芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

 南アルプス市芦安山岳館メールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプスNetやFacebookなどで、山岳情報や観光情報などを随時発信していきます。

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【山岳館便り】

芦安鉱山の歴史をたどる

20100604_021  南アルプス市芦安地区に勤める公務員や教職員らでつくる「芦安山と出湯を愛する会」は5月29日、半世紀以上前に閉山した芦安鉱山の探索を行った。
 現地では、坑道や集落跡を観察し、写真撮影。当時の住民が使っていたとみられる湯たんぽなど、生活の痕跡にも触れた。衛星利用測位システム(GPS)を使って芦安鉱山の位置も記録した。
 探索には約10人が参加。数年前に同市のNPO法人芦安ファンクラブが整備した道を利用し、案内板などを目印に片道4時間ほどかけて向かった。探索の様子は今後、芦安窓口サービスセンターなどに展示スペースを設けて住民に伝えていく。
20100604_021-2  芦安鉱山は旧芦安村のドノコヤ峠西側の山腹にあり、1914年に開鉱。金などを産出し、ピーク時は鉱山地区の人口は250人を超えたが、終戦後は採算が取れなくなり、56年に閉山した。

(写真上)芦安鉱山跡で撮影した中切坑と呼ばれる坑道

(写真下)鉱山地区にあった湯たんぽ=いずれも南アルプス市内

【山梨日日新聞社 6月4日掲載】

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