芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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山岳関連ニュース

【山岳関連ニュース】

桑の葉あめを登山者に配布 南アルプス・広河原

 南アルプス市曲輪田の住民有志でつくる農事組合法人「南アルプスシルクファーム」(金丸隼人代表)はこのほど、南アルプス・広河原で桑の葉で作ったあめを登山者に無料配布した。

 登山者をねぎらおうと初めて企画。メンバーが午前6時ごろから広河原ゲートであめ100袋を配った。

 同法人は桑の生産を通して地域活性化を目指そうと、2013年に農家の有志で結成。メンバー10人が桑の葉を生産し、あめや粉末にして販売している。

【山梨日日新聞 8月14日掲載】

【山岳関連ニュース】

天空のビーチ 日向山(北杜)

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 【写真】日向山の雁ケ原を歩く登山者。左奥は八ケ岳

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 北杜市の日向山(1660メートル)の山頂近くにある雁ケ原は、花崗岩が風化してできた「白い砂浜」が広がる。

 ルートは麓の尾白川渓谷駐車場から登って矢立石登山口に入り、おおむね3時間。林に囲まれた登山道から一気に展望が開ける。

 晴れた日は裾野をのばした八ケ岳や鞍掛山、甲斐駒ケ岳の大パノラマが待っている。

【山梨日日新聞 8月11日掲載】

【山岳関連ニュース】

安全登山の心構え

「困難が潜む」を認識 登山届も行程の一つ

 アウトドア人気に伴って増えているのが山岳遭難事故。山梨県内で2017年に発生した事故件数、遭難者数はいずれも過去最多を更新した。県警に本年度新設された山岳警備安全対策隊の志村一隊長は、天候や体調が変化した際の臨機応変さと、登る前の備えの大切さを説く。

 17年に県内で起きた山岳遭難事故は161件、遭難者数は180人に上った。達成感や美しい風景を求めて安易に山に入る人が目立つといい、「登りたい山と登れる山は違うことを認識してほしい」と呼び掛ける。

 事故の形態をみると、半数以上が滑落、転落、転倒で、遭難者の3割以上が65歳以上の高齢者。「体力、集中力が低下する下山中が多い」と指摘。道迷いは低山でも起きていて、迷った後に滑落などにつながるケースもあるという。

 5月には新潟・五頭連峰で親子2人が遭難し、死亡する事故があった。「道に迷ったらむやみに動かず、一度落ち着いてコンパスや地図、スマートフォンの地図アプリなどを使って現在地を確かめてほしい」

 登山は無事に下山してこそ。山の天候、自らの体調の把握が大切だ。山には困難が潜んでいることを自覚した上で、行程途中の登山断念も念頭に置いた対応を促す。

 安全登山へ、登る前の準備が最重要。今年上半期に起きた山岳遭難39件のうち、登山届が出ていたのは2件だけ。「登山届を準備することは、ルートの確認や、事故を起こさないという責任感を持つことにつながる」。雨具や予備の飲食料、万が一の際の通信手段となる携帯電話の携行を呼び掛ける。

【山梨日日新聞 8月11日掲載】

【山岳関連ニュース】

山の日を前に山岳救助訓練 西沢渓谷で

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 11日の「山の日」を前に、日下部署と県山岳遭難救助対策協議会日下部支部の地元救助隊は4日、山梨市の西沢渓谷で合同の山岳救助訓練をした。

 同署員8人と、自営業者らでつくる同支部三富分会救助隊員10人が参加。旧西沢山荘から約500メートル北西の岩場に集まり、隊員が若手署員に斜面の移動に必要なロープの結び方や姿勢を教えた後、署員と隊員が実際にロープを使い斜面を下りた=写真。救助隊の隊長は「登山ブームのため遭難に対する注意がこれまでより必要。特に若手に技術を伝えたい」と話した。

 このほか、署員が登山者に安全登山を呼び掛ける啓発用チラシなどを配った。

 同署によると、西沢渓谷では昨年2件の山岳遭難が起き、今年も7月31日までに2件発生している。

【山梨日日新聞 8月8日掲載】

【山岳関連ニュース】

県が「安全登山推進区域」

富士山、八ケ岳、南ア指定 10月から計画書に努力義務

 県は6日、登山の安全確保に関する県条例に基づく「安全登山推進区域」として富士山、八ケ岳、南アルプスの3区域を指定、富士山や赤岳、甲斐駒ケ岳など主な16の山を含むエリアとすることを決めた。10月以降、区域内に立ち入る登山者に対し、登山計画書(登山届)の提出を努力義務とする。

 県観光資源課によると、安全登山推進区域は、(1)富士山6合目より上(一部登山道は除く)の「富士山」(2)赤岳や権現岳、編笠山の「八ケ岳」(3)甲斐駒ケ岳や仙丈ケ岳、鋸岳などの「南アルプス」。3エリアとも登山者に人気がある上、難易度の高い山を多く擁する。

 登山届には名前、住所、緊急時のための親族の連絡先などを記す。県内では県警や地元自治体が登山口などで任意の提出を求めている。ただ、近年は高齢者を中心に遭難事故が多発傾向にあり、遭難者の多くが登山届を出していないのが実態。県は昨年10月に登山の安全確保条例を制定、登山届の提出を努力義務とする「安全登山推進区域」の指定を進めてきた。

 登山届の提出を求めるのは10月20日から。県担当者は「遭難事故が起きた場合、円滑な救助につながる。登山者がリスクを確認する機会にもなる」と話す。

 また、県は同区域のうち、登山に伴う危険性が高いエリアを「重点区域」に指定する準備を進めている。同区域で厳冬期(12~3月)に登山する場合、登山届の提出を義務づける。

◇安全登山推進区域の指定区域と主な山
◆富士山=おおむね6合目より上(一部登山道は除く)
◆八ケ岳=赤岳、権現岳、編笠山
◆南アルプス=鋸岳、甲斐駒ケ岳、アサヨ峰、仙丈ケ岳、小太郎山、北岳、間ノ岳、農鳥岳、笹山、笊(ざる)ケ岳、鳳凰山、栗沢山

【山梨日日新聞 8月7日掲載】

【山岳関連ニュース】

「山梨の山歩き楽しんで」

甲府で山の日全国大会プレイベント 紀行作家ら魅力語る

 「やまなしで過ごす『山の日』シンポジウム」(同実行委主催)が4日、甲府市総合市民会館で開かれた。国民の祝日「山の日」(8月11日)を記念した全国大会が来年8月、山梨県で開かれることから、プレイベントと位置づけて開催。紀行作家でバックパッカーのシェルパ斉藤さん、アウトドアスタイル・クリエイターの四角友里さんが多様な山の楽しみ方を語った。

 斉藤さんは1995年に北杜市に移住。ヒッチハイクや自転車、耕運機を使った山旅をはじめ、国内外でロングトレイルの旅を続けていて、北杜市の瑞牆山から奥多摩まで舗装路を踏まずに行けるトレイルルートを紹介した。「富士山をずっと眺めながら旅できるのが山梨の魅力。山梨に住んでいることをもっと楽しんでほしい」と呼び掛けた。

 四角さんは「山スカート」を世に広めた、女子登山ブームの火付け役。「子どもの頃から運動音痴で山には縁がないと思っていた」という自身の経験を通して、「装いの楽しさが山歩きの入り口になればいい。あの美しい自然をもっと多くの人に見てほしい」と話した。

 二人は、山頂を目指すだけではない山の楽しみ方についても語った。斉藤さんは「いい出会いがあると、いい記憶が残る」と山旅での交流の大切さを強調。四角さんは「山の感動は高さや難しさ、日数と必ずしも比例しない。自分にとってのゴールを見つけると山の魅力が広がる」と語った。

 イベントは「山の日」が国民の祝日となった2016年から、県や市町村、森林整備に関わる団体などで組織する実行委が開いている。この日は甲府一高ア・カペラ部による祝日「山の日」制定記念曲「山はふるさと」の合唱もあった。

 【山梨日日新聞 8月5日掲載】

【山岳関連ニュース】

森林県の「山の日」PR

会場、シンボル作成決定 来年「甲府大会」へ実行委

 来年8月11日に甲府市内で開かれる第4回「山の日」記念全国大会で、県などは7月30日に実行委員会を設立、初の会合を開いた。記念式典の会場を甲府市総合市民会館とすることや、山梨独自の大会シンボルマークを作成することなどを決定。実行委の会長を務める後藤斎知事は「山梨の山や森林のファンを全国に広げたい」とあいさつした。

 全国大会は「甲府開府500年」に合わせて県と甲府市が誘致。この日はベルクラシック甲府で実行委の設立総会と総会が開かれた。

 実行委は県や甲府市、環境省、県山岳連盟などの関係者約40人で構成。会長に後藤知事が就任、「県が進めてきた山や森林を守る取り組みを広く発信する機会にしたい」と述べた。

 大会の主な内容としては、甲府市総合市民会館をメイン会場とし、記念式典のほか、記念講演や「山の日」の歌の合唱などを計画。甲府・舞鶴城公園では山や森林の大切さを紹介するブースを設ける。前日には甲府市内で「前夜祭」を開く。独自の大会シンボルマークは、「森林県である山梨らしさを表現した内容にしたい」(担当者)考え。

 実行委は本年度内に各種イベント内容などをまとめた実施計画を策定し、準備を進める。

【山梨日日新聞 7月31日掲載】

【山岳関連ニュース】

滑落事故を想定し警察、消防が訓練

 韮崎署と北杜署、峡北消防本部は、同消防本部の訓練棟で、滑落事故現場を想定した合同訓練を行った。

 山岳遭難などの発生時に連携して対応するための覚書を3者間で締結したことを受けて、初めて合同訓練を実施。韮崎、北杜両署の7人と同消防本部の10人、県警山岳警備安全対策隊の1人が参加した。

 警察と消防が持っている装備品の違いを確認。ロープを使って壁をよじ登る訓練を行ったほか、救助者の搬送手順を確かめた。

 覚書は発生現場での署員や隊員の活動を効率化し、救助時間の短縮につなげるために締結。今後も継続的に合同訓練を行う。

【山梨日日新聞 7月24日掲載】

【山岳関連ニュース】

田部重治レリーフ披露 山梨市西沢渓谷で顕彰祭

 山梨市観光協会三富支部は21日、同市三富川浦の西沢渓谷旧西沢山荘近くで、笛吹川源流域を景勝地として紹介した文学者で登山家の田部重治(1884~1972年)を顕彰する「田部祭」を開いた。既に設置されている文学碑に田部の顔のレリーフを取り付け披露した。

 同支部の雨宮巧支部長や高木晴雄市長、田部のやしゃごに当たる泰一さん(39)=東京都武蔵野市=ら約50人が参加。雨宮支部長は「田部さんが紀行文でこの地のことを世に広めてくれた。大恩人の偉業を残していきたい」とあいさつ。レリーフを除幕し参加者が献花した。

 泰一さんは「多くの人に集まってもらい、誇らしい気持ち」と感想。「(この日一緒に訪れた)息子たちがもう少し大きくなったら、田部が歩いた地を巡ってみたい」と話していた。

 田部は紀行文「笛吹川を溯る」(1919年刊行)で、笛吹川源流域の渓谷美を記述。文は高校の教科書に掲載され、西沢渓谷や東沢渓谷が広く知られるきっかけになった。同支部によると、田部祭は来年以降も続ける予定。

【山梨日日新聞 7月22日掲載】

【山岳関連ニュース】

櫛形山登山口までマップで経路表示

南アルプス市

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 南アルプス市は、登山客向けに櫛形山登山口までの経路を紹介するマップを製作した=写真

 マップは同市在家塚の道の駅しらねが出発点で、駐車場がある登山口の「見晴らし平」と「池の茶屋」までの経路を表示。分かれ道付近の写真も掲載して分かりやすくした。

 サイズはA4判。訪日外国人に対応するため日本語版と英語版を両面印刷し、道の駅しらねで配布している。市観光商工課の担当者は「豊かな自然が広がっている櫛形山を多くの人に訪れてもらいたい」と話している。

【山梨日日新聞 7月19日掲載】