
南アルプス山岳館で6月22日から、特別展示「南アルプスに学ぶ」が始まった。この展示は、登山者や観光客に、エコツーリズムを通じて、南アルプス地区の自然に深く接する機会を持ってもらおうと企画された。23日には、南アルプス市の今沢忠文市長や県、国の関係者らが出席してオープニングセレモニーが開かれた。
北岳や仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳など南アルプス北部の人気が高まる一方、登山道や宿泊施設などのオーバーユースによる環境への負担も大きくなっている。また南アルプスを世界自然遺産に登録しようと協議会が発足するなど、自然などへの評価も大きくなっている。エコツーリズム導入は、こうした環境変化を受けて南アルプス市が進めているもので、環境省や林野庁、地元と連携して進めている。
今回の展示では、南アルプス北部の地域の魅力を写真パネルや図表などを使ってわかりやすく解説。森林の様子、林業の歴史、造山運動(地形や地質)、野呂川の水、さらに癒やし効果などについても展示している。また、エコツーリズムや森林散策、登山など、南アルプスの自然の楽しみ方も紹介している。展示は来年5月18日まで行われている。
