芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

南アルプスNETホームページへ

プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

南アルプス芦安山岳館メール閲覧ページのURLアドレスが変わりました。ブックマーク(お気に入り)やリンクのURLアドレスの変更をお願い致します。

http://sannichi.lekumo.biz/ashiyasu/

2022年6月

【山梨県内のニュース】

希少な野生植物、保護や法令解説 南アで講演会

A202206301_2

 南アルプス市は、同市榎原の八田ふれあい情報館で、希少な野生植物の保護に関する講演会を開いた。
 甲府・武田の杜サービスセンターの村山力所長が講師を務め、保護に関する法令を解説=写真。キタダケソウや自然記念物の櫛形山のアヤメなどの保護活動の事例や、盗掘や獣害、外来生物が希少種にもたらす危険性を紹介した。
 自然保護活動に取り組む保護団体メンバーや市民に、希少種の法的位置づけや取り扱いについて正しく知ってもらおうと企画。市内外から40人が参加し、19日に開催した。

【山梨日日新聞 6月30日掲載】

【山岳関連ニュース】

安全登山願い「蔓払い」 南アルプス開山祭

A202206261

 南アルプスの夏山シーズンの幕開けを告げる開山祭が25日、南アルプス市芦安芦倉の広河原で行われ、関係者が登山者の安全を祈願した。移転新築した広河原山荘のオープニングセレモニーも行われた。
 市と市観光協会、南アルプス署など関係者や登山者150人が出席。金丸一元市長は「南アルプスエコパークの理念のもと大自然を守り、山岳観光都市として真価を発揮したい」とあいさつ。芦安小・中児童生徒15人が合唱で「北岳の歌」「雪山讃歌」を披露したほか、山岳遭難事故者への献花、黙とうをささげた。
 安全登山を願う「蔓払い」の儀式では、「山の案内人」に扮した花輪幸長市議が、門をふさぐ蔓に見立てた縄をおので切り開き、参加者が手を合わせるなどして安全登山を祈願しながら門をくぐり抜けた。
 広河原山荘のオープニングセレモニーでは、金丸市長や指定管理者の山梨交通(甲府市飯田3丁目)の雨宮社長らがテープカットを行った。雨宮社長は「南アルプス登山のベースキャンプとしてふさわしい場所になるよう尽力したい」と話した。出席者は施設の食事が振る舞われ、施設内を見学した。
 南アルプス署は同日、同所に山岳指導所を開設。署員や山岳遭難救助に当たる「大久保基金の会」の会員ら10人が安全登山を呼び掛けるチラシ入りのポケットティッシュを配りながら、登山計画書の提出などを呼び掛けた。

(写真)蔓に見立てた縄をおので切り開いて安全な登山を願う「蔓払い」の儀式=南アルプス市芦安芦倉

【山梨日日新聞 6月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

広河原山荘6月25日開業 南ア 山梨交通が指定管理

 移転新築を進めていた南アルプス市芦安芦倉の広河原山荘が25日に開業する。本年度から山梨交通(甲府市飯田3丁目)が指定管理者として運営。同社は「登山客だけでなく一般の観光客も過ごしやすい空間を提供したい」としている。
 山梨交通は、過去に芦安地区で宿泊施設を運営し、広河原行きの路線バスを長年運行。幅広い交通ネットワークを生かした観光ツアーなどを企画できるとして、指定管理者に選定された。
 25日には南アルプス開山祭に合わせてオープニングセレモニーを実施する。担当者は「登山客はもちろん、一般客も訪れ、南アルプスの雄大な自然を楽しんでほしい」と話している。
 広河原山荘は広河原バスターミナルに隣接する。鉄筋コンクリート造り3階建てで、延べ床面積は884平方メートル。収容人数は101人で、宿泊室は大部屋のほか、プライベート空間を重視し、家族連れなどで利用できる4~5人用個室を8部屋完備している。県産食材やワイン、地酒を提供する食堂もある。今シーズンの営業は11月3日まで。
 大部屋や個室の利用希望者は、山梨交通トラベル事業部に電話予約する。問い合わせは電話055(222)1300。大部屋やテント泊の予約は南アルプス山岳観光予約システム「南ぷすリザーブ」でネット予約できる。

【山梨日日新聞 6月24日掲載】

【山岳関連ニュース】

小淵沢駅と南ア・八ケ岳往復 登山タクシー出発

A202206221

 アウトドアブランド「ザ・ノース・フェイス」のロゴが入った登山者用タクシーの本年度の運行が17日、始まった。JR小淵沢駅と登山口付近を送迎する。
 「ザ・ノース・フェイス」はスポーツ衣料の製造販売などを手がける「ゴールドウイン」(東京都)が展開するブランド。同社と包括連携協定を結ぶ北杜市が昨年7月、登山客の二次交通の課題改善を目的にタクシー運行を開始した。JR小淵沢駅と南アルプス山麓の尾白川渓谷駐車場を結ぶ便と、同駅と八ケ岳山麓の観音平登山口を往復する2便を用意。昨季は約500人が利用したという。
 利便性の向上を図るため、今季は1台を追加し2台体制で運行。また利用者が、市内の協力店舗で商品を購入した際に割引がつくなどの特典を受けられるサービスを導入した。
 17日はJR小淵沢駅で出発式が行われ、上村英司市長や企画発案者で市ふるさと親善大使を務める登山家の花谷泰広さんなどが出席。花谷さんは「安全安心の運行でサービスが定着するよう尽力していきたい」と話した。
 11月中旬まで運行する予定。予約や利用方法に関する問い合わせは「ファーストアッセント」、電話050(3701)2967。

(写真)登山者を乗せて出発したタクシー=北杜市小淵沢町

【山梨日日新聞 6月22日掲載】

【山梨県内のニュース】

棚田 希望のともしび 甲斐

A202206212_3

 甲斐市亀沢地区で棚田の再生などに取り組んでいるNPO法人敷島棚田等農耕文化保存協会は12日、同所の御領棚田で「ろうそく祭り」を開いた。
 約700本のろうそくを透明な瓶などに入れ、2~3メートル間隔で田んぼに設置。午後7時に、会員や地域住民らが点火し、明かりが水を張った棚田を照らし出した。棚田の背景には甲府盆地の夜景が広がり、訪れた人が幻想的な光景を楽しんだ。

(写真)幻想的な雰囲気に包まれた棚田=甲斐市亀沢

【山梨日日新聞 6月21日掲載】

【山岳館便り】

ヒマラヤとシェルパ活写 芦安山岳館で石川直樹写真展

A202206213

 写真家石川直樹さんが撮影したヒマラヤと麓で暮らす人々の表情をとらえた作品の企画展「ヒマラヤとシェルパ」(南アルプス市、山梨日日新聞社、山梨放送主催)が、同市芦安芦倉の市芦安山岳館で開かれている。
 エベレストがあるネパール・クンブー地方の「シェルパ」と呼ばれる民族や、石川さんが登った山々の写真23点を展示。シェルパの日々の暮らしや、登山ガイドをしている際の生き生きとした表情をとらえている。会場では石川さんのヒマラヤ登山を記録した映像を鑑賞でき、関連書籍や写真集も並ぶ。
 市観光推進課の担当者は「山から恩恵を受けて生活を営むシェルパの様子から、ユネスコエコパーク・南アルプスの自然の中で暮らす自分たちのことを考えるきっかけにしてほしい」と話していた。
 企画展は来年3月5日まで。午前9時~午後5時。水曜休館(7月16日~8月31日は無休)。入館料は中学生以上500円、小学生250円。

(写真)ヒマラヤ登山の様子や麓で暮らす人々の生活をとらえた写真が並ぶ企画展=南アルプス市芦安山岳館

【山梨日日新聞 6月21日掲載】

【山岳関連ニュース】

須玉、明野の自然活用へ 北杜エコパーク連絡会設立

A202206202

 北杜市須玉、明野両地区の住民らでつくる「北杜市甲武信ユネスコエコパーク地域連絡会」の設立総会が19日、同市須玉町若神子の須玉ふれあい館で開かれた。今後、美化事業や勉強会などの活動を行う。
 甲武信ユネスコエコパークのうち須玉、明野両地区のエリア内には本谷川渓谷や瑞牆山など美しい景観があり、多様な生物が生息している。連絡会は自然や貴重な資源を生かす取り組みを推進しようと、市や地域住民が設立した。

(写真)本年度の活動内容の確認などをした北杜市甲武信ユネスコエコパーク地域連絡会設立総会=北杜市須玉町若神子

【山梨日日新聞 6月20日掲載】

【山岳館便り】

石川直樹写真展 6月18日から芦安山岳館

人と自然 共生を活写

 世界の辺境から都市までを撮影し続けている写真家石川直樹さん(44)の作品を紹介する企画展「ヒマラヤとシェルパ」(南アルプス市、山梨日日新聞社、山梨放送主催)が18日から、同市芦安芦倉の南アルプス市芦安山岳館で開かれる。ヒマラヤとその麓で暮らす人々の表情をとらえた写真を展示。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録されている南アルプスを見つめ直す機会にもなりそうだ。〈村上裕紀子〉

 標高8千メートルを超える山々が連なるヒマラヤと、山から恩恵を受けて文化を築いてきたシェルパの生活。日本から遠く離れた山だが、南アルプス市の担当者は「人と自然が共生していて、『エコパーク』の理念と合致する」として、「(企画展で)南アルプスの山々の麓で暮らす私たちも山の恩恵を受け、生活が形成されていることを伝えたい」と言う。
 石川さんは1977年、東京生まれ。高校2年の夏休みにインド、ネパールを一人旅したのを皮切りに、20歳で北米大陸の最高峰デナリに登頂。23歳の時には当時の最年少記録で世界7大陸最高峰登頂を達成している。都市から極地まで地球全体をフィールドに日常と世界を見つめ、作品を発表し続けている。この10年ほどは、ヒマラヤの8千メートル級の山も対象にしている。
 企画展では、エベレストのあるネパール・クンブー地方のシェルパの暮らしや、シェルパと一緒に登った山々の写真23点を展示する。市芦安山岳館の蔵書の中から、石川さんがこれまでに読んだ本やヒマラヤに関係する本を紹介。ヒマラヤの麓から登山するまでのプロセスを記録した映像も鑑賞することができる。
 企画展は来年3月5日まで。入館料は大人(中学生以上)500円、小学生250円。午前9時~午後5時。水曜休館(7月16日~8月31日は無休)。問い合わせは市芦安山岳館、電話055(288)2125。

【山梨日日新聞 6月18日掲載】

【山梨県内のニュース】

夜叉神峠で清掃、野鳥生態観察も 南ア・芦安中

A202206181

 南アルプス・芦安中は10日、南アルプス市芦安芦倉の夜叉神峠で、登山道周辺のごみ拾いや野鳥の生態観察をする「自然パトロール」を行った。
 芦安地区の雄大な自然について理解を深めるために実施。1~3年生4人と教職員7人、地域住民らが参加し、夜叉神峠から夜叉神の森入り口までを歩きながら、ごみを拾ったり小屋の掃除をしたりした=写真。集めたごみは学校に持ち帰り分別した。

【山梨日日新聞 6月18日掲載】

【山岳関連ニュース】

北杜住民有志、甲斐駒の魅力一冊に

A20220616_17

 北杜市西部地域(白州町、武川町)の住民有志などでつくる「北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会」は甲斐駒ケ岳を紹介する冊子を作った。地元の小中学校などに配布し、名山に興味を持ってもらい、理解を深めてもらう。

 子どもたちが甲斐駒ケ岳を知るきっかけをつくろうと制作。地質や歴史、農業との関わりなど五つのテーマに分けて甲斐駒ケ岳を取り上げた。
 南アルプスがプレートの運動によって形成されたことや、甲斐駒ケ岳周辺には花こう岩や閃緑岩が散布していることを説明。甲斐駒ケ岳を代表とする南アルプス北部の山から流れ出る水が「名水百選」に選定されていて、良質な水資源を生かし、稲作や日本酒の醸造が盛んなことなどを記載している。
 また、子どもたちが甲斐駒ケ岳をより身近に感じられるように、「甲斐駒」や「駒ケ岳」というフレーズが歌詞に含まれている市内の小中学校の校歌を掲載。市内の名山をテーマに、北杜市が今年3月に制作した曲「北杜 やまのうた」も紹介している。
 冊子はA4判フルカラー50ページで、1200部を印刷。武川、白州両町の小中学校に配布した。市内の図書館などでも閲覧できる。

(写真)甲斐駒ケ岳についてまとめた冊子=北杜市白州町白須

【山梨日日新聞 6月16日掲載】