芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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山梨県内のニュース

【山梨県内のニュース】

9月19日(水)は「育水の日」

 県は来月19日の水曜日を語呂合わせで「育水(いくすい)の日」に制定、山梨の豊かな水資源を広くPRする。県の「水のブランド化戦略」の一環。19日の前後には、県内の主な水源の水を飲み比べたり、水に関連した県産品を販売したりする記念イベントを開く。山梨の名水を紹介するコマーシャル(CM)を制作、映画館での上映も計画している。
 
 県森林環境総務課によると、山梨県はミネラルウオーター生産量日本一など豊富な水資源に恵まれている。県民に周知し水の保全や関連産業の発展につなげようと、2016年3月に水のブランド化に向けた戦略を策定。森林保全などで水を守り育み続けることを「育水」と名付けた。趣旨を広めようと、19日が水曜日となる9月に「育水の日」を定め、その前後を「育水ウイーク」と銘打って関連行事を展開することにした。

 9月15日は県庁噴水広場で記念イベントを開催。富士山や南アルプスなど山梨を代表する水源地の水の飲み比べのほか、ミネラルウオーターや地ビール、化粧品など県産の水を使った製品を販売する。県立図書館では「やまなし育水推進県民大会」を開き、講演などを計画している。

 県オリジナルのCMも制作。8月31日~9月13日に昭和町内の映画館で、北杜市内でミネラルウオーターの生産を手掛けているサントリーグループによる山梨の水のCMと一緒に上映する。9月上旬からは「天に選ばれし、名水の地。山梨。」のキャッチフレーズが入ったポスターを自動販売機約500台に掲示する。県担当者は「多彩な企画を通して、育水の大切さを知ってほしい」と話している。

【山梨日日新聞 8月8日掲載】

【山梨県内のニュース】

富士山の入山料、キャッシュレスで 実証実験

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 県は1日、富士山の登山環境整備などを目的に登山者から任意で徴収している富士山保全協力金(入山料、千円)で、現金を使わずスマートフォンなどで支払う「キャッシュレス化」の実証実験を始めた。海外ではキャッシュレス決済が進んでいて、登山者の利便性を高め協力率アップを図る。

 同日午前5時から、5合目の徴収ゲートにキャッシュレス決済端末を設置し徴収を始めた。県世界遺産富士山課によると、午後5時までに23人が利用して支払った。スマホを使った交通関連の電子マネーが多く、日本人の利用者がほとんどだったという。

 キャッシュレス決済を利用した大津市の男性は「普段からカード決済が多い。払う人も増えるのではないか」と感想。香港から訪れた男性は「カードを使うことができない山小屋が多いと思う。できる限り現金を残しておきたかった」と話していた。

 実証実験は16日まで行う。同課の課長は「支払い方法の選択肢を増やす狙いがある。期間中の利用者数や国籍などを調査し、来夏の正式導入に向け判断材料にしたい」と話している。

 入山料を巡っては、支払った人の割合(協力率)が低迷している。昨夏の協力率は56・9%で、前年から7・6ポイント低下。5月の富士山に関連した会議で、後藤斎知事は「(今夏は)一つの目標として70%をクリアしたい」と述べていた。
 
(写真)キャッシュレス端末を利用して富士山保全協力金(入山料)を納める登山者=富士山5合目

【山梨日日新聞 8月8日掲載】

【山梨県内のニュース】

日本ワインコンクールの審査結果発表 県産、3部門で最高賞

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 国産ワインの品質を競う「ジャパン・ワイン・コンペティション(日本ワインコンクール)2018」(同実行委員会主催)の審査結果が31日、発表された。金賞は昨年より4点少ない22点。このうち山梨県内で醸造されたワインが半数の11点を占めた。全12部門のうち、甲州と欧州系品種・赤、スパークリングの3部門で、県内醸造のワインが部門最高賞に選ばれた。
 
 16回目となる今年のコンクールには、24道府県のワイナリー104社(前年99社)から787点(同726点)がエントリー。7月17、18の両日に審査員25人が銘柄を伏せたワインをテイスティングし、色や香り、味のバランスなどを20点満点で評価した。

 審査員の得点の平均が17点以上の金賞をはじめ、銀賞、銅賞、奨励賞に計328点(80ワイナリー)が入賞。各部門で銀賞以上の最高点が部門最高賞、銀賞以上かつ価格が2千円未満の銘柄の中で最高点のワインがコストパフォーマンス賞に選ばれた。

 全12部門のうち、金賞があったのは6部門で、欧州系品種・白が6点、欧州系品種・赤と甲州が各5点、国内改良等品種・赤が4点など。金賞の醸造地別では、11点の山梨のほか、長野、山形が各3点、北海道、埼玉、石川、広島、大分が各1点。

 山梨の金賞11点の内訳は、甲州と欧州系品種・赤が各3点、欧州系品種・白と国内改良等品種・赤が各2点、スパークリングが1点だった。

 8月25日に甲府富士屋ホテルで、表彰式と公開テイスティングを行う。今回新企画として、20代を対象とした若者向けセミナーも開催。ワインの基礎知識の紹介や、金賞受賞ワインの試飲などがある。問い合わせは同実行委、電話055(223)8871。
 
(写真)日本ワインコンクール2018の金賞受賞ワイン=甲府・県防災新館

【山梨日日新聞 8月1日掲載】

【山梨県内のニュース】

富士山入山料を外国人に周知

 県は外国人登山客の富士山保全協力金(入山料)への理解を高めるため、外国語サイトや中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」を通じた情報発信を始める。マイカー規制期間中は5合目へのシャトルバス内で、3カ国語によるPRビデオも上映する。

 県世界遺産富士山課によると、情報発信に新たに活用するのは、多くの外国人観光客が訪日前に閲覧する日本政府観光局(JNTO)運営のホームページと中国で人気が高い会員制交流サイト(SNS)の微博。7月1日からの夏山期間中に情報発信を順次行い、入山料への協力を呼び掛ける。

 マイカー規制期間中には、県立富士北麓駐車場(富士吉田市)から5合目に向かうシャトルバス内で、英語と中国語、日本語の3カ国語によるビデオを上映。5合目の総合管理センターで公開している動画の短縮版で、入山料への協力のほか、安全登山や溶岩の持ち出しが禁止されていることなど登山マナーに関わる情報を周知する。

 県によると、山梨側で入山料を支払った人の割合(協力率)は、2017年が56・9%で16年に比べて7・6ポイント低下。同課の担当者は「外国人観光客が利用するメディアを通じて地道な情報発信を行い、協力率の向上に努めたい」としている。

【山梨日日新聞 6月30日掲載】

【山梨県内のニュース】

ダムでもクールシェアを

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 県は、涼しい場所を共有してエアコンの使用を抑える「クールシェア」の登録スポットに荒川ダム(甲府市)など県内のダム6カ所を加えた。巨大建造物であるダムは見学場所としても人気が高まっており、県はクールシェアの認知度を高めるための目玉に位置付けている。

 県エネルギー政策課によると、クールシェアは、多くの人が自宅を出て公共施設や商業施設など涼める場所を共有することでエアコンの使用を控え、節電につなげる取り組み。2016年度に始まり、本年度は7月1日~9月30日に実施する。

 県はクールシェアスポットの登録施設を募集していて、既に400カ所以上を指定している。今回新たに指定したのは、荒川ダムのほか、広瀬ダム、琴川ダム(いずれも山梨市)、大門ダム、塩川ダム(いずれも北杜市)、深城ダム(大月市)。

 最近はダムの写真を載せた「ダムカード」も全国的なブーム。ダムの多くが標高が高い冷涼な場所にあることから、ダム周辺の木陰などで涼んでもらうことを想定している。

 各ダムの管理事務所では、それぞれのダムカードがもらえる。同課の担当者は「家族などで県内のダムを楽しみながら涼を取ってほしい」と話している。
 
(写真)クールシェアスポットに置くのぼり旗=県庁

【山梨日日新聞 6月22日掲載】

【山梨県内のニュース】

甲府中心街に「山」そびえる

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 甲府市中心街に高さ19.25メートルの「山」がある。山といっても、富士山や南アルプスのような山ではなく、県庁別館。上空から見ると、漢字の「山」の字の形をしていることが分かる。

 日銀本店が「円」の形をしているのは有名だが、県財産管理課の佐藤晴仁さん(49)によると、県庁別館が山の形をしていることはあまり知られていない、という。1930(昭和5)年3月31日に完成。昭和初期の記録が残っていないことから、設計者は分かっておらず、意図して山の形にしたのかも分かっていない。

 かつては知事室が置かれ、重要施策を決める場になった。関東大震災や空襲にも崩れることなく、当時の姿を今に残している。2015年には耐震改修工事が完了し、山梨の近代を支えた先人を紹介する「山梨近代人物館」が整備された。

 建設から今年で88年。人間で言えば、“米寿”に当たる。佐藤さんは「県民の財産。長く勤めて愛着もある。大事に使い、後世に残していきたい」と話した。

 【写真】上空から見た県庁別館。「山」の形をしていることが分かる=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から

【山梨日日新聞 6月15日掲載】

【山梨県内のニュース】

「赤い宝石」見極める熟練の目

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 新聞紙の上に並べられた赤い宝石。サクランボ「佐藤錦」の出荷がピークを迎えている南アルプス市で、農業中込さん=同市西野=は実を優しく手で取り、傷みがないか目をこらして確かめていた。出荷できない実は「はねだし」専用の箱へ入れる。

 軸が取れているものや、小さいもの、割れているもの。色付きが薄かったり、反対に濃かったり。一目では傷ものとわからない実も、中込さんは「ほら、少しぷにっとして柔らかそうでしょう」と即座に見極める。葉でこすれた跡がわずかにあるだけでも、出荷はできない。

 贈答用として商品性が高い果実だからこそ、妥協は一切しない。はねだしは仕分け作業を手伝うアルバイトや知人に配る。「自然相手だから、全て同じにはならないよね。1年かけて育てたものが出荷できないのは切ないけどね」。そう言うと、少しだけ寂しそうに笑った。
 
(写真)サクランボ「佐藤錦」の選別作業をする中込まさみさん。傷やこすれた跡がある実は、規格外の「はねだし」専用の箱に入れる=南アルプス市西野

【山梨日日新聞 6月9日掲載】

【山梨県内のニュース】

クマ、目撃最多ペース 繁殖期、自治体が警戒

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 山梨県内でクマの目撃情報が相次いでいる。5月は23件の通報があり、4、5月の2カ月間で計26件。記録が残る2013年以降では最多ペースとなっている。観光スポットや小中学校周辺でも目撃されており、地元自治体は注意を呼び掛ける看板を設置。人への被害は確認されていないが、6、7月はクマの繁殖期で活動が活発になることから警戒を強めている。
 
 「クマがエリア内にいます。注意してください」。富士吉田市にある新倉山浅間公園。入り口には日本語とともに英語や中国語で、クマの目撃情報があることを伝える看板が設置されている。

 富士山をバックに忠霊塔を写真に収められる撮影スポットとして知られる同公園。国内だけでなく、外国人観光客も数多く訪れるが、5月31日、忠霊塔から徒歩で約10分の登山道でクマが目撃された。市は急きょ注意を呼び掛ける看板を周辺4カ所に設置した。

 新倉山にはアヤメが群生していて、地元住民グループ「アヤメの会」が手入れをしている。高尾富士男会長は「定期的に山に入るので恐ろしい」と不安そうに話した。6月3日には「新倉山あやめ祭り」が開かれたが、開会式の場所を忠霊塔前から市街地に近い神社に移すとともに、棒で鉄柱をたたいて音を出すなどして警戒したという。

 県みどり自然課によると、クマの目撃情報は5月が23件で、13年以降では最多。6月に入ってからも、甲州市と富士川町で目撃されている。山林での目撃が多いが、小中学校や民家周辺での目撃情報もあり、各校は下校時に教員が引率したり、集団で下校したりするなど対応に追われた。

 同課によると、繁殖期に入る6、7月は例年、目撃情報が多く、昨年は6月に39件、7月に24件あった。同課の担当者は「クマと出合わないことが大切」として、通行者の多い登山道を移動することや、鈴やラジオなど音の出るものを持ち歩くよう呼び掛けている。
 
(写真)富士吉田市役所が設置した、クマの出没を知らせる看板=富士吉田・新倉山浅間公園

【山梨日日新聞 6月7日掲載】

【山梨県内のニュース】

「日本遺産」に山梨の2件認定

■峡東3市葡萄畑の風景
■山梨、長野高地の縄文世界
 
 文化庁は24日、地域の有形、無形文化財をテーマでまとめて魅力を発信する「日本遺産」について、山梨、笛吹、甲州3市の「葡萄畑が織りなす風景」、北杜など山梨県の6市と長野県にまたがる「星降る中部高地の縄文世界」などを新たに認定した。山梨県で認定されたのは初めて。
 
 「葡萄畑-」は奈良時代から始まったと伝えられるブドウ栽培が水田や桑畑だった風景を変え、ブドウ畑で育まれたワインが地域に根付き溶け込んでいるとの内容。ブドウ畑やワイナリー、栽培を支えた治水施設など23の構成文化財からなる。

 審査委員会では「ブドウとワイン、日本人の関係を考える面白い素材。ブドウとともに育ってきた地域の景観、暮らし、文化が魅力的なストーリーとして組み立てられている」と評価された。

 「星降る-」は、縄文時代に八ケ岳を中心とした中部高地の鉱山から掘り出された黒曜石が麓のムラに広まり、遺跡や出土品から縄文人の繁栄、豊かな芸術性を身近に感じることができるという内容になっている。

 構成文化財は山梨が22、長野が45件の計67件。審査委員会は「日本全国に広がる縄文文化のうち、日本最古の黒曜石産地を取り上げ、山麓の縄文集落と結び付け、魅力的なストーリーにしている。黒曜石や土偶の芸術性への着目も面白い」とした。

 いずれも2度目の申請。「葡萄畑-」は昨年、ブドウ畑が広がる景観の中にワイナリーが点在する内容にしたが、「見どころが分かりづらかった」(県教委学術文化財課)。ブドウ畑の景観にテーマを絞り込み、ワインに関する文化財を選び直した。「星降る-」は申請の代表を長野に変更。黒曜石を中心にした内容に修正した。一方、甲州市が茨城県牛久市と申請していた「日本ワインの歴史ロマン香る風景」は落選した。

 日本遺産は、地域の魅力を国内外に分かりやすく伝え、観光振興につなげるのが狙い。本年度は76件の申請があり、13道県の13件が認定された。これで43道府県の67件となった。認定を受けた地域は3年間、文化庁からの補助金を受けるなどして、構成文化財を活用した地域活性化事業に取り組む。

 新たな日本遺産は神奈川、静岡両県にまたがる箱根の旧東海道を中心とした「旅人たちの足跡残る悠久の石畳道」や、鬼退治の伝承に関係する史跡などで構成する「『桃太郎伝説』の生まれたまち おかやま」など。

【山梨日日新聞 5月25日掲載】

【山梨県内のニュース】

逆さ富士 農鳥“飛来”

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 富士北麓地域の春の風物詩で、富士山7~8合目の残雪が鳥のように見える「農鳥」が11日、出現した。

 富士吉田市が同日、発表した。農鳥の“飛来日”は昨年と同じだった。

 市富士山課によると、職員が同日朝に確認。今年は4月に暖かい日が続いたが、今月9日に降雪があり、雪にうっすら覆われた珍しい農鳥になったという。

 農鳥の出現は、古くから農作業を開始する目安とされてきた。この日、富士吉田市上吉田では、逆さ富士が映った水田で作業をする農家の姿が見られた。
 
(写真)農鳥(円内)が出現した富士山の麓で田植えを控え、トラクターで作業する農家=富士吉田市上吉田

【山梨日日新聞 5月12日掲載】