南アルプス・芦安中は12日、学園祭を開き、生徒が全校登山で撮影した写真の展示を始めた。今後、南アルプス芦安山岳館や市内の金融機関などにも展示する。
全校生徒14人が7月20、21の両日に仙丈ケ岳(標高3033メートル)登山時に撮影した3枚の組写真を出品。山の岩肌や雲、雪渓、木々などの自然や、仲間の表情をとらえた写真が並び、作品に込めた思いを添えている。会場には、地域住民や小学生らが詰め掛け作品に見入っていた。
作品は同校のホームページで披露しているほか、今後は公共施設などで展示を続ける予定。同中3年の角田昌平君(14)は「僕たちの感性を通じて、南アルプスの美しさを感じてほしい」と話していた。
(写真)写真に見入る子どもたち=南アルプス・芦安中
【山梨日日新聞社 9月13日掲載】