双葉メルロー2013をテイスティング
甲州市勝沼町のマンズワイン勝沼ワイナリーの樽貯蔵庫で静かに熟成の時を刻む「双葉メルロー2013」。10月10日、マンズワインの武井千周さんのご指導の下、樽出しのワインをテイスティングする機会を得ました。
13年ヴィンテージは、猛暑や少雨でブドウがよく熟しました。樽で熟成中のワインは最終的に新樽、古樽とをブレンドし瓶詰めします。最終的には12カ月ほど寝かせます。新樽比率は4分の1となる予定です。
ワインの色調は、縁が紫がかったガーネット。香りは、赤系フルーツのほか、プルーン、スパイス、ほのかなバニラなど複雑さを感じます。果実はフレッシュというよりもコンフィチュールを思わせ、フルーツ香と樽香のバランスが心地よいです。
味わいでは、果実味は中程度からやや高め。力強さや良質のタンニンを備え、骨格のあるワインに仕上がりそうです。
(2014年10月22日更新)