芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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山岳関連ニュース

【山岳関連ニュース】

自転車の愛好家が南ア山麓を巡る

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 富士川町のNPO法人やまなしサイクルプロジェクト(青木茂樹理事長)は18、19の両日、自転車で南アルプス山麓を巡る「南アルプスロングライド2017」を開いている。

 18日は同町青柳町の道の駅富士川を発着点に南アルプス、韮崎、北杜の3市を巡る約80キロの「白州・韮崎ステージ」、南アルプス市を巡る約35キロの「プチ・南アルプスステージ」を行い、県内外から約320人が参加した。

 ゴールや休憩ポイントでは、同町の郷土料理「みみ」などが振る舞われ、参加者は地元の食を楽しんだ。

 19日は峡南方面を巡る「ツール・ド・富士川ステージ」(約108キロ)が予定されていて、約500人がエントリーしている。

 【写真】スタートする参加者=富士川町青柳町

【山梨日日新聞 11月19日掲載】

【山岳関連ニュース】

SNSで遭難ストップ

発生最多、県警が啓発強化
「低い山だから大丈夫は妄想」 照明持たぬ者入るべからず

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 山梨県内で今年発生した山岳遭難は15日現在で155件に上り、遭難者とともに過去最多だった昨年を上回る事態となっている。11月だけで20件発生し、県警は発信力がある会員制交流サイト(SNS)を活用し、遭難の原因や遭難防止対策を繰り返して訴える厳戒態勢を取っている。紅葉は見頃が最終盤を迎え、今週末も多くの人の入山が予想される。18日は雨の予報が出ていて、県警は注意を呼び掛けている。

 「雪のない低い山だから大丈夫というのは妄想」「照明もたざる者山に入るべからず」-。県警のツイッターは今月に入って頻繁に山中での注意事項が投稿されている。中には「山で道に迷うと最悪死にます」と厳しいメッセージも並ぶ。

 県警は登山者が利用する駅や登山口などで遭難に注意を呼び掛けてきたが、発生に歯止めがかからない。ツイッターは具体的な遭難事例を挙げて、無理のない安全な登山を呼び掛けている。

 県警地域課によると、15日現在の発生件数(暫定値)は統計を取り始めた1965年以降で最多だった昨年の149件を6件上回り、遭難者も172人で昨年より12人増え最多。11月の発生件数は月半ばで20件に達し、過去の月間件数を大幅に上回る。

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 「常に現在地を確認できるよう地図、スマートフォンを常備することやヘッドライトや防寒具の準備を怠らないでほしい」。16日に日本山岳会山梨支部などが甲府・山梨学院大生涯学習センターで開いた登山基礎講座で、県警地域課の飛弾晶夫警部補は約30人の参加者に呼び掛けた。

 飛弾警部補は装備や体力が不十分な登山者が増えていると指摘。単独登山を控え、時間に余裕を持った登山計画を立てることなどをアドバイスし、遭難した際の取るべき行動も解説した。

 甲府地方気象台によると、18日は夕方ごろまでところにより雨が降る見込み。山間地では降雪の可能性もあるという。気温も平年を下回ることが予想され、気象台の担当者は「登山などには十分気を付けてほしい」と話す。

 県警地域課の細田茂樹次席は「落ち葉で滑りやすくなったり、日没が早くなったりして遭難のリスクが高まっている。さまざまな方法で注意を呼び掛ける」と話している。

 【写真】県警地域課の飛弾晶夫警部補が山岳遭難の傾向や対処方法を解説した講座=甲府・山梨学院大生涯学習センター

【山梨日日新聞 11月17日掲載】

【山岳関連ニュース】

登山者指導、体制整備へ 推進会議を設立

県や山岳団体

 10月に施行された登山の安全確保に関する条例による富士山、南アルプス、八ケ岳での登山届(登山計画書)提出義務化を2年後に控え、山梨県は16日、市町村や警察署、山岳団体の代表者による「安全登山推進会議」を設けて初会合を開いた。登山者の指導体制を整備することなどを確認した。

 登山届の提出は2019年10月までに義務化され、内容の確認や登山口での指導体制の整備が課題とされる。県観光資源課が把握する提出用のポストは、義務化の対象山域で20個近く。現状は最寄りの警察署が回収、登山者指導はボランティアに頼っている。

 同会議は富士山、南アルプス、八ケ岳に関係する10市町村、5警察署、日本山岳会山梨支部、山小屋組合、山岳会など9団体の代表者で構成。16日は先行して提出を義務化した長野県の担当職員から同県の指導体制などを聞いた。出席者からは「事故防止には登山道の整備が必要」「救助に関わる県の補助金が長野より少ない」などの意見が出た。

 同条例で登山届提出は、19年10月までに富士山8合目以上と、南アルプス、八ケ岳の標高が高いエリアで「安全登山推進重点区域」を指定し、厳冬期(12月~翌年3月)に義務化する。罰則はない。

 富士山、南アルプス、八ケ岳で重点区域より広い範囲は「安全登山推進区域」とし、来年10月から通年で提出を努力義務とする。

【山梨日日新聞 11月17日掲載】

【山岳関連ニュース】

四季折々の富士山 カレンダーに凝縮

サンニチ印刷 卓上用も作製

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 サンニチ印刷(甲府市宮原町)は、山梨、静岡、長野から眺める四季の富士山の写真を載せた2018年のカレンダー「FUJISAN」を作製した。

 沿道に桜が咲く新名庄川と富士山を収めた一枚や、山中湖村から臨む冠雪した富士山の画像などを使用。長野・諏訪湖と富士山を収めた写真や、静岡県富士宮市のキャンプ施設「ふもとっぱら」から逆さ富士を捉えた画像なども掲載し、四季折々の富士山の表情が楽しめる。

 カレンダーと合わせ、連続撮影した写真を高速再生して動画のように見せる「タイムラプス」と呼ばれる映像や、市川三郷・神明の花火大会を撮影した動画も紹介。いずれもカレンダーにあるQRコードを読み込んでアクセスする。

 カレンダーは14枚のオールカラー。A2判の壁掛け用(1500円)と、縦約15センチ、横約20センチの卓上用(千円)がある。卓上用の作製は初めて。

 柳正堂書店の全店、朗月堂書店、甲府・山日YBS本社2階の「D&DEPARTMENT(ディーアンドデパートメント)山梨店」、富士河口湖・河口湖自然生活館、富士川・道の駅富士川のほか、インターネット通販サイト「アマゾン」からも購入できる。

 サンニチ印刷は希望者20人に、壁掛け用のカレンダーをプレゼントする。はがきに住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、郵便番号400-0058、甲府市宮原町608の1、サンニチ印刷カレンダー係に郵送する。12月15日の消印有効。

 申し込み多数の場合は抽選し、発送をもって発表とする。

 【写真】2018年のカレンダー「FUJISAN」(壁掛け用)

【山梨日日新聞 11月17日掲載】

【山岳関連ニュース】

三ツ峠を山岳遺産認定 日本基金、住民保全活動に評価

 「日本山岳遺産基金」は、都留、西桂、富士河口湖の3市町にまたがる三ツ峠(1785メートル)を日本山岳遺産に認定した。県内での認定は小金沢シオジの森(大月市)などに続き4例目。地域住民らが取り組んでいるアツモリソウ保護の活動実績などが評価された。

 基金は2010年、出版社「山と渓谷社」(東京都)の創業80周年記念事業の一環で設立した。地域住民らが環境保全に主体的に取り組んでいる山岳エリアを遺産認定地とし、団体に助成金を交付している。

 三ツ峠では、有志でつくる「三ツ峠ネットワーク」(中村光吉代表)が中心となって保全活動をしている。絶滅の恐れがある希少植物のアツモリソウをシカの食害や盗掘から守るため、監視や防護柵の設置などの活動を続けていることが評価された。

 中村代表は「多くの人の熱意と支えが遺産認定に結びついた。今後も保全活動に尽力し、後世に素晴らしい自然環境を残していきたい」と話していた。

【山梨日日新聞 11月15日掲載】

【山岳関連ニュース】

秋の山、遭難続発 県内

落ち葉で滑り転倒も

 山梨県内の山で11~13日、登山者が転倒したり、体調不良を訴えたりして救助を求める遭難事故が続発、男女4人が重軽傷を負った。男性2人の遺体も発見された。滑落したとみられる。紅葉見物やキノコ狩り、写真撮影の目的で入山し、落ち葉に足を取られたり、道に迷ったりしたケースも目立つ。秋の行楽期で週末を中心に多くの登山者が山に入っているとみられ、県警が入念な登山計画を立てた上で慎重な行動を呼び掛けている。

 県警地域課によると、晩秋期の登山道は落ち葉で覆われ、足元が見えにくく、滑りやすい状態という。同課の細田茂樹次席は「日没も早まり、寒暖差も大きくなる。慎重な登山計画と十分な装備品を心がけてほしい」と話している。

【山梨日日新聞 11月14日掲載】

【山岳関連ニュース】

都留アルプス、遊歩道に道標 都留市

登山愛好家らが再整備

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 都留市内の登山愛好家が市内の山々を「都留アルプス」と名付け、尾根伝いで進めてきた遊歩道の整備が完了した。遊歩道に看板や道標を設置。今後は登山客を市内に呼び込むため、ハイキングイベントを開催する。

 市内は東西に標高500~700メートルの山が連なり、かつては尾根伝いに遊歩道があったが、倒木などで荒れていた。都留アルプスの計画は昨年8月、市内の登山愛好家らでつくる「クレイン山の会」メンバーが、市民や観光客に市内での登山を楽しんでもらいたいと発案。同会の分会として「都留アルプス会」(内野一洋会長)を結成し、遊歩道の再整備に取り組んできた。

 遊歩道は、同市下谷1丁目の谷村発電所から入山し、白木山や長安寺山を経由して、同市鹿留の住吉神社から下山する約8キロのルート。同会メンバーがルート上の倒木を撤去し、空き缶やペットボトルなどのごみ拾いをした。市内を一望できる場所では景観を妨げていた老木を伐採し、崩れていた階段も造り直した。

 9月上旬の作業には同会メンバーと市職員約30人が参加。富士急行線都留市駅や東桂駅、遊歩道沿いの分岐点など約50カ所に史跡の名前や方面を示した高さ約1メートルの看板と道標を立て、再整備を完了させた。

 同会は遊歩道の地図や山の名前を載せたマップを製作。「都留アルプス」の周知活動に取り組んでいて、11月26日には初めてのハイキングイベントを開く。

 内野会長は「都留アルプスの名前を定着させたい。景観が良く手軽に登山を楽しめるスポットとして親しまれるとうれしい」と話している。

【山梨日日新聞 11月9日掲載】

【山岳関連ニュース】

杓子山めざし163人健脚競う

富士吉田で大会

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 富士吉田杓子山パノラマトレイルラン(同実行委主催)が5日、富士吉田市大明見地区で開かれた=写真

 男子一般(45歳以下)と男子壮年、女子の3部門に県内外から163人が出場。大明見小室浅間神社を出発し、杓子山山頂に向かう約8キロのコースで、標高差は約835メートルあり、出場者は富士山や山中湖などの眺望を楽しみながら駆け上がった。

【山岳関連ニュース】

増富ウォーク 渓谷や森林遊歩道、散策し紅葉楽しむ

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 「増富もみじ祭りウォーク」(同実行委員会など主催、山梨日日新聞社・山梨放送など共催)が5日、北杜市須玉町比志のみずがき湖ビジターセンターを発着点に開かれた=写真。

 県内外から約650人が参加。10・5キロと14キロの2コースに分かれ、本谷川沿いの通仙峡や森林遊歩道などを歩いた。チェックポイントで参加証にスタンプを集めながら、黄や赤色に色づいた紅葉を楽しんだ。

 同実行委の主体となる市観光協会などは、26日に同市白州町内を巡るウオーキングイベント「秋の白州・旧甲州街道を歩こう」を開く。

【山梨日日新聞 11月6日掲載】

【山岳関連ニュース】

紅葉期の山岳遭難防げ

早い日没 ライト、防寒具は… 最悪ペース、県警警戒

 山梨県内で10月末までに発生した山岳遭難は135件で、過去最悪だった昨年同期を上回るペースで推移している。10月以降は防寒具やライトを携帯しないなど準備不足が原因とみられるケースが目立つ。紅葉シーズンを迎えて入山者が増える中、県警は夏山と比べて日没が早く、気温が一気に低下するなど遭難のリスクが高まると警戒。万全の準備を呼び掛け、年間ワースト記録の更新を防ぐ構えだ。

 県警地域課によると、今年10月末までの遭難件数は135件で昨年同期と比べて5件増、遭難者は146人で同8人増。いずれも統計を取り始めた1965年以降で最多だった昨年を上回る。死者は24人で昨年より5人増えた。

 同課によると、秋季は春・夏季と比べて日没が早く気温も低いため、ライトや防寒具など装備の充実が欠かせない。標高の高い山は積雪や登山道の凍結が始まり、状況に応じてアイゼンなどの装備も必要になるという。

 4日午前9時ごろ、JR大月駅で下車した東京都内の60代女性3人は、「肌寒いね」と顔を見合わせた。11月下旬に仲間10人での日帰り登山を控え、大月市内の菊花山(標高643.7メートル)の下見に訪れた。日没時間や山中の気温なども確認し、登山計画を練るという。

 県内は10月以降、登山者が道に迷い、日没で下山できなくなって遭難するケースが相次いでいる。

 11月3日午後6時50分ごろには、大月市内の山中で道に迷った東京都内の60、70代の女性5人が日没のため下山が困難になったとして救助を要請。同10時半ごろに大月署員や同市消防署員らが救助した。同日午後5時10分ごろにも、日没のため山中湖村と忍野村の境にある大平山から下山できなくなった都内の男性大学院生(25)と男性会社員(24)が救助を求め、富士吉田署員に救助された。男性2人はヘッドライトなど照明器具を携帯していなかった。

 県山岳連盟の秋山教之会長は「夏山に比べて行動できる時間は短く、甘い認識や経験の少なさが大きな事故を招く」と指摘。体力や技術の過信も遭難につながるとして「改めて余裕をもった行動を心掛けてほしい」と話す。

 今年の遭難件数を山系別に見ると、南アルプスが最多で72件、大菩薩・道志が22件、秩父が21件、御坂が10件、富士山が7件、八ケ岳が3件。昨年の発生時期をみると、全149件のうち9~11月が3割強の47件に上った。

 同課の細田茂樹次席は、県内に秋以降も登山しやすい低山が多いと指摘。「遭難者は標高が低い山を甘く見た装備不十分が見受けられ、体力に合わない登山計画もある。季節に合った装備で慎重に計画を立ててほしい」と話している。

【山梨日日新聞 11月5日掲載】