芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2021年5月

【山岳関連ニュース】

青くかれんヒマラヤのケシ 清里・キープ協会ツアーで公開

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 北杜市高根町清里の清泉寮を運営するキープ協会の敷地で、ケシ科の多年草メコノプシスが開花した。「ヒマラヤの青いケシ」と呼ばれ、本来は高山地帯にしか咲かず、希少という。
 チベットなどの標高3千メートル以上の山地で群生する花。背丈は30~40センチで、うつむきがちに青いかれんな花を咲かせている。今年は例年よりも2週間ほど早い5月23日に開花し、これまでに10株ほどが花を付けた。
 協会は2009年から栽培を始めたが、担当者は「例年は1、2株ほど。順調に生育が進んだ」と説明した。暑すぎず、湿気が少ない場所を選んで、植え替えをしてきた。
 28日は報道陣向けに公開。6月上旬まで楽しめる見込みで、協会が開催するガイドツアーの参加者向けに公開している。

(写真)キープ協会の敷地内で開花したメコノプシス=北杜市高根町清里

【山梨日日新聞 5月29日掲載】

【山岳関連ニュース】

水鏡 連なる峰

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 北杜市高根町東井出の棚田に水が張られ、田植えの時期を迎えた。風の弱い日は、水鏡となった田んぼに雪の残る甲斐駒ケ岳や北岳が映る。
 同所では4月から田んぼに水が引き入れられ、5月に田植えが本格化した。北側に八ケ岳が見え、晴れた日には南側に富士山を望める。
 近くに住む男性は初夏の田園風景について「いいなぁと思う。恵まれている」と話していた。

(写真)水田に映る甲斐駒ケ岳(人の左上)や北岳(中央左の白い山)=北杜市高根町東井出

【山梨日日新聞 5月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

北杜の山、動物メモ帳に 豊かな自然発信へ

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 北杜市は甲斐駒ケ岳やヤマネなど市内で親しまれている山岳や動物をデザインしたメモ帳を作った。イベントなどで配布し、市の豊かな自然をPRする。
 市秘書広報課によると、メモ帳は八ケ岳や瑞牆山、ヤマネ、シカなどを描いた4種類のデザインがあり、各デザイン20枚ずつ用意。表紙を四つに折って四角柱にすると、山岳やオオムラサキなど市内の風景をパノラマで楽しめる工夫もしている。
 メモ帳は縦10センチ、横7センチで、市は9千部を作製。デザインは市内在住のデザイナー土屋恭子さんが手掛けた。デザインは本年度から、市職員の名刺にも採用している。
 市はメモ帳を移住や定住に関する相談会や観光イベントなどで来場者に配布する予定。同課の担当者は「北杜市の景観の魅力を知り、市に興味を持つきっかけになればうれしい」と話している。

(写真)北杜市の山や動物をデザインしたメモ帳と名刺=北杜市役所

【山梨日日新聞 5月26日掲載】

【季節の便り】

50万本赤く彩るポピー

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 南アルプス市中野地区の休耕田で、ポピーが見頃を迎えている。
 地区の住民有志でつくる「ふるさとを錦で飾り隊」が休耕田を活用するため、6年前から花を栽培。今年は例年より1週間ほど早い4月下旬に咲き始め、現在は約50万本の色鮮やかな赤い花が棚田を彩っている。見頃は6月中旬まで続く。
 会長は「今年もきれいに咲いてよかった。花を楽しみながら、棚田が抱える耕作放棄地の問題なども考えてほしい」と話している。

(写真)見頃を迎えたポピー=南アルプス市中野(14日撮影)

【山梨日日新聞 5月21日掲載】

【山梨県内のニュース】

朝採れたトマト、特急で八王子駅に

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 JR中央線特急で甲斐市で朝に採れたトマトを東京・八王子駅に届け、その日のうちに販売する企画が19日、行われ、八王子駅の利用客が新鮮な野菜を買い求めた。
 甲斐市竜王の赤坂農場で午前8時に収穫されたトマトが甲府駅に届けられ、JR東日本の社員が特急の空き座席に乗せて運んだ=写真。
 「鮮度の高い商品を素早く届けられ、消費者にすぐに手に取ってもらえる」と赤坂農場の社長。八王子駅で午後1時50分から販売した約70パックはわずか15分ほどで完売し、売れ行きの早さも“特急並み”だった。

【山梨日日新聞 5月20日掲載】

【山梨県内のニュース】

富士に農鳥かさ雲共演

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 富士山7~8合目の残雪が鳥のように見え、田植えを始める目安とされる「農鳥」の出現が18日、富士北麓地域から確認された。富士吉田市では山頂のかさ雲や水田に映る「逆さ富士」との共演が見られ、“飛来”した農鳥を背に地元農家が田植え作業に汗を流していた。
 この日は同市上吉田東9丁目の水田で、農家がイネを植え付けるために土を軟らかくしたり、すでに植えていたイネを整えたりしていた。農家は「農鳥とかさ雲が一緒に見られたのは久しぶり。とてもきれい」と話していた。田植えは5月下旬~6月上旬に本格化する見込みという。
 同日、農鳥の出現を発表した富士吉田市によると、昨年より4日遅いが、例年並みの出現という。

(写真)田植えの目安とされる農鳥

【山梨日日新聞 5月19日掲載】

【山岳関連ニュース】

甲府・武田の杜で探鳥会

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 愛鳥週間(16日まで)に合わせ甲府・武田の杜で15日、探鳥会が開かれ、愛好家らが野鳥の観察を楽しんだ=写真。
 県とやまなし野鳥の会が主催。約30人の参加者は会員から説明を受けながら森の中を約1・5キロ散策し、双眼鏡などを使ってメジロやウグイスなど約20種類の野鳥を観察した。
 初めて参加したという男性は、「趣味の登山の新しい楽しみ方になりそうだ」と話し、野鳥だけでなく新たな趣味とも出合えた?

【山梨日日新聞 5月16日掲載】

【山岳関連ニュース】

暖冬で目覚め早く? クマ目撃増

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 山梨県内で4月以降、クマの目撃情報が相次いでいる。4月から5月13日までに前年同時期比約1・5倍の19件の通報があり、記録が残る2016年以降で年間を通じて最多だった19年を上回るハイペース。専門家は「昨季は暖冬傾向で冬眠から目覚めるのが例年よりも早い」と指摘している。山菜採りやハイキングなど山に入る機会が増える中で、県などが注意を呼び掛けている。

(写真)田のあぜ道で見つかったクマの足跡=上野原市秋山

【山梨日日新聞 5月16日掲載】

【山岳館便り】

登山教室 キタダケソウ観察会のご案内

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 ゴールデンウィークには大勢の方が芦安山岳館に来館していただきました。
登山の下見や情報収集などで来られた方もいました。みなさん登山計画をたて始めていることでしょう。

キタダケソウ観察会を開催します
 ―北岳のここにしか咲かない花、満開のキタダケソウを見に行きませんか―
 
開 催 日]令和3年6月30日(水)~7月1日(木)
集合場所]芦安ファンクラブ事務所前(芦安山岳館の下)
集合時間]午前9時30分
宿泊小屋]白根御池小屋
お申込み]詳細は、芦安ファンクラブHPより
主  催]NPO法人芦安ファンクラブ
後  援]南アルプスガイドクラブ、南アルプス市

・お一人様でも、グループでも受け付けています。
・実践を通して、安全で楽しい登山の技術や知識を学べます。

 参加お申込みお待ちしています。

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[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳関連ニュース】

金採掘の解説映像刷新 身延・金山博物館

 身延町上之平の甲斐黄金村湯之奥金山博物館は、来館者に鉱山の採掘作業や加工の工程を紹介する館内の映像を初めてリニューアルした。鉱山作業で使われていた道具の形状を史実に合わせて変更するなど、最新の学術研究の内容を反映させた。
 博物館は1997年にオープン。映像は開館当時から活用しており、最新の研究内容を盛り込み解説を充実させようと企画した。
 映像は合計6分ほどで、金鉱石の採掘から精錬までに行う「金掘」「粉成」「汰り分け」「灰吹」の4工程を、それぞれ1分半の映像で紹介している。
 銅に付着した不純物を灰にしみ込ませ金の純度を高める「灰吹」が、採掘される金の純度が高い山梨では行われなかったことを紹介するなど研究の成果を反映した。
 金が含まれている岩石を砕いて粉にする「粉成」で使用していた工具の説明では、形状をとがった形から丸に変更。鉱山で使われた回転臼の名称が「金挽臼」に定まったことも紹介している。
 ナレーションの音声は聞き取りやすいよう、ナレーターに専門用語をゆっくりと発音してもらっている。
 学芸員は「解説には、日々の学術研究の成果を盛り込んだ。来館者が金山や採掘作業などに興味を持つきっかけになればうれしい」と話している。

【山梨日日新聞 5月13日掲載】