芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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山梨県内のニュース

【山梨県内のニュース】

甲府中心街に「山」そびえる

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 甲府市中心街に高さ19.25メートルの「山」がある。山といっても、富士山や南アルプスのような山ではなく、県庁別館。上空から見ると、漢字の「山」の字の形をしていることが分かる。

 日銀本店が「円」の形をしているのは有名だが、県財産管理課の佐藤晴仁さん(49)によると、県庁別館が山の形をしていることはあまり知られていない、という。1930(昭和5)年3月31日に完成。昭和初期の記録が残っていないことから、設計者は分かっておらず、意図して山の形にしたのかも分かっていない。

 かつては知事室が置かれ、重要施策を決める場になった。関東大震災や空襲にも崩れることなく、当時の姿を今に残している。2015年には耐震改修工事が完了し、山梨の近代を支えた先人を紹介する「山梨近代人物館」が整備された。

 建設から今年で88年。人間で言えば、“米寿”に当たる。佐藤さんは「県民の財産。長く勤めて愛着もある。大事に使い、後世に残していきたい」と話した。

 【写真】上空から見た県庁別館。「山」の形をしていることが分かる=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から

【山梨日日新聞 6月15日掲載】

【山梨県内のニュース】

「赤い宝石」見極める熟練の目

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 新聞紙の上に並べられた赤い宝石。サクランボ「佐藤錦」の出荷がピークを迎えている南アルプス市で、農業中込さん=同市西野=は実を優しく手で取り、傷みがないか目をこらして確かめていた。出荷できない実は「はねだし」専用の箱へ入れる。

 軸が取れているものや、小さいもの、割れているもの。色付きが薄かったり、反対に濃かったり。一目では傷ものとわからない実も、中込さんは「ほら、少しぷにっとして柔らかそうでしょう」と即座に見極める。葉でこすれた跡がわずかにあるだけでも、出荷はできない。

 贈答用として商品性が高い果実だからこそ、妥協は一切しない。はねだしは仕分け作業を手伝うアルバイトや知人に配る。「自然相手だから、全て同じにはならないよね。1年かけて育てたものが出荷できないのは切ないけどね」。そう言うと、少しだけ寂しそうに笑った。
 
(写真)サクランボ「佐藤錦」の選別作業をする中込まさみさん。傷やこすれた跡がある実は、規格外の「はねだし」専用の箱に入れる=南アルプス市西野

【山梨日日新聞 6月9日掲載】

【山梨県内のニュース】

クマ、目撃最多ペース 繁殖期、自治体が警戒

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 山梨県内でクマの目撃情報が相次いでいる。5月は23件の通報があり、4、5月の2カ月間で計26件。記録が残る2013年以降では最多ペースとなっている。観光スポットや小中学校周辺でも目撃されており、地元自治体は注意を呼び掛ける看板を設置。人への被害は確認されていないが、6、7月はクマの繁殖期で活動が活発になることから警戒を強めている。
 
 「クマがエリア内にいます。注意してください」。富士吉田市にある新倉山浅間公園。入り口には日本語とともに英語や中国語で、クマの目撃情報があることを伝える看板が設置されている。

 富士山をバックに忠霊塔を写真に収められる撮影スポットとして知られる同公園。国内だけでなく、外国人観光客も数多く訪れるが、5月31日、忠霊塔から徒歩で約10分の登山道でクマが目撃された。市は急きょ注意を呼び掛ける看板を周辺4カ所に設置した。

 新倉山にはアヤメが群生していて、地元住民グループ「アヤメの会」が手入れをしている。高尾富士男会長は「定期的に山に入るので恐ろしい」と不安そうに話した。6月3日には「新倉山あやめ祭り」が開かれたが、開会式の場所を忠霊塔前から市街地に近い神社に移すとともに、棒で鉄柱をたたいて音を出すなどして警戒したという。

 県みどり自然課によると、クマの目撃情報は5月が23件で、13年以降では最多。6月に入ってからも、甲州市と富士川町で目撃されている。山林での目撃が多いが、小中学校や民家周辺での目撃情報もあり、各校は下校時に教員が引率したり、集団で下校したりするなど対応に追われた。

 同課によると、繁殖期に入る6、7月は例年、目撃情報が多く、昨年は6月に39件、7月に24件あった。同課の担当者は「クマと出合わないことが大切」として、通行者の多い登山道を移動することや、鈴やラジオなど音の出るものを持ち歩くよう呼び掛けている。
 
(写真)富士吉田市役所が設置した、クマの出没を知らせる看板=富士吉田・新倉山浅間公園

【山梨日日新聞 6月7日掲載】

【山梨県内のニュース】

「日本遺産」に山梨の2件認定

■峡東3市葡萄畑の風景
■山梨、長野高地の縄文世界
 
 文化庁は24日、地域の有形、無形文化財をテーマでまとめて魅力を発信する「日本遺産」について、山梨、笛吹、甲州3市の「葡萄畑が織りなす風景」、北杜など山梨県の6市と長野県にまたがる「星降る中部高地の縄文世界」などを新たに認定した。山梨県で認定されたのは初めて。
 
 「葡萄畑-」は奈良時代から始まったと伝えられるブドウ栽培が水田や桑畑だった風景を変え、ブドウ畑で育まれたワインが地域に根付き溶け込んでいるとの内容。ブドウ畑やワイナリー、栽培を支えた治水施設など23の構成文化財からなる。

 審査委員会では「ブドウとワイン、日本人の関係を考える面白い素材。ブドウとともに育ってきた地域の景観、暮らし、文化が魅力的なストーリーとして組み立てられている」と評価された。

 「星降る-」は、縄文時代に八ケ岳を中心とした中部高地の鉱山から掘り出された黒曜石が麓のムラに広まり、遺跡や出土品から縄文人の繁栄、豊かな芸術性を身近に感じることができるという内容になっている。

 構成文化財は山梨が22、長野が45件の計67件。審査委員会は「日本全国に広がる縄文文化のうち、日本最古の黒曜石産地を取り上げ、山麓の縄文集落と結び付け、魅力的なストーリーにしている。黒曜石や土偶の芸術性への着目も面白い」とした。

 いずれも2度目の申請。「葡萄畑-」は昨年、ブドウ畑が広がる景観の中にワイナリーが点在する内容にしたが、「見どころが分かりづらかった」(県教委学術文化財課)。ブドウ畑の景観にテーマを絞り込み、ワインに関する文化財を選び直した。「星降る-」は申請の代表を長野に変更。黒曜石を中心にした内容に修正した。一方、甲州市が茨城県牛久市と申請していた「日本ワインの歴史ロマン香る風景」は落選した。

 日本遺産は、地域の魅力を国内外に分かりやすく伝え、観光振興につなげるのが狙い。本年度は76件の申請があり、13道県の13件が認定された。これで43道府県の67件となった。認定を受けた地域は3年間、文化庁からの補助金を受けるなどして、構成文化財を活用した地域活性化事業に取り組む。

 新たな日本遺産は神奈川、静岡両県にまたがる箱根の旧東海道を中心とした「旅人たちの足跡残る悠久の石畳道」や、鬼退治の伝承に関係する史跡などで構成する「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま」など。

【山梨日日新聞 5月25日掲載】

【山梨県内のニュース】

逆さ富士 農鳥“飛来”

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 富士北麓地域の春の風物詩で、富士山7~8合目の残雪が鳥のように見える「農鳥」が11日、出現した。

 富士吉田市が同日、発表した。農鳥の“飛来日”は昨年と同じだった。

 市富士山課によると、職員が同日朝に確認。今年は4月に暖かい日が続いたが、今月9日に降雪があり、雪にうっすら覆われた珍しい農鳥になったという。

 農鳥の出現は、古くから農作業を開始する目安とされてきた。この日、富士吉田市上吉田では、逆さ富士が映った水田で作業をする農家の姿が見られた。
 
(写真)農鳥(円内)が出現した富士山の麓で田植えを控え、トラクターで作業する農家=富士吉田市上吉田

【山梨日日新聞 5月12日掲載】

【山梨県内のニュース】

サクランボ狩り 甘酸っぱい実が鈴なり

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 南アルプス市で1日、ハウス栽培のサクランボ狩りがスタートし、訪れた観光客が楽しんでいる。

 同市西野の「南国園」では、高砂など3品種の摘み取りが始まった。来園者が甘く熟した実を摘み、口の中に広がる甘酸っぱい味覚を楽しんだ。愛知県から家族で訪れた女性は「5年ほど前から毎年来ているが、今年は特に甘いですね」と笑顔で話していた。

 同園によると、今年は上々の出来。園主は「来園者の笑顔で1年の苦労が報われる。多くの人に食べに来てほしい」と話している。

 JA南アルプス市と市観光協会によると、市内でのサクランボ狩りの料金は20日までの加温ハウスが30分食べ放題で1人3千円。6月からの露地が40分で1人2千円。申し込み、問い合わせは同協会のサクランボ狩り専用ダイヤル、電話070(2681)3881。
 
(写真)サクランボ狩りを楽しむ観光客=南アルプス市西野

【山梨日日新聞 5月2日掲載】

【山梨県内のニュース】

GW中の混雑予想

 ゴールデンウイーク(GW)期間中の山梨県内の交通機関の混雑予想がまとまった。下りはJR中央線、中央自動車道ともに5月3日が最も混み合い、上りは中央線が5日、中央道は3~5日がピークとみられる。

 JR東日本八王子支社によると、4月25日現在、5月3日に甲府駅を通る下り特急42本のうち28本で指定席が完売。5日の上り特急の指定席は38本中15本で売り切れた。連休初日の4月28日も下りを中心に混雑するとみられ、始発から午後2時半までに甲府駅に到着する特急20本のうち11本が完売している。

 一方、中日本高速道路によると、GW期間中に山梨県内では10キロ以上の渋滞が上下線で計9回発生する見込み。県内に及ぶ最も長い渋滞は上りが4日午後6時ごろと、5日午後4時ごろに発生。いずれも小仏トンネル付近を先頭に最大30キロとなる見通し。下りは3日午前7時ごろ、双葉ジャンクションを先頭に約20キロと予想している。

【山梨日日新聞 4月27日掲載】

【山梨県内のニュース】

中部横断道、六郷-南アIC夜間に通行止め 5月7~9日

 中部横断自動車道六郷インターチェンジ(IC)-南アルプスIC間の上下線が5月7~9日、トンネル設備点検のため夜間通行止めとなる。

 中日本高速道路八王子支社によると、時間はいずれも午後8時~翌日午前6時。予備日は10、11日の同時間帯に設定している。点検のほか、道路の補修も行う。

 同支社は国道52号などの迂回路を利用するよう呼び掛けている。

【山梨日日新聞 4月21日掲載】

【山梨県内のニュース】

ゆるキャン△「聖地」でスタンプラリー

 山梨を舞台に女子高校生のアウトドア体験を描いた人気アニメ「ゆるキャン△」に登場するモデル地を巡るデジタルスタンプラリー(「ゆるキャン△製作委員会」主催)が、21日から6月3日まで開催される。県内各地に貼られたポスターのQRコードを、スマートフォンで読み取ってスタンプを集める仕組み。「聖地」で収集したスタンプの数に応じて、関連グッズが当たる抽選に応募できる。
 
 アニメのファンに山梨に足を運んでもらおうと企画。「ゆるくないスタンプラリー」と題して、笛吹川フルーツ公園(山梨市)などを巡る「野クルコース」、本栖湖畔の浩庵キャンプ場(身延町)を訪れる「富士山コース」など5コースを用意している。

 専用の特設サイトにログインした状態で、モデル地や関連スポットに貼ってあるポスターのQRコードを読み取ると、スタンプを押したことになる。各コースのデジタルスタンプを全て集めると、関連グッズの抽選に応募できる。プレゼントはコースによって異なり、声優のサイン入りたき火台や番組ポスターなどが当たる。

 やまなし観光推進機構はイベントに合わせて、5コース全てを1泊2日で巡るバスツアーを5月25~26日に開催。JR新宿駅発着で、参加者を募っている。スタンプラリーの開催について、同機構の担当者は「放映が開始されてから、多くのファンが山梨を訪れている。イベントを通じてさらに現地の魅力を伝えていきたい」と話している。

【山梨日日新聞 4月19日掲載】

【山梨県内のニュース】

富士吉田西桂スマートIC開設 河口湖方面は5月供用

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 富士吉田市上暮地に整備された中央自動車道富士吉田西桂スマートインターチェンジ(SIC)の東京方面の供用が15日、始まった。県内3カ所目のSICで、首都圏からの観光客増加や災害時の緊急輸送路としての役割が期待されている。

 同SICは中央道都留IC-河口湖IC間にあり、高速道路と県道を直接つなぐ「本線直結型」を採用。自動料金収受システム(ETC)を搭載する車両が24時間利用できる。県内のSICとしては双葉、笛吹八代に続き3カ所目。県や中日本高速道路によると、1日当たり2400台の利用を見込んでいる。

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 この日は富士吉田市環境美化センターで記念式典が行われ、後藤斎知事や堀内茂富士吉田市長、小林千尋西桂町長ら約70人が出席。後藤知事は「観光客や企業の誘致、経済活動の活性化が期待できるほか、防災機能の強化にもつながる」とあいさつした。関係者によるテープカットで開通を祝った。

 一般の利用が可能になった同日午後3時には、中央道に乗り入れる車両が続々とSICを通過。河口湖方面の供用開始は5月を予定しているという。

(写真)供用が始まった富士吉田西桂スマートインターチェンジから東京方面に向かう車両=富士吉田市上暮地