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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2020年9月

【山岳館便り】

小さな侵入者

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 暑かった夏も終わりをつげ、暦どおりに周りは秋の気配につつまれます。
山岳館の庭に、小さな侵入者が現れました。「まあっ綺麗~」光の加減で背中の模様が、黄緑色に見えたり青紫に見えたり美しいです。

 調べてみると、「ルリボシカミキリ」コウチュウ目カミキリムシ科ルリボシカミキリ属。成虫は6月~9月にあらわれ越冬はしないとのこと。(では、あと少しの命…)短い命しっかり生ききってほしいものです。

 ブドウ農家にとっては、カミキリムシ(ブドウトラカミキリ)は生木の幹を食害する大敵で困ったものですが、ルリボシカミキリは、ブナやナラなどの雑木林によくみられ、幼虫は枯れ木をたべて分解し土に還元するという、林の掃除をしてくれています。

 こんなにきれいな色に生まれて、見る人を幸せにしてくれてありがとう!!

[南アルプス市芦安山岳館]
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【山岳館便り】

国立公園 雄大な自然活写 28日までレンジャー作品展

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 関東地域の国立公園などで活動する環境省のアクティブ・レンジャー(自然保護官補佐)が撮影した写真の作品展「環境省 アクティブ・レンジャー写真展~国立公園・野生生物の姿」(環境省関東地方環境事務所主催)が28日まで、南アルプス市芦安芦倉の芦安山岳館で開かれている。各地の雄大な自然や愛らしい動物の姿など多彩な作品が並ぶ。

 関東地方環境事務所管内の国立公園や国指定鳥獣保護区のアクティブ・レンジャー21人が撮影した写真を30点展示している。小笠原国立公園の海に沈む夕日や、尾瀬国立公園のミズバショウ、富士箱根伊豆国立公園の白糸の滝などを写した作品が並ぶ。
 同市芦安芦倉の南アルプス自然保護官事務所に所属する本堂舞華さんは、4点を出展。昨年北岳で撮影したカメラに目を向けて首をかしげた母親のライチョウを映した「ハイ、チーズ!!」や、北岳で撮影した秋の花「キオン」が広がる風景「秋晴れのある日」などがある。
 施設の無料エリアで観覧できる。本堂さんは「管内には富士山などの山や海もあり、豊かな自然が広がっている。新型コロナウイルスの影響で、見に行ってほしいとは簡単には言えないが、写真を見て興味を持ってもらい国立公園について知ってほしい」と話している。

(写真)アクティブ・レンジャーが撮影した自然や動物の作品が並ぶ写真展=南アルプス市芦安山岳館

【山梨日日新聞 9月9日掲載】

【山岳館便り】

環境省 アクティブ・レンジャー写真展開催のお知らせ

 南アルプス市芦安地区に環境省 南アルプス自然保護官事務所があります。
このたび、環境省 関東地方環境事務所管内の国立公園/国指定鳥獣保護区で活動するアクティブ・レンジャーが撮影した写真を芦安山岳館にて展示します。

「環境省 アクティブ・レンジャー写真展 -国立公園・野生生物の姿」
雄大な自然や動植物など各地域の様子を紹介します。

期間:令和2年9月1日(火)~9月28日(月)
時間:午前9時~午後5時
会場:南アルプス市芦安山岳館 無料エリア
休館:毎週水曜日

 皆様のお越しをお待ちしています。

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上記画像をクリックするとパンフレットを表示します。(PDF形式)

[南アルプス市芦安山岳館]
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