南アルプス市芦安地区の住民有志でつくる「芦安の将来を考える会」(森本章雄会長)は、同市芦安芦倉に活動拠点を開設した。地域住民が気軽に立ち寄ることができる拠点を設置することで、多くの住民に活動に参加してもらい、芦安地区が抱える過疎、少子化などの課題について議論を深めることを目指している。
同会によると、拠点としたのは、市が所有している鉄筋2階建ての施設で、延べ床面積約100平方メートル。以前はJAの支所が入るなどしていたが、近年は使われておらず、11月に市と賃貸借契約を結んだ。同会はこれまで、公共施設を借りて会合などを開いていた。「常時使うことができる拠点ができたので、月1回程度だった会合を増やすことを考え、さらなる住民参加も呼び掛けたい」(同会)としている。芦安地区で活動する他の団体との連携も検討しているという。
同会は2年ほど前に発足、メンバーによる話し合いや学識経験者を招いた勉強会などを開いている。荒廃した農地の開墾や自然景観の整備、遊休農地を活用した山ウドやゴボウの栽培などを話し合い、実現を目指している。
(写真)「芦安の将来を考える会」が開設した活動拠点=南アルプス市芦安芦倉
【山梨日日新聞社 12月30日掲載】