芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

 南アルプス市芦安山岳館メールは、2023年3月末をもって配信を終了しました。今後は、南アルプスNetやFacebookなどで、山岳情報や観光情報などを随時発信していきます。

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【山岳館便り】

今年も元気に泳ぐ芦安の鯉のぼり

 今回は4月24日に行われたこいのぼりの取り付け作業をご紹介します。

【写真】元気に泳ぐこいのぼり
【写真】元気に泳ぐこいのぼり

 今回も昨年に引き続き芦安ファンクラブ会員の皆さんによって約100匹のこいのぼりが取り付けられました。場所は昨年と同じ芦安小学校前の御勅使川(みだいがわ)で、川の上をたくさんのこいのぼりが気持ち良さそうに風に泳ぎます。

 昨年は写真撮影だけでしたが、今年は私も初めて作業のお手伝いさせていただくことになり、こいのぼりにふさわしい晴天になることを願いつつ、24日の日曜日に取り付け作業をすることに決まりました。当日は願い通り快晴になり、御勅使川には10名の会員の方が集まり、足場の悪い所での作業にもかかわらず手際よく取り付け作業を進め、次々と色とりどりのこいのぼりが風の中へ泳ぎ出します。100匹もあるため、相当時間がかかると思っていましたが、午前中には全ての作業を終わらせることができました。

 【写真】こいのぼり設置作業_2 【写真】こいのぼり設置作業_1
               【写真】こいのぼり設置作業

 毎年元気に泳いできたこいのぼりも長い年月を経てだいぶ傷んでしまったので、事前に広報などを利用して、不要になったこいのぼりを譲って欲しいというお願いをしたところ、33名の方々から連絡をいただき、たくさんのこいのぼりが山岳館に集まりました。新品のこいのぼりや、お子さんの思い出がたくさん詰まっているであろうこいのぼりなどもあり、しばらく眠っていたこいのぼりたちが再び元気に泳ぐ姿を見ると、こちらも元気をもらえる気がします。どのこいのぼりもきれいで素晴らしいものばかりですが、同じようなデザインの中にもよく見るとこいに金太郎が乗っているものなどもあり、それぞれ個性的で面白いと思いました。

【写真】桜とこいのぼり
【写真】桜とこいのぼり

 芦安では現在ソメイヨシノが咲いていますが、御勅使川を泳ぐこいのぼりのすぐ近くでは八重桜がつぼみになっており、ゴールデンウイークには満開になっていることを期待しています。また、5月15日の日曜日には芦安小学校の校庭で「新緑・やまぶき祭」が開催されます。その頃には素晴らしい新緑の中、ヤマブキの花もたくさん咲くと思いますので、ぜひ沢山の方々に芦安へ足を運んでいただき、お花に癒されるとともに、優雅に泳ぐこいのぼりから元気をもらってほしいと思います。

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