南アルプス・芦安中は、野生生物の保護に貢献した個人・団体に贈られる「全国野鳥保護のつどい」野生生物功労者表彰の環境省自然環境局長賞を受賞した。
芦安中は1974年から同市芦安芦倉の夜叉神の森から夜叉神峠までの登山道で、巣箱かけや清掃活動のほか、自然保護啓発のための看板設置などに取り組んできた。学園祭などの写真展や発表会を通して、野生生物保護のための普及活動を行ったことも評価された。
同表彰は1947年から実施されていて今回は全国で42の個人・団体が受賞。県内からは同校が唯一受賞した。
同校の輿水哲男校長は「継続して取り組んできた活動を評価してもらえてありがたい」と話していた。
【山梨日日新聞社 6月15日掲載】