輪かんじきは、深い雪の上を歩くための道具で、山仕事の多い芦安では生活のための必需品でした。芦安の輪かんじきは急峻な南アルプスの山林を歩きやすいように工夫され大変人気がありました。多い時では年間3000足以上も製作していたそうです。
昭和中期ごろからはアルミ製のワカンが多く出回るようになり、芦安の輪かんじきも次第に作られなくなりました。木製の輪かんじきは、天然素材を使った手作りの温かみという何にも代えがたい良さがあるのはもちろんのこと、アルミ製に比べて雪が付きにくく急傾斜でも滑りにくいとも言われ、今でも根強い人気があります。そんな芦安伝統の輪かんじきを手作りしてみませんか。
【日時】 平成25年12月14日(土) 9:00~夕方
【会場】 南アルプス芦安山岳館
【費用】 2,000円/1人
曲げたヒノキの枝と爪材を組み合わせて輪かんじきを作り上げる作業をします!
ご自分で製作された輪かんじきはお持ち帰りいただけます(初めての試みですので上手くいかないこともあります。あらかじめご了承下さい)。参加希望の方は芦安山岳館までお問い合わせください。
【電話】055(288)2125