7月12日(土)13日(日)と芦安中学の校外学習の一環として北岳登山の下見に同行させていただきました。
先日の「キタダケソウ観察会」では、お池小屋までだったので、本格的な北岳登山は今回が初めてとなりました。芦安中学の校長先生、教頭先生、教諭2名、芦安駐在さん、芦安ファンクラブの指導者2名と私の8名で12日午前5時に山岳館から広河原へ向かいました。


【写真・左】=小太郎尾根から望む北岳
【写真・右】=ハクサンイチゲと仙丈ヶ岳
広河原からは「大樺沢二俣コース」と「白根お池小屋コース」の2コースに分かれて登り、小太郎尾根で合流しました。私は「大樺沢二俣コース」の方に同行させてもらいました。お天気も最高によく沢沿いのコースなので時々湧き水に手をかざしては登りました。
二俣の少し手前の辺りから残雪がありました。下界では真夏なのに雪の上を歩ける大自然のくれた最高の恵みに感激し、うれしくて少しはしゃぎすぎ何度も雪の上を転がってしましました(笑)←危険行為なので怒られましたが。。。
合流地点の小太郎尾根までは、じりじりと夏の太陽が暑く厳しく照りつける灼熱地獄でヘトヘトになりながらも時々歯をくいしばり標高2890mの小太郎尾根に到着しました。日焼けがすごく、疲れもあったせいかきつかったです。
小太郎尾根に着くと「お池小屋コース」はまだ到着していませんでした。そのおかげで、だいぶ休憩できました。春風のような涼しい風がほてった身体を鎮め、たくさんの花たちが乾いた心と身体を癒してくれました。30分くらい待ち、2コース合流して肩の小屋へ1時間ほど歩きました。
午後2時くらいに肩の小屋に到着しました。缶ビールを2本飲んだら高山病になってしまいました。。。幸い指導者と小屋の方の適切な処置とアドバイスにより5時間くらいで回復しましたが、標高の高い場所での飲酒は危険なのだと反省するとともに学び、登山者の皆さんにも知識として知ってほしいと思いました。そして小屋のアルバイトの方々のテキパキと働く姿にも感心しました。
その後、体調が悪いながらも夕焼けのまぶしく幻想的な現実を写真に収めたくてカメラを取りに小屋へ急ぎました。

【写真】北岳と月
夕食後、午後8時から星の観察会をしました。120倍のオペラグラスで見た世界は言葉では言い表せないほど美しく、今でも瞬間、瞬間が記憶の中に閉じ込められています。
2日目は、午前4時起床。今日も最高の登山日和です。まだ薄暗い登山道を北岳山頂へいざ出発!!1時間ほどで山頂に到着しました。やっと偉大なる北岳山頂の第一歩を踏みしめることができ、感激しました。
御来光も初めて拝みました。青紫の雲海から、燃えているような赤いオレンジ色の太陽が昇る瞬間が忘れられません。その後、念願の初めてのキタダケソウを観察しました。感激!感激!!感激!!!やっと出会えました。
何もかもが初めての体験で美しい思い出をたくさん心の中に刻むことができた2日間でした。生きている事を実感した2日間でした。
私は今、こんなに素晴らしい体験ができたことに感謝しています。



【写真・左】=朝焼け
【写真・中】=北岳山頂から望む御来光
【写真・右】=北岳山頂から望む南アルプスと富士山