

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 南アルプス市は27日、同市芦安地区が発祥の地とされる天然記念物・甲斐犬をテーマにした「甲斐犬フェスティバル2019」を、市櫛形総合公園で開く。これまで韮崎市を会場にしていた「甲斐犬展覧会」が南アルプス市内で開かれるのを機にイベント化。「甲斐犬の里」である南アルプス市を広くPRし、愛犬家が一日楽しめる場とする。

 甲斐犬は1931年に旧芦安村で確認された日本犬の犬種で、34年に国の天然記念物に指定。黒や茶色が交ざった虎毛が特徴で、精悍な姿から県内外に愛好家が多い。甲斐犬愛護会本部(横森照雄会長)が春と秋に、韮崎市内で展覧会を開いてきた。
 展覧会が秋に150回を迎えることから、愛護会が南アルプス市に、甲斐犬の古里である市内での開催を要望。市が展覧会に合わせたイベントを企画した。市商工会と市観光協会も共催する。
 展覧会は午前9時から、全国から集まった約150匹の甲斐犬が、7部門で体形や毛並みなどを競う。会場では、ほたるみ館(平岡)が農産物や弁当、山ん中の駅あしやす(芦安芦倉)が犬形クッキーやコーヒー、燻製屋「響」(下今諏訪)が薫製などの店を出す。
 飲食のキッチンカーが並ぶほか、甲斐犬タオルなどの販売もある。また甲斐犬をモチーフにしたキャラクターの「武田菱丸」(山梨県)と「やはたいぬ」(甲斐市)が会場を盛り上げる。午後3時まで。
 甲斐犬愛護会は「発祥の地での開催で、甲斐犬を広く知ってもらう機会になればうれしい」、市観光商工課は「県内外から訪れる愛好家に市の特産品をPRし、再び訪れてもらえるように呼び掛けたい」と話している。

(写真)韮崎市内で開かれた甲斐犬展覧会(4月)

【山梨日日新聞 10月18日掲載】

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