芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2020年2月

【山梨県内のニュース】

厄地蔵さんに願い込め 甲府・塩沢寺

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 「厄地蔵さん」の愛称で親しまれている甲府市湯村3丁目の塩沢寺(佐藤実柾住職)で13日、恒例の厄除地蔵尊大祭が始まった。
 厄除地蔵尊は、毎年2月13日正午から14日正午まで耳を開き、願い事を聞いてくれるといわれている。
 初日は多くの参拝客が列を作り、本尊の右手とつながっている紅白の綱を揺らして鈴を鳴らし、厄よけや家内安全を願っていた。山伏姿の僧侶らが寺周辺を練り歩く「お練り」も行われた。
 寺周辺には、だるまなどの縁起物や飲食物を販売する約150の露店が並んでいる。寺は14日までに4万人ほどの人出を見込んでいる。

(写真)本尊に向かって手を合わせる参拝者=甲府・塩沢寺

【山梨日日新聞 2月14日掲載】

【山岳関連ニュース】

富士山転倒、8割は下山中 県科学研究所が実態調査

 富士登山中の転倒者の多くは登山経験が2年未満、本格的な登山靴を履いていないケースも多い-。県富士山科学研究所の宇野忠主任研究員らが昨夏実施した調査から、こんな実態が分かった。転倒者のうち、下山中に転んだ登山者が8割以上だった。

 調査は2019年8月3、4、22日の3日間、富士山5合目の吉田口登山道泉ケ滝周辺で実施。山頂などから下山してきた719人に富士登山中の転倒の有無、年齢、性別、登山経験などを聞き、記入不備などを除く529人(男性351人、女性178人)の回答を統計解析した。
 転倒者は196人(37%)で、内訳は男性117人、女性79人。転倒の延べ回数は640回で、10回以上転倒したと答えた登山者もいた。2年以上の登山経験があると答えたのは53人、2年未満は143人だった。
 転倒のタイミングは「下山中」が538回と84%。理由は「足を滑らせた」が154人(67%)で最多。けがは、すり傷やねんざなどだった。
 スニーカーや運動靴で登山した場合、転倒が41人、転倒しなかったのが29人。ハイキングシューズでは転倒57人、転倒していないが95人。本格的な登山靴を着用した場合も97人が転倒していたが、205人は転倒していなかった。
 靴底がすり減っていない人は92人が転倒したのに対し、201人は転倒していなかった。「ほどほどに減っている」「かなり減っている」を合わせた転倒者は101人で、転倒しなかったのは127人だった。
 解析結果を受け、宇野主任研究員は「富士登山の際にはしっかりとした登山靴を履いてほしい。靴底がすり減っていないかチェックすることも大切だ」と話している。調査は18年度から日本人を対象に実施しており、今後は外国人を対象に行うことも検討しているという。
 宇野主任研究員らは2月29日、甲府・県立図書館で開く研究成果発表会で、調査結果を掲示発表する。このほか富士北麓地域を訪れる観光客の周遊行動をテーマにした口頭発表などもある。入場無料。問い合わせは県富士山科学研究所、電話0555(72)6206。

【山梨日日新聞 2月14日掲載】

【山梨県内のニュース】

古墳、魅力別に賞 SNS映え、パワーを感じる…

 県内の古墳の魅力を来場者の投票で決めるイベントが開かれ、「石室に入ってみたい」賞など各賞が決まった。県埋蔵文化財センターと5市教委の担当者が各地域の古墳の魅力や巡見路のアピール合戦を繰り広げた。
 同センターの北沢宏明さんは古墳時代風の衣装をまとって甲斐風土記の丘曽根丘陵公園(甲府市)周辺の巨大古墳をPRし、「SNS映えする古墳」賞に選ばれた。韮崎市教委の閏間俊明さんは東京エレクトロン韮崎文化ホール駐車場内の火雨塚古墳を取り上げ、石室が富士山噴火から住民を救ったとする伝説を紹介。「パワーを感じる古墳」賞を受賞した。
 このほか湯村・千塚古墳群(甲府市教委)が「石室に入ってみたい古墳」賞、敷島大塚古墳周辺・赤坂台古墳群(甲斐市教委)が「意外と駅から近い古墳」賞。市之瀬台地の古墳(南アルプス市教委)が「王様目線で歩ける古墳」賞、春日居古墳群(笛吹市教委)が「体力づくりになる古墳」賞に選出された。
 イベントは、甲斐銚子塚古墳と丸山塚古墳(いずれも甲府市)の国史跡指定90年を記念して、同センターが9日に甲府・県防災新館で開いたシンポジウム「輝け! やまなし古墳めぐりグランプリ」の一環。約140人が来場した。
 県考古学協会の末木健会長が講演し、県内の古墳を時代別に説明。国学院大博物館の深沢太郎准教授(甲府市出身)は全国事例と比較しながら県内古墳文化を解説した。

【山梨日日新聞 2月13日掲載】

【山岳関連ニュース】

恋の悩みを動植物が〝解決〟 八ケ岳自然センター

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 恋の悩み、動植物がお答えします-。北杜市大泉町西井出の県立八ケ岳自然ふれあいセンターは、バレンタインやホワイトデーに合わせ、来館者の恋愛にまつわる相談をボードに掲示し、動植物の特性や行動を紹介しながら回答する「いきものたちにあやかる恋愛相談所」を開設している。季節のイベントを通じ、自然をより身近に感じてもらう機会をつくろうと初めて企画した。

 「男性編」「女性編」のボードを設置し、毛糸で作ったハートマークで囲っている。来館者に悩みや相談事を記入してもらい、センターの職員が回答を記入して掲示する。
 「出会いがほしい」との相談に対しては、ヤマツツジの特性を「相手に目立つようにきれいな花を咲かせている」と紹介しながら、「来てほしい人がいそうな場所に出掛けてみては」と回答。「ふられたら」の相談には、オオバコの特性から「踏まれても新しい芽を出し、前より強い葉がなる。あなたもね」とアドバイスを送っている。
 このほか、ヤマネやホタル、キアゲハ、カモシカなどの特徴や習性を基に「積極的に話しかけよう」「プレゼントをしてみよう」といった恋愛へのアドバイスを送るカードが並んでいる。
 相談所を企画したセンターの担当者は「動植物が生きていくための努力や工夫は人間にも重なる部分がある。回答を通じて生き物の生態に目を向けてもらうきっかけになれば」と話している。
 3月15日まで。開館は午前9時~午後4時(3月は午後5時まで)。入館無料。問い合わせは県立八ケ岳自然ふれあいセンター、電話0551(48)2900。

(写真)来館者の恋愛にまつわる相談に職員が回答する「いきものたちにあやかる恋愛相談所」=北杜・県立八ケ岳自然ふれあいセンター

【山梨日日新聞 2月13日掲載】

【山岳関連ニュース】

清里でテントサウナ満喫 アウトドア愛好家ら体験

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 北杜市高根町清里の「萌木の村」で11日、野外でサウナを楽しむ「テントサウナ」の体験会が開かれた。県内のアウトドア愛好家らが企画し、参加者は冷たい風が吹く高原でのサウナを楽しんだ。
 テントサウナは天井に穴が空いた専用テントを利用。内部に設けた煙突付きのまきストーブの上に石を敷き詰めて熱し、水を掛けて水蒸気を発生させる仕組み。フィンランドが発祥とされ、近年は国内でも人気が高まっているという。
 体験会はアウトドアやサウナの愛好家ら約20人が、交流する機会を設け、新たな観光資源として理解を深めようと実施。萌木の村のレストラン「ROCK」の周辺には、温度が50~130度に設定された4基のテントサウナと水風呂が並び、愛好家や観光客が汗を流した。
 体験会を企画した甲府市音羽町の公務員は「ストレス解消などを目的としたアウトドアとサウナは相性がいい。自然の中で汗をかくことで頭も体もすっきりできる」と説明。体験した東京都小平市の会社員は「テントでサウナができるとは初めて知った。キャンプが好きなので試してみたい」と話した。

(写真)野外に設営されたテントサウナ=北杜市高根町清里

【山梨日日新聞 2月12日掲載】

【季節の便り】

十日市、縁起物に人の波 南アルプス

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 甲府盆地に春を呼ぶ祭りとして知られる南アルプス市十日市場の「十日市祭典」(実行委員会、十日市場区主催)が10日、県道韮崎南アルプス中央線沿いで始まった。
 数百年続く伝統行事。さまざまな品が売られることから「ないものは猫の卵と馬の角」といわれる。1・1キロの沿道には臼やきねなどの木工品、だるまなどの縁起物、飲食店などの露店220店がずらりと並び、市商工会やJA南アルプス市など関係団体も80店を出店している。
 同市藤田から訪れた男性は「顔が男らしくて好き」と、市産の「甲州十日市だるま」を購入。だるまは約40年前から毎年買い、家に8個を並べていて「災害のない安心できる一年になってほしい」と願っていた。
 十日市は11日も午前9時から午後4時半まで開かれる。主催者は2日間で約10万人の人出を予想している。

(写真)市産の「甲州十日市だるま」など縁起物を買い求める人たちでにぎわった=南アルプス市加賀美

【山梨日日新聞 2月11日掲載】

【山岳関連ニュース】

「山岳信仰と修験道」時枝務さん講演 山梨郷土研総会

 山梨郷土研究会は9日、甲府・岡島ローヤル会館で新年総会を開き、野口英一会長の再任など役員人事を決めた。10年以上にわたり編集作業が続いている「山梨歴史年表」については1、2年で発行できる見通しが報告された。
 野口会長が「会は昨年80年の節目を迎えたが、会員数減少が課題。将来の学術研究を担う若い世代が入会することを願う」とあいさつ。今年の事業計画などを承認した。
 来賓として出席した県教委の市川満教育長は昨年相次いで発覚した、県立考古博物館の縄文土器紛失と県指定天然記念物の化石が所在不明となった問題に触れ、「ずさんな文化財管理をおわびする」と謝罪した。
 記念講演会では立正大教授の時枝務さんが「山岳信仰と修験道」と題し、山岳信仰に関係する県内の遺跡や遺物を解説した。

【山梨日日新聞 2月11日掲載】

【山岳関連ニュース】

金山や砂金研究、会員8人が発表 身延の博物館

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 「第8回金山史砂金研究フォーラム」が8日、身延・甲斐黄金村湯之奥金山博物館で開かれた=写真。
 博物館の活動を支援する有志でつくる「Au会」が主催。会員8人が金山や砂金にまつわる研究結果などを発表した。
 発表者は、「トロンメル」と呼ばれる砂金採りに使う道具を自作した経緯や、金属探知機の仕組みと多様な用途などを報告。フィンランドで昨年開催された世界砂金採り選手権大会の様子を写真で紹介した人もいた。
 会場には全国から金山や砂金採りに関心がある約50人が集まり、発表に熱心に耳を傾けていた。

【山梨日日新聞 2月9日掲載】

【山岳関連ニュース】

「山岳信仰」時枝務さん解説 9日、山梨郷土研究会総会

 山梨郷土研究会は9日、甲府・岡島ローヤル会館で新年総会と記念講演会を開く。
 記念講演は午後3時10分からで、立正大教授の時枝務さんが「山岳信仰と修験道」と題し、山岳信仰に関する全国事例について、富士山など県内の事例を交えながら考古学的視点で語る。非会員も聴講可能で無料(申し込み不要)。
 総会は午後2時から。郷土関係出版物などの展示即売会もある。問い合わせは笛吹・帝京大文化財研究所内の山梨郷土研究会事務局、電話055(263)6441。

【山梨日日新聞 2月6日掲載】

【山梨県内のニュース】

おもてなし実践で南アルプスの2団体が表彰 

 おもてなしへの理解や関心を深める「おもてなし推進週間」(1~7日)に合わせ、「おもてなしのやまなし県民大会」が1月30日、ベルクラシック甲府で開かれた。
 県内の観光関係者ら約150人が参加。若林一紀副知事が「県民一人一人が郷土に愛着を持ち、山梨の魅力を伝えることがおもてなしの第一歩だ」とあいさつした。積極的に山梨の魅力づくりに取り組む2個人、11団体、1事業者を知事表彰した。やまなしおもてなしアドバイザーの高野登さんが講演した。
 県民表彰団体の部で、南アルプス市の芦安の将来を考える会=かたくりの会と南アルプスマウンテンバイク愛好会が表彰された。

【山梨日日新聞 2月5日掲載】