芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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山岳関連ニュース

【山岳関連ニュース】

甲武信エコパーク再申請

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 山梨、長野、埼玉3県の関係自治体でつくる「甲武信ユネスコエコパーク登録推進協議会」は31日までに、秩父多摩甲斐国立公園を中心とする甲武信ケ岳周辺エリアのエコパーク登録を目指し、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国内委員会に申請書を提出した。「甲武信」を巡っては今年3月、国内委員会がエリアの範囲などに課題があるとしてユネスコ本部への推薦を見送っていて、修正を加えての再申請となった。

 協議会の事務局を務める山梨県みどり自然課によると、10月27日に申請書をメールと郵送で国内委員会に提出し、同30日に受理された。

 協議会は昨年10月、3県にまたがる約18万2500ヘクタールを申請。これに対し、国内委員会の分科会が今年3月、「申請するエリアは国立公園の区域に準拠すべき」「関係自治体が対等な立場で意思決定に参加できる体制が必要」と指摘し、ユネスコ本部への推薦を見送った。

 指摘を踏まえ、協議会は申請エリアや組織体制の補充、修正に着手。エリアは甲武信ケ岳周辺地域に加え、雲取山周辺の東京都の水源林など約8千ヘクタールを追加し、総面積約19万ヘクタールとした。また、関係自治体の「対等な立場」を確保するため、山梨主導で進めてきた体制を見直し、長野、埼玉両県を協議会の顧問として連携関係を整えた。

 申請書では、エリア一帯が豊かな自然に恵まれ、首都圏近郊ながら生物多様性に富んでいることや、山岳信仰にまつわる多様な文化が伝わっていることなどを紹介している。

 今後は12月~来年3月ごろまでに国内委員会の分科会が開かれ、ユネスコ本部への推薦の可否を決定。審査が順調に進めば、2019年の5~7月ごろに開かれるユネスコ本部の会合でエコパークへの登録が決まる。

【山梨日日新聞 11月1日掲載】

【山岳関連ニュース】

鳥獣被害と対策学ぶ シンポでジビエ料理も提供

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 県は29日、南アルプス市飯野の桃源文化会館で、野生鳥獣シンポジウムを開いた。岐阜県で狩猟による地域おこしに取り組む人などが講演し、鳥獣について考えた。

 県民に野生鳥獣による農業被害と防止、生態系保護のための狩猟の重要性について理解を深めてもらうのが狙い。鳥獣被害が増える一方で、狩猟者が減っていることを受け2012年から開いている。

 県猟友会の関係者や狩猟に興味を持つ人ら約150人が参加。講演では、岐阜県郡上市で里山保全と狩猟の産業化に取り組むグループ「猪鹿庁」の興膳健太さんが、若手猟師の育成や狩猟肉を使った料理の開発、体験ツアーなどの活動について説明した。

 茨城県つくば市の森林総合研究所の中下留美子さんは「毛からわかる、クマの食生活」と題して講演。山と里山で捕獲されたクマの毛の炭素と窒素を比較分析し、農作物などへの依存度や食べていた期間などの研究結果を発表した。

 会場ではシカ肉のハヤシライスが無料で振る舞われたほか、ニホンジカやアナグマなどの毛皮、猟具などの展示もあった。
 
(写真)狩猟による地域おこしの講演をする興膳健太氏=南アルプス・桃源文化会館

【山梨日日新聞 10月30日掲載】

【山岳関連ニュース】

甲斐駒ヶ岳で初冠雪を観測

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 甲府地方気象台は25日、甲斐駒ケ岳で初冠雪を観測したと発表した。平年より2日、昨年に比べて7日早い。

 気象台の職員が同日午後4時半ごろ、谷筋を中心に山頂近くの山肌が白くなっているのを確認した。気象台によると、気圧の谷の影響で県内は同日、朝から夕方にかけて雨が降り、標高が高い場所は雪になったという。

 1928年の観測開始以降、甲斐駒ケ岳の最も早い冠雪は52年9月26日、最も遅いのは93年11月24日。

 (写真)初冠雪が観測された甲斐駒ケ岳=甲府市北口2丁目から(25日午後5時11分撮影)

【山梨日日新聞 10月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

エコパーク今月再申請 甲武信推進協

都の水源林など追加

 山梨、長野、埼玉の3県の関係自治体でつくる「甲武信ユネスコエコパーク登録推進協議会」は25日、秩父多摩甲斐国立公園を中心とする甲武信ケ岳周辺地域のエコパーク登録を目指し、10月末までに国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国内委員会に申請書を提出することを決めた。今年3月に国内委員会がユネスコ本部への推薦見送りを決めており、再挑戦となる。申請書では、雲取山周辺の東京都水源林などを申請地域に追加するほか、埼玉、長野両県を登録推進協の顧問に加えるなどの修正を行った。

 事務局である山梨県みどり自然課によると、新たに申請地域に加わったのは、雲取山周辺の東京都水源林など約8千ヘクタール。国内委員会の分科会から3月に、「申請エリアは国立公園の区域に準拠するよう再検討すべきだ」と指摘されたことを踏まえた対応。

 登録推進協は指摘を受け、秩父多摩甲斐国立公園の東京都部分の青梅など5市町村に対し、登録活動への参加を要請していた。ただ、5市町村とも時間的な余裕が無いことなどを理由に「参加は難しい」との意向を示したため、国立公園内にある雲取山周辺の水源林を申請エリアに加えることにした。都からはエリアに加えることについて了承を得ているという。申請する総面積は約19万ヘクタール。

 また、これまでは山梨県が主導で登録準備を進めていたが、分科会から「関係する自治体がイコールパートナーシップ(対等)な立場で意思決定に参加できる体制が必要」との指摘もあったため、長野、埼玉両県を登録推進協の顧問とし、連携して登録を進めていくことにした。

 25日に開かれた会議で、10月末までに再申請することが了承された。登録推進協の会長を務める後藤斎知事は「指摘を受けた部分はクリアができたと思っている。登録できるよう関係自治体と最大限努力をしていきたい」と話した。

【山梨日日新聞 10月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

山の魅力 映画で伝える

21日に北杜で上映会、トークも

 北杜市の長坂コミュニティ・ステーションで21日、インドヒマラヤ山脈メルー峰で撮影されたドキュメンタリー映画「MERU メルー」の上映会が開かれる。メルー峰の登頂経験がある登山家で山岳ガイドの花谷泰広さん=同市在住=のトークショーも予定している。

 上映会は、山の厳しさや魅力を知ってもらおうと神奈川県内の配給会社と花谷さんが社長を務める山小屋などの運営会社が企画した。

 映画は、3人の登山家が世界最難関の岩壁、メルー峰シャークスフィンに挑む物語。登山家自身が撮影していて「これ以上リアルに描かれた映画はない」(花谷さん)という。

 花谷さんは、映画とは別ルートで2006年に同峰を登頂。トークショーでは、当時の様子などを振り返るという。

 午後1時開場で、同2時上映開始。チケットは500円。予約、問い合わせは甲府市徳行4丁目のアウトドアショップ「エルク」、電話055(222)1991。

【山梨日日新聞 10月17日掲載】

【山岳関連ニュース】

白鳳会90周年祝う「山登り続けたい」

韮崎、式典に130人

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 韮崎市の山岳会「白鳳会」(秋山泉会長)は14日、創立90周年記念式典を東京エレクトロン韮崎文化ホールで行った=写真

 関係者約130人が出席。秋山会長が「山に登ることで心身を鍛錬し、人格を陶冶することができる。これからも山へ登り続け、創立100周年に向かって歩み続けていきたい」とあいさつした。記念事業では、地蔵ケ岳に伝わる「子授け信仰」を念頭に2015年に地蔵を運び上げる活動をしたことや、マレーシアのキナバル山に今年登山したことなどを報告した。

 白鳳会は1924年に創立。県内外での登山のほか、遭難者の救助活動や植生調査、登山道の安全確認などを行っている。会員は市内外の登山愛好家で約70人。

【山梨日日新聞 10月15日掲載】

【山岳関連ニュース】

宙づり想定の救助訓練実施

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 大月署と富士五湖消防本部は13日、富士河口湖町船津の同本部河口湖訓練場で、ロッククライミング中の事故を想定した訓練をした=写真。

 9月に西桂町の三ツ峠の屏風岩でロッククライミング中の女性が宙づりになり、ヘリコプターで救助される事故が発生。ヘリコプターでの救助が困難な場合、警察、消防が地上から助け出すことが想定され、互いの連携を深めようと初めて実施した。

 約20人が参加。宙づりになった人を消防署員らがロープを使って助け出す流れを確認した。

【山梨日日新聞 10月14日掲載】

【山岳関連ニュース】

八ヶ岳南麓で280人健脚競う

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 八ケ岳南麓の山林や道路を走る「八ケ岳トラバース ロード&トレイルランニングレース2017」(北杜市観光協会、同実行委員会主催)が8日、同市大泉町西井出のサンメドウズ清里ハイランドパークを発着点に開かれた=写真。

 約280人が参加。八ケ岳横断道や山林を走り、天女山を経由して戻る15キロと、さらに観音平を巡って戻る35キロの2コースで健脚を競った。

 コースは、北杜高教諭で日本を代表するトレイルランナーの山本健一さん(37)が監修し、昨年リニューアルした。山本さんはスタート前、「大変だとは思うが、参加した皆さん全員がゴールできるよう願っています」と出場者を激励した。

【山梨日日新聞 10月9日掲載】

【山岳関連ニュース】

ろう者登山家「夢へ挑戦を」

 大月市で不登校生徒を支援するフリースクール「オンリーワン」(井上弥生主宰)は7日、市総合福祉センターで、ろう者登山家の田村聡さん(52)を招いて講演会を開いた。

 田村さんは東京都立川市在住で、生まれつき聴力がほとんどないという。2016年5月、3回目の挑戦で世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂を果たした。

 講演会には地域住民ら約100人が参加。田村さんは手話を使い、目標を達成するために「夢を諦めずに挑戦し続けることが大切だ」などと呼び掛けた。中学1年生の時に初めての登山で山梨市の西沢渓谷を訪れたことで「自然の素晴らしさと登山の魅力を知った」と説明した。

【山梨日日新聞 10月8日掲載】

【山岳関連ニュース】

山岳事故の対処学ぼう 広河原で講習会

 南アルプスの山岳遭難防止に向けて活動する「大久保基金の会」(清水准一会長)などは14日、南アルプス市の広河原山荘で、山岳事故に遭遇した場合の初期対応の講習会を開く。通報のポイントや登山用具を使った救護者搬送の方法などを紹介する。

 同会は県警などに協力して山岳事故の救助活動に当たっていて、初期対応の大切さを伝えるとともに、山での事故防止の意識を高めてもらおうと企画した。

 「山のファーストエイドin南アルプス広河原」と題して開催し、講師は長年、南アルプスで救助活動に携わっている清水会長が担当する。山で要救護者を見つけた場合の通報方法や通報先に知らせる内容を説明。ザックなどを使って要救護者を背負って搬送する方法も紹介する予定。

 同会の担当者は「山の安全を守る意識を持った人が増えればうれしい。気軽に参加してもらいたい」と話している。

 午前9時から夕方にかけて開く。参加料は昼食代を含み3千円。事前の申し込みが必要。問い合わせ、申し込みは広河原山荘、電話090(2677)0828。

【山梨日日新聞 10月3日掲載】