7月17日に芦安ファンクラブのメンバー7名による夜叉神旧道の草刈り作業が行われました。
夜叉神旧道は、以前にもご紹介しましたが芦安にある「大石の車地蔵」から少し奥へ入った所にあります。この夜叉神旧道を登りきった所が「夜叉神峠登山口」のある場所になります。旧道にはあまり人が入らないためか草が茂っていて、一見どこが旧道の入口なのかわからないほどでした。
芦安ファンクラブのメンバーは上から下って来る班と下から登る班に分かれ、草刈機や鎌を使用してきれいに道筋を作っていきます。私もファンクラブの会員として初参加しましたが、夜叉神旧道に入ったのもこれが初めてです。目に鮮やかな緑に囲まれ、虫の声を楽しみながら草刈り作業ができました。途中では登山道に伸びる枝や倒木、大きな石などを避けたりしながら上からの班と合流しました。
午前中に作業は終わり、登山道はきれいに整備され、登山者が安心して登れる旧道となりました。それでも少し分かりにくいところもあり、こうした場所には木にピンクのひもが目印として結んでありますので、旧道にチャレンジしようと考えている方は注意して登って下さい。
7月末には夜叉神峠に登り、白根三山の絶景を楽しんできました。積雲が白根三山の尾根から湧いていて、夏を実感するすてきな景色でした。今年は天候不順でお花はあまり咲いていなかったのですが、さまざまな樹木や草花の緑が茂り、歩いていてとても快適でした。
県内はかなり暑い日でしたが、夜叉神は汗をかいた後は少し寒さを感じるほど涼しく、避暑には最高の場所です。お盆を過ぎれば足早に秋の気配が漂います。夜叉神峠は紅葉も素晴らしいので、今からとても楽しみです。