芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

 南アルプス市芦安山岳館メールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプスNetやFacebookなどで、山岳情報や観光情報などを随時発信していきます。

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【山岳館便り】

マイカー規制 協力金の支払い99.8%

 南アルプス山岳交通適正化協議会は、南アルプスの登山口・広河原に通じる南アルプス林道と県道南アルプス公園線で今年実施したマイカー規制の協力金制度の支払い状況をまとめ、27日発表した。同制度は2年目で、協力金を支払った人は延べ6万4663人となり、利用者に占める割合は前年を0・1ポイント上回る99・8%に達した。同協議会は「制度を理解している利用者も数多く、制度は十分定着している」としている。

 マイカー規制は6月25日から11月9日までの138日間実施。同制度はバスと乗り合いタクシー利用者が任意で片道100円を支払う仕組みで、収益はゲート管理費やトイレ設置費などに充てられる。同協議会によると、規制期間中の利用者数は昨年を1526人上回る延べ6万4745人。9月の大型連休「シルバーウイーク」に多くの観光客でにぎわったことなどが増加の要因だという。このうち延べ6万4663人(99・8%)が支払いに応じ、協力金の合計額は640万~650万円程度になる見込み。
 利用者数に占める協力金支払者の月別割合は7月の99・6%が最も低く、6、11の両月は100%だった。
 協力金を支払わなかった通行者は前年の186人から82人に減少した。バスを運行する山梨交通によると、事前に制度を理解している利用者が多くいたという。
 同協議会長を務める南アルプス市の今沢忠文市長は「利用者の環境への関心は高く、協力金は着実に浸透している。今後も継続的に取り組んでいきたい」と話している。

【山梨日日新聞社 11月28日掲載】

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