芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2021年9月

【山岳館便り】

芦安山岳館 再開しました

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 「新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置」の期間終了に伴い、当館は 令和3年9月13日(月)から開館しています。

 今年度企画展「星空見上げて誰想う」~星と山とプラネタリウム~ を開催中です。

 今は、9月農鳥岳からの星空がミニプラネタリウムで見られます。毎月更新してその月の星空を見ることができます。惑星や宇宙映像、南アルプスの山々と星空の写真なども展示しています。

 小さなお子様から大人の方まで楽しめる内容になっています。

[会  期令和4年3月8日(火)まで
開館時間午前9時~午後5時
休 館 日毎週水曜日、年末年始
観 覧 料大人 500円 小人(小学生)250円

 入館の際、コロナ対策のためご不便をおかけすることがあると思いますがご理解とご協力をお願いします。

 皆様のお越しをお待ちしています。

<お問い合せ>
南アルプス市芦安山岳館 TEL055-288-2125

[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳館便り】

ドノコヤ峠

 ドノコヤ峠…。なにか不思議な響きです。漢字でもないし、地図で見るとカタカナだし…。
 「どの子や」「どこの野(や)」??? 謎を解いてみましょう。


 早川町奈良田の深澤亀次によってドノコヤ峠(早川町と芦安村境)の中腹に金・銅がきらめいていることが発見されました。東京・青山の高田貞三郎により銅之古家鉱山(どのこやこうざん)として開鉱されました。「銅のこや」なんですね!!

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【図】銅之古家鉱山の様子

 当時、芦安村の働き盛りの若者は鉱山に迎えられて村は活気づきました。その後、1917年(大正6年)に芦安鉱山と改称されました。
 高品質の鉱石が多量に産出されたので国の重要鉱山として指定され、大正15年ころまでに221.05トンが売鉱されました。従業員も250人以上となり社宅が造られ、小学校と青年学校の分校が設置されました。全盛期を極めた芦安鉱山も終戦を契機に縮小され、後に休鉱・閉山となりました。(注:呼び名に関しては、諸説あり推測の域を出ません。)

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【写真】鉱夫

 今も、金・銅が眠っているかもしれませんね。

[南アルプス市芦安山岳館]
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