鱗片割れ・萌芽、昨年に比べ生育に遅れ
4月12日、シャルドネ、メルローともに鱗片が割れ、保護毛に覆われた柔らかな芽が現れ始めているのを一部で確認できました。萌芽期入りです。生育は平年よりもやや遅延、昨年のシャルドネはすでに展葉のステージに入っていたので昨年比では10日以上遅れています。今年は3月後半から寒気の影響などで花冷えとなり、4月10日には甲府で降雪が観測され、9年ぶりに季節外れの4月の雪となりました。
長梢剪定の写真は、シャルドネ。一部の枝で萌芽が確認できました。低温のためか水揚げもまだ活発ではないようです。3月半ばに水揚げの始まりを確認しましたが、寒気などの影響で動きが止まってしまいました。
短梢剪定の写真はメルロー。一部の枝で萌芽を確認できました。しかし、まだ全体的に鱗片は硬く水揚げしている枝もほどんとありませんでした。
(2019年04月12日更新)