3千メートル級の山々が連なる南アルプスは紅葉シーズンを迎え、赤や黄に色づいた木々が訪れた人たちの目を楽しませている。
南アルプス芦安山岳館によると、今年の紅葉は厳しい残暑などの影響もあり、例年より1週間程度遅れている。南アルプス一帯では、カエデやダケカンバ、ナナカマドが紅葉し、現在は標高1700~1800メートルが見ごろを迎えている。今月末には登山口・広河原でも楽しめそうだという。
南アルプス最北端の甲斐駒ケ岳(2967メートル)でも山の中腹が赤や黄色に染まり、コントラストをつくり出していた。
(写真)甲斐駒ケ岳の東側山腹を彩る紅葉=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から
【山梨日日新聞社 10月24日掲載】