最終回となったその夜、会場には100人以上が集まりました。情報発信、歴史・伝統、教育・子育て、農業、高齢者、自然の6つのグループに分かれて、それぞれの意見が発表されました。
【写真】発表の様子
歴史・伝統チームの発表は「芦安」について。この地域を活かすために若者たちが考えたのは「IT×ART」という新たな発想です。ネット環境さえあればどこでも仕事ができるIT関連の人たち、創作の場を欲しているアーティストたちを呼ぶ。彼らにはお客さんとしてではなく、住民として暮らし、地域の行事に参加し、芦安の伝統を繋ぐ役割を担ってもらうという内容でした。
実現には様々な問題もあると感じましたが、若者たち自身がこの講座と発表を楽しんでいたこと、また「何とかしなくては」という危機感よりも「こんな場所に住みたい」という前向きな思いが表れていたことがとても素敵だな、と感じました。
発表の様子などが3月29日(日)10:00~10:30、YBSラジオで放送されるそうです。ぜひお聞きください。