2013仕事始め
9日、山日YBS双葉農場での2013年シーズンの仕事初めです。この時期の重要な作業となる冬季剪定。30人ほどが集まりました。明け方は冷え込みましたが、徐々に気温が上がり、剪定日和の一日となりました。畑ではホトケノザが花を咲かせていました。シャルドネを新たに植樹したため、昨年よりも単純に作業量は倍となりました。それだけに人手が鍵を握ります。
作業はまず、昨年6月に青苗を植えたシャルドネから。あらかじめ枝ぶりから今年実をならせる木とそうでない木をより分けてあり、前者はある程度の長さで枝を切り南向きに統一して第1ワイヤへと誘引しました。後者は、第1ワイヤの下30センチほどで切り、もう一年成長を待ちます。
続いてメルロー。今年で6シーズン目に入ります。昨年秋までに伸びた1年枝を今年の結果母枝として切り戻し、基本的には2~3芽を残す短梢剪定とします。ただ、左右のアームのうち、片方を更新するため、一時的に7~8芽を残す長梢剪定にする木もあります。そのため、剪定ばさみだけでなく、のこぎりも必要となります。
シャルドネもメルローも、枝の切り口には病害の感染を防ぐため「トップジンMペースト」を塗布しました。
この日は午前9時から作業を開始し、昼食をはさんで午後2時までかかりました。昼食はシートを敷いてピクニック気分。お弁当に、アツアツの特製豚汁がつきましたよ!
(2013年02月19日更新)