芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2016年7月

【山梨県内のニュース】

障害者の防災考える 課題報告や講演会

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 中央市・昭和町障がい者相談支援センター「穂のか」は30日、同市の玉穂生涯学習館で、防災学習会「みんなで考える地域防災~その時あなたは~」を開いた。障害者の災害時の避難や地域との関わりについて考えた。

 市内外から約80人が参加し、「障がい児者の防災について考える」をテーマに意見交換した。障害者らでつくる中央市・昭和町地域自立支援協議会が災害について検討した内容を発表。障害者が、近隣住民に災害時の支援を依頼する心苦しさや、障害がある事実を家庭の外に出さない傾向があるといった内容を説明した。

 オブザーバーとして参加したNPO法人「災害・防災ボランティア未来会」の山下博史代表は「障害者が『私たちは助けてもらう権利がある』と主張するのは違うが、地域の住民同士で支援し合うのはお互いさまだ」と強調した。山下代表の講演もあり、4月の熊本地震の現状を写真を交えて説明した。

 学習会に参加した昭和町西条2区の区長を務める込山さん(63)は「組などの小さな単位で、日頃から障害者のいる家庭とつながりを持つ必要性を再認識した。災害時に障害のある人とどうコミュニケーションを取れるか考えていきたい」と話した。
 
(写真)障害児者の防災について考えた学習会=中央・玉穂生涯学習館

【山梨日日新聞 7月31日掲載】

【山岳関連ニュース】

富士山登山者数ハイペース

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 29日午後、富士山7合目の岩場は宿泊先の山小屋を目指す登山者で列ができていた。今年は好天に恵まれたことも影響し、今月1日の山開きから28日までに6合目以上を目指した登山者は6万7963人で、昨年同期を1万7千人余り上回っている。

 【写真】岩場に行列をつくる登山者=富士山7合目

 

【山梨日日新聞 7月30日掲載】

【山岳関連ニュース】

山岳遭難最多48件 県内上半期

87%が単独の登山者

山梨県警が28日発表した今年上半期(1~6月)の山岳遭難の発生状況によると、発生件数は昨年同期より17件増の48件、遭難者数は同21人増の54人で、いずれも過去最多だった。死者数は同2人増の9人。

 県警によると、発生件数、遭難者数とも、これまで最多だった2013年上半期を上回った。単独登山者の遭難は42件あり、全体の87.5%を占めた。天然の斜面を滑るバックカントリースキー中の遭難は富士山で3件あった。

 遭難の原因は滑落・転落が20件と最も多く、次いで転倒が11件、疲労・発病が7件など。遭難者は県内在住者が5人。県外在住者が49人で、このうち東京、神奈川、埼玉の3都県の住民は41人だった。

 山岳遭難は登山者が増える夏山シーズン(7、8月)に増加する傾向にあり、県警は登山口などだけでなく遭難者の多い首都圏でも啓発活動を実施する予定。県警地域課は「登山届の提出や危険箇所の把握など、事前にしっかり準備してほしい」と呼び掛けている。

 県警の細入浩幸生活安全部長は28日の会見で、登山中にスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」をプレーする登山客がいることに触れ、「非常に危険で、やめてもらいたい」と述べた。

 

【山梨日日新聞 7月29日掲載】

【山岳館便り】

カザフ・エコパーク管理議長来県

南ア関連施設を視察 市民への周知方法評価

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 カザフスタンで国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」を管理する「人間と生物圏(MAB)計画委員会」のローマン・ヤシェンコ議長が来県し、27日、南アルプス市内のエコパーク関連施設を視察した。ヤシェンコ議長は28日以降、南アルプスエコパークの構成市町村である韮崎、北杜両市や早川町も訪問する。

 ヤシェンコ議長は、カザフスタン国内にあるアルファラビカザフ国立大学の教授で、同国内の六つのエコパークを管理する政府代表者。27日は、南アルプスエコパークの管理事務所になっている同市芦安山岳館や南アルプス自然保護官事務所を訪れたほか、市内を中心に鳥獣害対策を行うNPO法人「甲斐けもの社中」の事務所などを視察した。

 芦安山岳館では、開催中の企画展や、図書スペースなど館内の設備を見学。シカやサルによる食害によって、南アルプスの植生が変わってきていることなど、市担当者から説明を受けた。

 ヤシェンコ議長は「自然に対する捉え方がカザフスタン人と違い、日本人は芸術的な側面が強いと感じた」と感想。「カザフスタンでは、研究者向けの施設が多い。(同山岳館は)リラックスして専門図書を読めるし、美術館としても楽しめる。エコパークの理念について、一般に周知する良い方法だ」と話していた。

 【写真】カザフスタンから来県し、視察するローマン・ヤシェンコさん(右から2人目)=南アルプス市芦安山岳館

 

【山梨日日新聞 7月28日掲載】

【山岳館便り】

山岳館 無休・山の日入館無料のお知らせ

 南アルプス芦安山岳館では7月20日~8月31日まで夏季期間は無休となります。

 8月11日「山の日」今年から祝日になりました。この日は芦安山岳館入館無料となります。

 現在、企画展「ナチュラリスト田淵行男の世界 博物学者が見た南アルプス」開催中!!

 みなさんのお越しをお待ちしています。

【山梨県内のニュース】

「フクシマ」伝える企画展 パネル、写真80点

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 山梨平和ミュージアム(甲府市朝気1丁目)は23日、甲府・県男女共同参画推進センターで企画展「大震災から5年、今、フクシマを考える」を始めた=写真。

 福島民報社の報道パネル「福島の記憶」や、同ミュージアムのスタッフが福島県の南相馬市や双葉町など東京電力福島第1原発周辺の帰還困難区域を訪れて撮影した写真など約80点を展示。東日本大震災による津波や除染作業、住民が離れたため傷んだ住宅などの写真が、震災・原発事故の被害が今なお続いている現状を伝えている。原発に関する書籍や新聞の特集記事も紹介している。

 24日は福島から山梨に避難している女性2人と、「福島に被ばく者手帳を作る会」代表の三田公美子さんを招き、交流会が開かれる。企画展は29日までで午前10時~午後5時(25日休館、最終日は午後4時まで)。観覧無料。

【山梨日日新聞 7月24日掲載】

【山岳関連ニュース】

名峰の自然を解説 県立大で講座

 富士山と南アルプス、八ケ岳について学ぶ連続講座「山梨の自然と文化の再発見」(山梨県立大地域研究交流センター主催)が24日から、甲府・県立大飯田キャンパス講堂で開かれる。10月まで5回にわたって、世界文化遺産である富士山の構成資産や南アルプスのライチョウの生息状況などについて解説する。

 連続講座では、南アルプスの生物保護や富士山と富士五湖の自然環境の変化などを紹介。初回は24日午後1時から、「富士山と八ケ岳の自然や文化の解説並びに最近の話題」をテーマに、富士河口湖町教委の杉本悠樹さんと北杜・オオムラサキセンター館長の跡部治賢さんが話す。

 9月4日の講座では、やまなし野鳥の会の村山力さんが「南アルプスのライチョウの現状と保護対策」と題して講義。国の特別天然記念物ライチョウは南アルプスが生息地の最南端とされるが、個体数は減少傾向にある。村山さんはライチョウの保護策などについて解説する。

 参加は無料で、当日の参加も可能。講義内容の問い合わせと申し込みは地域研究交流センター、電話055(224)5260。

 

【山梨日日新聞 7月23日掲載】

【山岳関連ニュース】

南ア・清水さんに警察協力章贈る

山岳救助活動に貢献

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 南アルプス山系で40年近くにわたり、山岳遭難者の捜索や救助に貢献したとして、南アルプス市芦安芦倉、会社役員清水准一さん(66)が19日、甲府・県警本部で警察協力章の伝達を受けた。

 清水さんは、1978年から県山岳遭難対策協議会南アルプス支部指導員として、南アルプス署と連携して、北岳などで救助に取り組んでいる。約20年前から続けている署員への装備点検や救助方法などの技能指導も評価された。

 同日の伝達式で、飯利雄彦本部長から表彰状を受け取った。清水さんは「一緒に活動している仲間とともに喜びたい」と話した。

 警察協力章は、長年にわたる警察活動への功績があった人に対して警察庁長官から贈られ、今年は1日付で、全国から39人が選ばれた。

 【写真】表彰状を受け取る清水准一さん(右)=甲府・県警本部

 

【山梨日日新聞 7月20日掲載】

【山岳関連ニュース】

自転車で甘利山疾走

406人、標高差1138メートル挑む

 韮崎市の甘利山を自転車で駆け上がる「~甲斐の国 激坂決戦~戦国ヒルクライムin韮崎・甘利山」(同市、ウィズスポ主催)が17日、開かれた。全国屈指の急勾配コースで行い、選手は息を弾ませ必死でペダルを踏み込んでいた。

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 年齢や性別、種別で分けた11のカテゴリーで競い、県内外から406人が出場。甘利山入り口から山頂直下の広河原駐車場までの全長11・7キロ、標高差1138メートル、平均斜度9・5%の難コースに挑んだ。

 選手は、ほら貝の音をスタートの合図に、家族や友人らに見送られて続々とコースへ飛び出していった。全カテゴリーの最高タイムは大倉壮さん(市川三郷町)の47分34秒だった。

 今大会は「ツール・ド・ニッポン2016」第5戦の位置付けで、同市出身の大村智・北里大特別栄誉教授のノーベル医学生理学賞受賞記念事業として開催した。

 16日はプレイベントとして、日本人で初めて近代ツール・ド・フランスに出場した今中大介さんによるトークショーなどがあった。

 【写真】甘利山の急勾配に挑む出場者=韮崎市旭町上条北割

 

【山梨日日新聞 7月18日掲載】

【山岳関連ニュース】

甲斐駒の自然継承へ

開山200年、北杜で記念シンポ

 南アルプス・甲斐駒ケ岳の開山200周年を記念したシンポジウム(甲斐駒ケ岳開山200周年記念事業実行委員会主催)が16日、北杜市の甲斐駒センターせせらぎで開かれた。登山家三浦雄一郎さんが基調講演で登山の魅力を伝え、パネルディスカッションで保全や利活用について考えた。

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 市内外から約300人が参加。三浦さんは「南アルプス・甲斐駒ケ岳を見上げて」と題して講演。甲斐駒ケ岳を「大変険しい山」と紹介し、「南アルプスや八ケ岳がある北杜市は世界最高峰の山岳環境だ」と称賛した。

 これまでの山岳経験を中心に自身の半生も紹介。80歳でエベレストを登頂したことに触れ、「心臓の不整脈などで体は万全ではなかったが、山からパワーをもらい何とか登り切ることができた」と説明。「山は生命力をぐんぐん上げてくれる究極のアンチエイジングだ」と語った。

 パネルディスカッションは、白倉政司市長や同市在住の登山家花谷泰広さん、甲斐駒ケ岳に関する著書を出版している宮崎吉宏さん、南アルプス国立自然公園指導員の遠山若枝さんがパネリストを務めた。花谷さんは「住民一人一人が自分が好きな山を一つ決めてホームマウンテンとして大切にしていけば、豊かな自然を将来に引き継いでいける」と提言。白倉市長は、南アルプスが国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録されたことを踏まえ、「エコパークの自然を守り、どのように利活用していくのか考えていかなければならない」と話した。

 【写真】80歳でのエベレスト登頂経験などを話す三浦雄一郎さん=北杜・甲斐駒センターせせらぎ

 

【山梨日日新聞 7月17日掲載】