南アルプス市上市之瀬のエコパ伊奈ケ湖は2日、同所のレストハウス伊奈ケ湖で、「カカオマスからつくるチョコレートづくり」と題したイベントを開いた。
チョコレートの原料や作り方を知ることで、食の大切さについて学びを深めてもらおうと企画。市内から親子ら24人が参加した。
施設の担当者がカカオの花や種を写真で紹介。参加者はカカオマスとカカオバター、砂糖を混ぜ合わせ、スイートチョコレートを作った。クルミやドライフルーツをトッピングし、完成したチョコレートはラッピングして持ち帰った。
食物連鎖について学ぶゲームの時間もあり、子どもたちがネズミやフクロウなど森の動物役になって、自然の恵みや森の木の大切さを学んだ。
南アルプス・豊小4年生は「チョコレートを混ぜるのが楽しかった」と感想。「動物がそれぞれ違うものを食べているということが分かった」と話していた。
(写真)完成したチョコレートをラッピングする参加者ら=南アルプス市上市之瀬
【山梨日日新聞 2月4日掲載】