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 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山岳館便り】

蔓払い 南アルプス夏山開幕

地元関係者ら安全登山を祈願

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 南アルプス市と南アルプス署、市観光協会は23日、同市芦安芦倉の広河原で開山祭を開いた。「蔓払い」の儀式で登山者の安全を祈り、北岳など3千メートル級の山々が連なる南アルプスの夏山シーズンの幕開けを告げた。

 関係者や登山者約150人が集まった。金丸一元市長は「南アルプスの自然を堪能してほしい」とあいさつ。蔓払いの儀式では、矢崎俊秀市議が山の案内役の姿になり、木を組んで作った「門」をふさぐように張られた蔓約30本をおので切り開いた。出席者らは安全登山を祈願しながら門をくぐり抜けた。

 会場では芦安中の生徒による「北岳の歌」の合唱や夜叉神太鼓の演奏が披露された。手打ちそばや南アルプス市特産のサクランボも振る舞われた。

 この日の午前は時折雨が降るあいにくの天気で、登山者は例年に比べて少なかった。1泊2日の日程で北岳を目指すという長野市の男性は「キタダケソウを見るのが楽しみ」と話し、広河原を出発した。

 一方、南アルプス署は野呂川広河原インフォメーションセンター内に広河原臨時警備派出所を開所。8月下旬まで、週末を中心に署員が常駐して、登山者に登山計画書の提出を求め、事故防止を呼び掛ける。

 【写真】組み上げた蔓をおので切り開いた「蔓払い」=南アルプス市芦安芦倉

【山梨日日新聞 6月24日掲載】

[南アルプス芦安山岳館]
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