南アルプス市商工会長の小林寛樹さん(66)は、趣味で作っている野鳥の木彫りを南アルプス芦安山岳館に贈った。森で見掛けるジョウビタキなどをモデルにしていて、同館の壁や柱に飾られている。
小林さんが作ったのはジョウビタキとアカゲラ、ルリビタキの三種類計十個。鳥類図鑑で寸法を調べて設計図を作った後、型紙を木材に転写して彫る。くちばしや腹部の裏部分などはインターネットやはく製を参考にしていて、約一年かけて仕上げた。
一枚一枚の羽の数やつめの長さ、色合いなども本物そっくりの出来栄え。塩沢久仙館長は「はく製並みの完成度。温かみがあり、親しみやすい」と喜んでいる。小林さんは「鳥に関心を持ち、バードウオッチングを楽しむ人が少しでも増えればうれしい」と話している。
(写真)柱に取り付けられた野鳥の木彫り=南アルプス芦安山岳館
【山梨日日新聞社 7月29日掲載】



