芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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山岳館便り

【山岳館便り】

【この道 追悼】固有植物保護に尽力

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 北岳など南アルプス山岳観光の拠点となる南アルプス市芦安芦倉の「南アルプス芦安山岳館」の館長、塩沢久仙さん=南アルプス市上今井、写真=が亡くなった。75歳だった。北岳固有の高山植物の保護、山岳遭難者の救助活動、山岳文化の発信などに力を注いだ。

 中学生のころから登山に魅力を感じてのめり込んだ塩沢さんが、本格的に南アルプスに関わることになったのは、1965年に夜叉神峠小屋の管理人になってから。毎日のように登山者らの食料などの荷揚げを繰り返し、多くの時間を山で過ごしてきた。85年には広河原山荘の管理人となり、2003年からは芦安山岳館の初代館長を務めていた。

 北岳の固有種・キタダケソウなど高山植物の保護に尽力。全国に先駆けて高山植物の譲渡禁止を柱とする、山梨県の保護条例制定(1985年)に携わった。

 30年以上の親交があり、南アルプスの山岳遭難防止に向けて活動する「大久保基金の会」の清水准一会長(67)は「謙虚で、多様な人脈を生かして幅広い活動をしていた」と振り返り、「南アルプスの魅力を世に発信し、価値を高めた人」と功績を挙げる。

 塩沢さんが30~40代のころには、警察から依頼を受けて山岳救助に力を尽くした。清水さんは塩沢さんの遭難者対応について「山に来てくれた人に対する感謝の気持ちを感じた」と振り返る。

 75歳の誕生日だった今年9月24日、南アルプス・栗沢山(2714メートル)の山頂付近でガイド中に意識を失い、甲府市内の病院で死亡が確認された。病死とみられる。

 広河原山荘の運営を引き継ぐ次男・顕慈さんは父の「嫌な仕事を一番にしろ」との言葉が印象に残り、今も大切にし、山小屋では誰よりも早く起床するなどしている。「父の担っていた仕事の一部でしかないが、時代や山に来る人の要望の変化を捉え、柔軟に山と共生したい」と語る。

 取材で山岳館を訪れると、塩沢さんは毎回、穏やかな笑顔で館内を気さくに案内してくれた。まだまだ聞きたいことがたくさんあったのに残念でならない。

【山梨日日新聞 12月23日掲載】

【山岳館便り】

芦安の協力隊が活動報告 野菜の栽培、食害説明

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 南アルプス市芦安地区を拠点にしている地域おこし協力隊の3人がこのほど、芦安中央公民館で活動報告会を開いた。地区内で育てている獣害に強いとされる農作物の栽培状況を住民に説明。収穫した野菜を使った料理を振る舞った。

 協力隊は3人。5月に市から委嘱を受けて市芦安窓口サービスセンターを拠点に活動し、地区内の畑でピーマンやショウガ、エゴマ、ソバなど約10種類を栽培している。

 報告会では作付けの状況や芽、葉、実が獣の食害にあったかどうかを資料にまとめ、来場者に配布。3人が、エゴマには食害はなかったが、ソバは芽も葉もシカに食べられたことを報告した。青山さんは「獣の侵入を防ぐ柵なしで育てられる作物が分かってきた。作付けの参考にしてもらいたい」と呼び掛けた。

 報告会は、収穫した野菜を住民に味わってもらおうと「芋煮会」と銘打って企画。サトイモのみそ風味の芋煮、エゴマのシフォンケーキなどを味わうお年寄りらに3人が野菜栽培の状況などを個別に説明もした。公民館の入り口では、食害が少なかったショウガで作ったシロップを溶かした「しょうが湯」が振る舞われた。
 
(写真)活動報告をする地域おこし協力隊のメンバー=南アルプス市芦安安通

【山梨日日新聞 12月20日掲載】

【山岳館便り】

冬山登山する皆さんへ

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 12月から2月までは厳寒の冬山シーズンです。冬山登山には高度な技術や豊かな経験、万全な装備、十分な体力、それらに応じた適切な計画が求められます。 

【冬山登山の注意事項】

  1. 事前調査
     各自の経験・技術・体力に応じた山、コース選び、無理のない日程計画をたてる。
  2. 装備
     天候や気温の急変など厳しい自然条件にも対応できる装備を準備する。
  3. 健康管理とトレーニング
     入山前に健康管理、十分なトレーニングをして体調を整える。
  4. 単独登山厳禁
     パーティーを組んで登山する。経験豊富なリーダーをたてる。
  5. 気象状況の把握
     ラジオ、携帯端末などで気象状況を常に把握し気象変化に応じた行動をとる。
  6. 登山計画書の提出
     万が一の遭難時の捜索や救助活動に備えて、登山計画は忘れず提出する。

    みなさん安全で楽しい冬山登山を!!

[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳館便り】

山小屋情報

 これから、そして年末年始に登山される方も多いと思います。南アルプスの山小屋営業についてのお知らせです。

「年末年始営業」(要予約)

 ・長衛小屋 ・薬師岳小屋 ・南御室小屋 ・鳳凰小屋 

「避難小屋として一部使用可」

 ・北岳山荘 ・北岳肩の小屋 ・白根御池小屋 ・広河原山荘

 ・長衛小屋 ・薬師岳小屋 ・南御室小屋 ・鳳凰小屋

 営業期間等、詳しくは各山小屋へお問い合わせください。

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【山岳館便り】

冬こそバードウォッチング

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写真左はキバシリ。右はヒガラ

 日々、寒さも厳しさを増してきました。寒くなると外へ出る機会も少なくなるかもしれません。そこで、防寒をすれば冬でも楽しめる それが、バードウォッチングです。

 木々の葉が落ちた林は鳥たちを見つけやすく、鳴き声も響くので観察するには今が絶好の季節です。大人から子供まで楽しめるバードウォッチング、その魅力を五感で体感してみてはいかがですか。

 まずは、自然の中で3分間そっと耳を澄ませてみましょう。鳥たちが鳴き声で出迎えてくれますよ!!

《持ち物》
  ・双眼鏡 ・フィールドスコープ
  ・図鑑(ハンドブック)
  ・カメラ ・スマホ など
  ・手袋 ・帽子 ・カイロ など

《注意》防寒対策はしっかりと。
   服装は原色を避け、緑色や茶色の自然色なもので。

南アルプス夜叉神の森・櫛形山などにバードウォッチング出かけてみませんか!!

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【山岳館便り】

お知らせ

 調整中でした南アルプスNET「夜叉神峠ライブカメラ」ですが、本日復旧しましたのでお知らせいたします。 ご不便をおかけし申し訳ございませんでした。

【山岳館便り】

南アルプスの山々も真っ白く

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北岳 広河原より

 11月になりここ数日で南アルプスの山々は雪が降り山頂付近はすっかり真っ白くなりました。紅葉も終わり山はすっかり冬の景色です。芦安山岳館周辺では風が吹けば落ち葉が舞い上がり、早朝には霜が降りて濡れています。そんな落ち葉が林道脇を彩っています。

 葉が落ちた木々は「バードウォッチング」に最適です。お天気のいい日に夜叉神峠までの登山道沿いで耳を澄ませゆっくり歩いてみてはいかがですか。心と身体をリフレッシュ!きっと鳥たちが迎えてくれます。そして、峠からは雪をかぶった白峰三山を堪能してください。

 これから冬山登山する方は、しっかり登山計画をたて、冬山装備もしっかりして慎重な行動で安全登山を楽しんでください。

 *各山小屋は小屋閉めが終わっていますので注意してください。

 *南アルプス林道 夜叉神峠登山口~北沢峠は11月6日より来年6月下旬まで通行止めです。

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【山岳館便り】

南アルプス林道情報

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 現在、白峰渓谷広河原周辺の紅葉・黄葉もきれいに色づいています。南アルプスの山々も初雪が観測され、北岳山頂では最低気温が氷点下の日もあります。シーズンもいよいよ終わりに近づいて来ました。今年も大勢の方が南アルプスを訪れました。
 南アルプス林道(夜叉神の森駐車場から奥)の通行は、11月5日(日)までとなります。林道閉鎖にともない山梨交通バス、タクシー、市営バスの運行は、11月5日で終了します。

 

山小屋営業情報
肩の小屋 : 宿泊は11月2日まで
北岳山荘 : 宿泊は11月4日まで
広河原山荘: 宿泊は11月4日まで
白根御池小屋:宿泊は11月4日まで
長衛小屋 : 宿泊は11月4日まで
 
農鳥小屋、大門沢小屋、両俣小屋、熊ノ平小屋、塩見小屋は営業終了しました。
※その他詳しくは各山小屋にご確認ください。

 

芦安山岳館情報
南アルプス芦安山岳館では、11月20日(月)「山梨県民の日」は入館無料になります。
企画展「雷鳥写真展」は一部内容を変更して引き続きご覧になれます。
この機会にぜひ、お越しください。

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【山岳館便り】

武川小の5年生 エコパーク学ぶ

芦安山岳館で学習会

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 北杜・武川小の児童は、芦安山岳館で、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」について学びました=写真

 総合的な学習の時間に、豊かな自然のあるエコパークがもたらす恩恵について勉強している5年生23人が参加。南アルプス市観光商工課の担当者から市内のエコパークの特徴について説明を受けたほか、芦安小の3人の児童から南アルプスの登山体験の様子などを聞きました。

 芦安小の児童にはお礼として、北杜市の水をPRするキャラクター「ミズクマ」をデザインしたシールやクリアファイルを贈りました。

【山梨日日新聞 10月26日掲載】

【山岳館便り】

第45回登山教室 栗沢山、仙丈ヶ岳へ

 9月30日~10月1日に芦安ファンクラブ、芦安山岳館共催で今年度最後の第45回登山教室が行われました。

 お天気にも恵まれ、登山経験長い方、短い方、山小屋泊り初体験の方などが芦安ファンクラブのガイドと共にきれいに色づいた紅葉、黄葉の中を「栗沢山」「仙丈ヶ岳」コースに分かれ登山しました。そして全員揃って山頂に立ちました。栗沢山山頂からは甲斐駒ケ岳の迫りくる雄姿が、仙丈ヶ岳山頂からの絶景は、標高No.1~3「富士山」「北岳」「間ノ岳」が展望でき最高でした。参加のみなさんお疲れ様でした。

 恒例の山小屋での座学、ガイドが講師になり南アルプスの山についての講座も行なわれました。

 来年度も南アルプス登山教室の企画をします。みなさんもご参加ください。

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栗沢山山頂

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仙丈ヶ岳山頂

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