芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2022年10月

【山梨県内のニュース】

信玄公祭りで花火700発

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 新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いた第49回信玄公祭りが28日、約3年半ぶりに開幕し、甲府・舞鶴城公園から花火が打ち上げられた。
 8月に市川三郷町で開かれた「神明の花火」とのコラボレーション。約700発の花火が打ち上げられ、29日に予定されている祭りのメインイベント・甲州軍団出陣を前に「のろし」を上げた。
 甲府市中心部の秋の夜空を彩り、集まった多くの観衆が動画を撮影していた。

(写真)信玄公祭りの前夜祭で打ち上げられた花火を眺める観客=甲府・舞鶴城公園

【山梨日日新聞 10月29日掲載】

【山岳関連ニュース】

移転の芦安駐在所、関係者ら開所祝う 南アルプス署

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 南アルプス署は、南アルプス市芦安安通に新築移転した芦安駐在所で、開所式を行った=写真。
 署によると、新たな駐在所は木造2階建てで、延べ床面積約87平方メートル。来訪者用の駐車スペースを確保し、外壁には「POLICE」と表記し、外国人にも配慮した。
 旧駐在所の開所から30年以上が経過し、駐車場もなかったことから、約70メートル南東に新築移転した。9月13日から運用している。
 10月19日に行われた式には金丸一元市長や地元県議、市議らが出席。石部署長は「豊かな自然と地域に溶け込み、地域住民や登山者らの安心安全を守る拠点にしたい」とあいさつ、駐在員は「誰もが気軽に寄れる場所にしたい」と話した。テープカットを行い開所を祝った。

【山梨日日新聞 10月29日掲載】

【山岳関連ニュース】

秋の登山 遭難倍増、制限解除で人出増加 県内

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 秋山期間に入り山梨県内で山岳遭難が増加している。9月以降に発生した遭難件数(暫定値)は10月24日現在で46件。前年同期の約2倍になっている。新型コロナウイルス対策の行動制限がなく登山者が増えていることが要因とみられ、道迷いや滑落で救助を要請する登山者が相次ぐ。山岳関係者は「秋は夏と比べて日没が早く、気温の急激な低下などから遭難リスクが高まる」と指摘。紅葉やキノコ狩りが最盛期を迎えることから、県警は万全の準備を行うよう注意を呼びかけている。

 10月9日、大月市の滝子山で道に迷った埼玉県の男女が救助された。2人は日没で下山できなくなったことから救助を要請。ヘッドライトなどの照明器具は携帯していなかった。県内では10月以降、登山者が道に迷い、日没で行動不能になるケースや、下山中に疲労などから転倒する事故が相次いでいる。
 県警によると、秋山期間に入った9月1日から10月24日までの県内の遭難件数は46件で、前年同期(22件)の2・1倍に増加。死者は2人増の5人になっている。
 1~9月の山岳遭難は108件119人で、件数は前年同期(75件85人)の1・4倍。2年前の同期(55件59人)の2・0倍。今年は新型コロナ感染拡大防止の行動制限がない期間が長いことが影響しているとみられ、県警は「コロナ禍前と同水準に戻りつつある」としている。
 山系では八ケ岳・秩父が最多の31件、南アルプスが28件、大菩薩・道志が23件、富士・御坂が16件などと続く。年代別では30代以下が26人、40~50代が43人、60歳以上が50人となり、中高年が多数を占めた。
 県山岳連盟によると、11月にかけては紅葉目的で瑞牆山や日向山、大菩薩嶺などへの登山者が増加するという。連盟顧問の古屋寿隆さんは「山において9月と10月以降の天候は全く異なる」と指摘。秋は日没時間が急激に早まるため、行動できる時間が短くなるほか、天候が急変するなどして低体温症となるリスクが高まるという。
 滑落や転倒で救助要請する登山者の多くが下山中であるといい、「疲労で足元がおぼつかなくなったり、帰りの交通機関の時間に間に合わせるために焦ってけがをしたりするケースが多い」と強調。レベルにあった山の選定や、余裕を持った行動計画の作成、照明器具や防寒具、雨具などの備えの必要性を訴える。
 本格的な秋の行楽シーズンを迎えていることから、県警は「今年は準備不足とみられる遭難が目立っている。慎重な行動に努め、安易な登山は慎むようにしてほしい」と呼びかけている。

【山梨日日新聞 10月29日掲載】

【山岳関連ニュース】

湯村山に「のろし台」 甲府市

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 甲府市は、同市の湯村山山頂付近に、戦国時代に情報伝達手段として用いられたとされる「烽火台」を設置した。湯村山には以前、民間団体がのろし台を整備したが老朽化を理由に撤去。武田信玄公生誕500年を記念した事業の一環で、観光振興を目的に復活した。
 市観光課によると、信玄の父・信虎は、統治を強固なものとするため、湯村山の山頂に山城を築いたとされる。監視や情報収集の役割を担い、緊急時の迅速な情報伝達を行うために、のろし台も設置した。
 新たに設置したのろし台は高さ6メートルで、奥御岳市有林のヒノキを使っている。費用は、インターネットのクラウドファンディングを通じて集まった寄付金800万円を活用。9月から整備を進めていた。
 26日は、のろし台の前で完成披露式典を行い、市や地元関係者らが出席した。樋口市長は「のろし台を多くの観光客に紹介し、市民や県民に愛される学びの場にもしたい」とあいさつ。湯村温泉旅館協同組合の理事長は「湯村温泉の新たな観光の武器としてのろし台をPRしていきたい」と話した。

(写真)のろし台の完成を祝う市関係者ら=甲府・湯村山

【山梨日日新聞 10月27日掲載】

【山梨県内のニュース】

南アに「お試し住宅」 移住希望者が生活体験

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 南アルプス市は10月から、市内への移住・定住を考えている人に市を深く知ってもらうため、住居を提供し、一定期間居住してもらう取り組み「お試し住宅」をスタートした。利用者の希望に応じて最大6カ月間、市内で生活することができる。
 市ふるさと振興課によると、市は本年度、同市芦安芦倉にある木造2階建て市営住宅を、お試し住宅専用の戸建てとして整備。テレビや洗濯機、冷蔵庫などの家電、食器、寝具などをそろえ、インターネット通信が可能なWi-Fi(ワイファイ)環境も整えた。利用者は希望に応じて1~6カ月間住宅を借りることができ、料金は月額2万1千円(光熱費を含む)。このほか、長期滞在する場合は、地区に組費を納めることを推奨している。
 対象は市への移住・定住を考える市外在住者で、1人または家族連れ。週末移住など2拠点居住の場としても利用できる。
 利用希望者は市のホームページから移住相談登録シートをダウンロードし、市に提出。利用1カ月前までに使用許可申請書を提出し、市の担当者と面談、利用が開始される。
 取り組みは、市の魅力を県内外に発信するシティプロモーション事業の一環。担当者は「市での生活を体験することで、市の良さを感じてもらい、移住・定住の促進につなげたい」としている。
 このほか、市は移住・定住を目的に市を訪れた場合にかかった宿泊費やレンタカー代の一部を助成する取り組みも実施している。問い合わせは、市ふるさと振興課、電話055(282)6073。

(写真)「お試し住宅」のキッチンと居間=南アルプス市芦安芦倉

【山梨日日新聞 10月27日掲載】

【山岳関連ニュース】

高峰、白く

 秋雨が上がった25日、県内で雪化粧した高山の姿が各地で見られた。
 甲府地方気象台によると、24日午後から県内各地は雨雲に覆われ、標高の高い場所で雪となった。甲斐駒ケ岳で初冠雪を観測したほか、富士山も裾野付近まで雪に覆われ、八ケ岳や三ツ峠も冠雪した。
 気象台によると、県内上空に寒気が入り込んだ影響で、県内各所で冷え込み、25日の最高気温は甲府13.5度、河口湖8.5度などで、12月上旬~中旬並み。最低気温は甲府9.0度、河口湖3.5度などで11月上旬並みの冷え込みだった。

八ヶ岳

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山頂から中腹くらいまでうっすらと雪をかぶった八ケ岳。季節の移り変わりを告げる八ケ岳の冠雪に、同市高根町内では残った稲の収穫を急ぐ農家もいた

甲斐駒ヶ岳

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中腹まで雪に覆われ、冬の訪れを告げた甲斐駒ケ岳。北杜市武川町や長坂町などで雪化粧した山容を見ることができた

【山梨日日新聞 10月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

治山や治水振興、70人が意見交換 甲府で全国会議

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 全国治山林道協会長会議(日本治山治水協会、日本林道協会主催)が、甲府・ホテル談露館で開かれた。全国の関連団体役員ら約70人が参加し、治山や治水事業の振興について意見を交わした。
 会議は毎年開かれていて、県内での開催は初めて。山梨県立大の輿水達司客員教授が「生きている山梨の自然と災害~富士山と南アルプス」と題して講演し=写真、富士山の大沢崩れなど土砂崩落の現状を説明した。土砂災害への備えでは「温暖化により想定以上の雨に見舞われることもある。砂防ダムの整備を進めるとともに、防災教育を充実しなくてはならない」とした。
 また、林野庁整備課の課長が「森林をめぐる四方山話」として講話。古写真や絵画を使いながら江戸期以降の森林活用について解説した上で「林業従事者の確保のためには、遠隔操作機械などを活用した作業省力化や収入の向上が必要」と話した。会議は13日に開いた。

【山梨日日新聞 10月25日掲載】

【山岳関連ニュース】

山岳遭難救助へ、手順や方法確認 市川三郷で訓練

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 南部署と鰍沢署、県警山岳警備安全対策隊、峡南消防本部は、市川三郷町内で山岳遭難の救助訓練を行い、連携強化を図った。
 約30人が参加し、2班に分かれて13日に訓練を実施。市川三郷町下大鳥居の山林で、登山者が滑落したという想定で、救助の手順や方法を確認しながら、ロープを使用して発生場所まで降りたり、引き上げたりする流れを確認した=写真。
 このほか、ロープなどの装備品の点検や使用する際の注意点も確認した。
 南部署によると、秋は落ち葉で登山道の状況が確認しづらく、日没も早いため、道迷いや滑落のリスクが高まるという。署地域課の課長は「秋の登山シーズンに入り、登山者も増えるので、消防との連携を密にして迅速、的確な救助をしたい」と話した。

【山梨日日新聞 10月25日掲載】

【山梨県内のニュース】

シャガール 色彩豊かな版画 南ア市立美術館

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 20世紀を代表する画家マルク・シャガール(1887~1985年)は油彩画やステンドグラスなどさまざまな分野で活躍したが、若い頃から手掛けた版画はライフワークともいえるもので、銅版画やリトグラフなど約2千点の作品を残した。南アルプス市立美術館で開かれている開館30周年記念展「愛と平和への祈り シャガール展-8つの版画集より」は「ダフニスとクロエ」や「サーカス」など、八つの版画集をテーマに、色彩豊かに表現された約280点の作品を紹介している。
 展示は11月27日まで。開館30周年記念として、南アルプス市内在住の小中学生は無料で入館できる。月曜日、11月4、24の両日休館。問い合わせは同館、電話055(282)6600。

(写真)黒インク一色のモノクロームでありながら、色を感じる「バイブル」の作品群=南アルプス市立美術館

【山梨日日新聞 10月21日掲載】

【山岳関連ニュース】

自転車で林道疾走 南ア、夜叉神-広河原往復

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 県とスポーツによるまちづくりや地域活性化に取り組む組織「やまなしスポーツエンジン」は16日、南アルプス市で、「サイクルアドベンチャー・フェスin南アルプス」を開催した。普段一般車両が入れない県営南アルプス林道(夜叉神-広河原)を活用した実証実験的なイベントで、参加者は南アルプスの雄大な自然の中で、サイクリングやテントサウナなどを楽しんだ。
 自転車やアウトドアの専門家、地域事業者、ユーチューバーなど100人が参加。参加者は「やまなしサイクルツアーガイド」の指示を受けながら、南アルプス市営芦安第2駐車場から広河原までの約20キロをマウンテンバイクやEバイク(電動機付き自転車)で往復した。広河原では、甲州ワインビーフの串焼きや市内飲食店のそばやカレー、菓子などが振る舞われたほか、テントサウナやヒーリングヨガの体験会も開かれた。
 事務局の県スポーツ振興局によると、参加者から意見を聞き取るなどして、来年度以降の本格開催を目指す。

(写真)広河原を目指し出発する参加者=南アルプス市芦安芦倉

【山梨日日新聞 10月17日掲載】