芦安公民館、住民のメッセージ紹介
南アルプス市の芦安中央公民館(森本秀夫館長)は、同市芦安芦倉の芦安支所で、新型コロナウイルス収束への願いを込めたヨゲンノトリのメッセージカードを展示している。地域住民らが塗った色とりどりのカードが南アルプスの山々をバックに飾られていて、訪れた人を楽しませている。
展示は「芦安に集まれヨゲンノトリ!~南アルプス市で天空に一番近い北岳の麓へ」と題し、コロナ収束を願う地域の思いを形にしようと企画。市教委生涯学習課などと共同で地域住民や支所の利用者らから「ねがいごと」としてメッセージを募集し、約70点を集めた。
カードの表はヨゲンノトリをかたどった塗り絵になっていて、カードには「コロナがなくなりますように」「早くマスク着用せずに外を自由に歩けるように」など収束を願うメッセージが添えられている。
16日には公民館の役員や地域の有志らが展示作業をした。段ボールに絵の具で描いた南アルプスの山々や、折り紙で作った紅葉の葉などで装飾。糸と洗濯ばさみを使い、ヨゲンノトリが芦安地区を飛んでいるように表現した。
森本館長は「多くのイベントが中止されているので、地域の子どもや高齢者に楽しんでもらいたい。コロナが早く収束することを願っている」と話している。
(写真)新型コロナウイルスの収束を願うメッセージが添えられたカード=南アルプス・芦安支所
【山梨日日新聞 11月28日掲載】
[南アルプス市芦安山岳館]
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