南アルプス開山祭を今月30日(土)に控え、今年も登山者の皆さんを迎えるための準備が進んでいます。
先月25日には、山岳館のすぐ上にある大石山ノ神で安全祈願祭=写真右=が例年通り行われました。山小屋管理者、環境省自然保護官、市の職員、芦安ファンクラブ関係者らが集まり、登山者の安全や天候の安定、山小屋営業の無事などを祈りました。
また今月初めからは、山小屋営業のための荷揚げ=写真左=が始まっています。一度に揚げる荷物の重量は約500キロ。1回の荷揚げでは10往復以上することもあるそうです。シーズンを通して6回ほど予定されている荷揚げ。登山者の皆さんが快適に過ごせるよう、山小屋のご主人たちも頑張っています。
開山祭を経て、南アルプスもいよいよ夏山シーズンを迎えます。山に関わる人たちは、南アルプスを訪れるすべての皆さんが、安全に快適に登山ができるよう準備を進めています。今年も、たくさんの登山者の皆さんに南アルプスの素晴らしさを堪能していただけることを願っています。