芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2021年10月

【山岳館便り】

星空かんさつ会

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 10月10日(日)午後6時半より企画展関連イベント「星空かんさつ会」を開催しました。
天気が心配で「てるてる坊主」を作って吊るしましたが…。雲が厚くその時間は星を見ることが出来ませんでした。

 ☆星つむぎの村☆ 高橋さん跡部さんによる現在の星座、誕生日星座の並び、地球から宇宙の彼方への旅などプラネタリウム映像を使って解説していただきました。
 天体望遠鏡を覗く体験や秋の星座を使ったビンゴ大会も行いました。
 みなさん興味深く話を聞いて、発見があったり、感動したり楽しい時間を過ごしました。

 10月18日は「十三夜さん」です。
 秋の夜長、晴れの夜は星空を眺めてみては。きっと、元気がでます!!

 芦安山岳館では、企画展「星空見上げて誰想う」開催中です。

ライトダウンやまなし

 「天の川が見える美しい星空を次世代に」を合言葉に必要のない照明を消し、星空を取り戻そうと始まりました。
 山梨全県的な取り組みで、毎年行われている活動です。
 1年に1度、1時間だけ明かりを消して星空を見上げてみませんか。
 夜空に満天の星空が広がります。

ライトダウン実施日]2021年11月6日(土)20:00~21:00
2021ライトダウンやまなし実行委員会 HPより
詳しくは、ライトダウンやまなしのホームページをご覧ください。

 

山梨県立科学館イベント ★星の輝きにふれるつどい

期日]2021年11月6日(土)18:00~20:30
場所]山梨県立科学館 
定員]50名 要事前予約 (10月23日(土)締め切り)

詳しくは、県立科学館のホームページをご覧ください。

[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳関連ニュース】

韮崎市観光PRへ 市庁舎に電子看板

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 韮崎市は市役所庁舎1階ロビーに、市内の観光情報などをPRするデジタルサイネージ(電子看板)を設置した=写真。
 市によると、デジタルサイネージは縦約60センチ、横約1メートル。観光名所として知られる甘利山のレンゲツツジや鳳凰三山を紹介。エドヒガンザクラの巨木「わに塚のサクラ」(神山町)の樹勢回復のために資金をインターネットで募るクラウドファンディングで費用を募っていることも告知している。
 市とコカ・コーラボトラーズジャパンが2月に締結した、地域活性化などを目的とした包括連携協定に基づいて設置した。

【山梨日日新聞 10月13日掲載】

【山岳関連ニュース】

クマ遭遇、今年は要注意

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 山梨県内でツキノワグマの目撃情報が相次ぎ、今年4月~9月の通報件数は139件で、記録が残る2016年以降で年間最多の19年を超えるペースで推移している。専門家によると、クマが餌とする木の実が不作で食べ物を求めて人里に下りている可能性があるほか、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛で人が山に入る機会が減り、クマの活動範囲が広がったことも要因とみられている。緊急事態宣言が全面解除されて秋の行楽シーズンを迎え、県などは「例年以上に注意してほしい」と呼び掛けている。

(写真)クマのひっかき傷とみられる跡を指さす県自然監視員=大月市猿橋町殿上

【山梨日日新聞 10月10日掲載】

【山梨県内のニュース】

ふるさと納税復権模索、返礼品果実頼み脱却へ

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 南アルプス市が、ふるさと納税の増加に向けた取り組みを強化している。2019年度の総額は県内2位だったが、20年度は5位に低下。県内市町村で競争が激しい果実だけではなく、市の特色を生かした新しい返礼品の発掘を大学生らと模索するなどして、“復権”を狙っている。
 本年度は、返礼品に若い感性を取り入れるため、山梨学院大経営学部の学生との連携事業を開始。年間30回の授業の中で、学生約50人がフィールドワークや関係者への聞き取り調査を進め、新たな返礼品を考案、市に提案することになっている。7月の中間発表会では、市内で出土した人気の土偶「子宝の女神ラヴィ」のレプリカのほか、市のキャンプ場や温泉施設を巡る体験型返礼品などのアイデアが挙がり、担当者は「今後取り入れたいアイデアもあり、非常に参考になっている」と評価する。

(写真)ふるさと納税の新たな返礼品を南アルプス市に提案する大学生=甲府・山梨学院大

【山梨日日新聞 10月8日掲載】

【山岳関連ニュース】

県境の100山1周走破へ、プロトレイルランナーが挑戦

 プロトレイルランナーの山本健一さん=韮崎市=が10月中旬、山梨の県境付近を1周するチャレンジを始める。天候などが許せば、富士山や間ノ岳といった高峰を通過する450キロ超のルートを10日前後かけて走り切る計画。山本さんは「山に囲まれた山岳県のすごさを知ってもらいたい」と話している。
 新型コロナウイルスの影響で海外レースに参戦できない状況で、「地元の山を見つめ直した」という山本さん。昨秋は甲府盆地を囲む山々を119時間28分かけて走りきったが、「もう一回り外側を見てみたい」とコースを県境上に広げた。
 反時計回りに1周する計画で、出発日は天候の状況を見極めて決める。未明にJR小淵沢駅を出発し、南アルプス山系の仙丈ケ岳や間ノ岳などを通過して一気に南下。5日目には富士山、7日目には丹波山村の雲取山、8日目の甲府市などにまたがる金峰山などを巡ってゴールする計画を立てている。100の山を越えることになるという。
 下見は昨冬から続けてきた。昭和や平成に別の人が同様に県境1周の挑戦をしていたことを示す看板などを見つけていて、「地図になくても、昔の人が歩いた道が残っていた」という。
 挑戦中は同伴ランナーが付き、サポート隊から食料などの支援を受ける。一日に3、4時間程度の睡眠を取りながら走り切る予定だという。山本さんは「みんなで力を合わせて山と山をつなげて1周し、山に囲まれた山岳県・山梨を証明したい」と話している。

【山梨日日新聞 10月7日掲載】

【山梨県内のニュース】

千歳あめの袋詰め作業が本格化

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 来月の七五三を前に、甲府・武田神社で千歳あめの袋詰め作業が本格化している=写真。
 5日はみこ2人が、中心に武田家の家紋「武田菱」が入っている千歳あめ3本ずつを、同神社のマスコットキャラクター「しんげんくん」があしらわれた袋に丁寧に詰めていた。七五三までに3千袋を用意するという。
 権禰宜は「今年は信玄公生誕500年の特別な年。信玄公にあやかり、強く優しい大人に育ってほしい」と話し、健やかな成長への願いも一緒に袋に詰め込んでいた。

【山梨日日新聞 10月6日掲載】

【山岳関連ニュース】

天然のキノコ 見分け方学ぶ

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 甲府・武田の杜で3日、天然のキノコの見分け方を学ぶイベントが開かれ、家族連れなどがキノコを集め、専門家のアドバイスを聞きながら鑑定した。
 20人の参加者は森に入り、野生のキノコを採取。元県森林総合研究所研究員らの説明を聞きながら、食用かどうか判別した=写真。

【山梨日日新聞 10月4日掲載】

【山梨県内のニュース】

花火と鳥居焼き競演 ブドウ収穫祝い祭り

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 甲州市は2日、秋の収穫を祝う「かつぬまぶどうまつり」を開いた。恒例の「鳥居焼き」が柏尾山の斜面をともし、打ち上げ花火が夜空を彩った。
 市によると、新型コロナウイルスの感染拡大のため、イベントは2年連続で中止とし、神事や鳥居焼き、花火の打ち上げのみを行った。
 午後6時40分ごろ、勝沼中の男子生徒が火の付いたたいまつのリレーをスタート。午後7時に柏尾山の斜面で用意した護摩木に火を移すと、斜面に鳥居型が現れた。市内2カ所で花火が打ち上げられ、鳥居焼きとの競演も見られた。

(写真)夜空を彩る鳥居焼きと花火=甲州市勝沼町上岩崎

【山梨日日新聞 10月3日掲載】

【山梨県内のニュース】

「宇宙桜」の子桜を植樹

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 甲府市御岳町の金桜神社で1日、北杜市武川町山高にある山高神代桜の種から育った苗木が植えられた。
 甲府開府500年記念事業の一環で、苗木は2008年11月から国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」で約8カ月間保管された種から育った「宇宙桜」の子桜。1日に神事を行った後、参加者が苗木に土をかぶせた=写真。

【山梨日日新聞 10月2日掲載】

【山岳関連ニュース】

新道峠展望台、バス運行再開 11月28日まで

 笛吹市は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で運休していた、新道峠展望デッキ「新道峠からの富士山眺望スポット FUJIYAMA ツインテラス」の無料送迎バスの運行を再開した。
 市観光商工課によると、展望デッキと芦川地区を結ぶ道路は道幅が狭いことから、自家用車の利用を制限してマイクロバスを運行している。新型コロナの感染拡大を受け、8月9日から運休していた。
 新道峠は富士山と青木ケ原樹海、河口湖などを一望でき、登山者やカメラ愛好家などにとっては「知る人ぞ知る」名所。マイクロバスの運休中は市に再開時期を問い合わせる電話が相次いでいたという。
 マイクロバスの利用は無料。平日(火曜は運休)は1時間に1本、土日祝日は30分に1本運行する。展望デッキを冬季閉鎖する11月28日まで運行する。
 同課の担当者は「秋の行楽シーズンに冠雪した富士山の景色を多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。

【山梨日日新聞 10月2日掲載】