芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2020年8月

【山岳館便り】

南アルプス 盛夏 ライブカメラより

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 梅雨が終わり、毎日猛暑が続いています。熱中症にもお気を付けください。
 例年の今頃は、芦安山岳館周辺の南アルプス市営駐車場は登山者の車で連日満車になるほどですが、今年はガラガラです。
 北岳、間ノ岳山系への登山は自粛協力をお願いしています。
 先日、夜叉神峠からのライブ映像を見ていると、久しぶりに白峰三山の稜線がくっきりあらわれ、青い空に流れる白い雲もきれいに見えました。その後、数分でガスがかかり三山は雲に隠れてしまいました。
 鳳凰三山に向かう登山者も映っていました。気をつけて行ってらっしゃい!

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[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳館便り】

「山の日」親しむ 芦安山岳館、無料で見学

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 「山の日」の10日、南アルプス市芦安芦倉の南アルプス芦安山岳館は入館料を無料にし、県内外から訪れた親子連れなどが山に関する展示物を見学した。
 山岳館によると、毎年、山の日と県民の日に入館料を無料にしている。施設内では、南アルプスの地形を表現した模型や、芦安地域の人々の暮らしや動植物を紹介する展示がある。企画展スペースでは、これまでに開催した企画展を振り返る展示を行っていて、山小屋の歴史を紹介するパネルや山岳関連の雑誌などが並んでいる。
 家族6人で訪れた東京都武蔵野市の児童は「登山のロープの結び方や木の種類がいろいろあることが分かって面白かった。昔の人が自然を大切に守ってきたことも分かった」と話した。

(写真)展示物を見る来場者=南アルプス芦安山岳館

【山梨日日新聞 8月11日掲載】

【山岳館便り】

芦安山岳館に無料エリア 北岳の映像や本、塗り絵も

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 南アルプス市芦安芦倉の南アルプス市芦安山岳館は、無料エリアを開設した。山岳関係の図書コーナーや子どもが塗り絵を楽しむコーナーなどを設け、来場者が気軽に立ち寄れるようにした。
 市によると、施設にはこれまで、南アルプスの自然や動植物などを紹介する有料エリアしかなかった。訪れても入場しない人がいたことから、多くの人に気軽に利用してもらおうと無料エリアも設けた。
 図書コーナーでは、山岳関係の本を中心に3万冊が閲覧できる。動植物やアウトドア関連、地図や写真集のほか、1930年に創刊された雑誌「山と渓谷」の全バックナンバーなどがある。いろりを囲むキッズコーナーでは、南アルプスの動植物の塗り絵が楽しめる。

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 情報スペースの大型スクリーンでは夜叉神峠のライブ映像を放映し、北岳を紹介する映像も放映する。
 市の担当者は「もっと気軽に施設を観覧してもらいたい。山を近くに感じながら本を見に来るだけでもいいので、気軽に利用してほしい」と話している。

(写真上)山岳関係の本を無料で閲覧できる図書コーナー=南アルプス市芦安山岳館

(写真下)北岳を紹介する映像などを映す無料コーナーの大型スクリーン=南アルプス市芦安山岳館

【山梨日日新聞 8月4日掲載】