巻きひげ取り、剪定の見直し
3月6日は巻きひげ取りでした。心配された天気も何とか持ちました。雨上がりで巻きひげも湿りがちで作業がしやすかったです。
ワイヤーに巻き付き、あちこちに散らばっているのをある程度まとめてから一気にはさみを入れていきます。巻きひげには病原菌が越冬しており、 そのままにしておくと病害の発生源となるため、取り除くことは大切な作業です。特に前年は晩腐病が発生したので、要注意の年。晩腐病は一度出ると畑にすみつくといわれます。
剪定の見直しと誘引も行いました。剪定の見直しにあたっては水口さんが指導、頂芽優勢などブドウ樹の生理も伝授されました。果梗痕などを取り除く「枝磨き」や出べそ切りもしました。
今年は温かいのか、水揚げが始まった枝もありました。20日ごろには石灰硫黄合剤を散布予定。萌芽を待つのみです。
今年の春の訪れは早そうです。19日には甲府で桜が開花。平年より9日、昨年より4日早く、1999年と並んで史上2番目の早さでした。
この日は、取水口周辺に土留のシート敷きもしました。
(2021年03月23日更新)