芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2020年5月

【山岳関連ニュース】

登山再開へ5ルール、県呼び掛け

マスクを携行/登山日に検温

 新型コロナウイルス感染予防のため5月31日までの登山自粛を求めている山梨県は、6月1日以降の登山時に守るべき五つのルールを定めた。登山者には、混雑の回避やマスクなど感染予防グッズの携行を求める。

 県観光資源課によると、県は緊急事態措置に伴い、県内の登山道や遊歩道の利用自粛を要請し、5月末まで継続して協力を求めていた。6月1日以降の入山時、五つのルールを守るよう求める。

 ルールは(1)体調に不安がある場合は入山しない(2)山小屋・テント場の営業確認、事前予約の徹底(3)難易度を落とした山選び(4)混雑を避けた登山計画(5)感染予防グッズの携行やごみの持ち帰り-の5項目。登山日の検温や少人数での入山、宿泊や休憩場所でのマスク着用、密閉ごみ袋を持ち歩くことを求めている。

 山岳県である山梨、長野、岐阜、富山の中部4県で登山者に注意喚起することを申し合わせ、各県でルールを設ける。山梨県は県内外の登山団体や専門店、ウェブサイトなどを通じてルール順守を呼び掛ける。

 5月25日まで緊急事態宣言の特定警戒都道府県だった東京、埼玉、千葉、神奈川、北海道の5都道県の在住者に対しては、6月18日まで登山のための来県はしないよう要請している。

【山梨日日新聞 5月30日掲載】

【山岳関連ニュース】

「混み合わない山 模索を」

甲府で関係者が意見交換会

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 山梨県内の山岳関係者による、新型コロナウイルスと登山などアウトドア活動をテーマにした意見交換会が28日、甲府市徳行4丁目のアウトドアショップエルクで開かれ、感染拡大防止と自然の魅力に触れる活動の両立などを模索した。

 エルクの柳沢仁社長が呼び掛けて開催。都内からオンラインで参加した登山家の野口健さん、富士山吉田口8合目の山小屋「太子館」の井上義景さん、トレイルランイベントの主催などを手がける医師の福田六花さんら約20人が参加した。

 野口さんは「日帰りで、混み合わない山を楽しんでほしい」と提案。井上さんは「どんなリスクがどこにあるのかを洗い出せば、今後の方向性が見えてくる」と投げ掛けた。福田さんは感染予防に向けて「シンプルなガイドラインをつくり、周知を徹底することが必要」と訴えた。

 意見交換後、取材に応じた柳沢社長は「何とか山に戻りたいという思いは同じ。準備をしてリスクを減らした上で前向きに動き出したい」と話した。

 (写真)新型コロナウイルスと登山について意見を交換する山岳関係者=甲府市内

【山梨日日新聞 5月30日掲載】

【山岳館便り】

南アルプス山麓フェス中止

 南アルプス市は、新型コロナウイルスの感染防止のため、夏の恒例イベント「南アルプス山麓サマーフェスティバル」を中止すると発表した。
 市によると、今年は8月10日に櫛形総合公園で行う予定だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言は解除されたが、感染リスクへの対応はまだ必要と判断し、中止を決めた。
 フェスは例年、ステージショーや農産物の直売のほか、花火の打ち上げなどを行っている。

【山梨日日新聞 5月29日掲載】

【山岳関連ニュース】

県立4施設、再開へ 森林研「森の教室」など

 山梨県は27日までに、新型コロナウイルス感染拡大に伴い休館していた県立施設4カ所を28日以降に順次再開すると発表した。
 県森林総合研究所「森の教室」(富士川)と「シミック八ケ岳薬用植物園」(北杜)は28日、県立リニア見学センター(都留)は6月2日、山梨ジュエリーミュージアム(甲府)は同3日から再開する。検温や消毒など感染防止対策を徹底した上で利用者を受け入れる。
 4施設はいずれも2月下旬から休館していた。

【山梨日日新聞 5月28日掲載】

【山岳関連ニュース】

北岳山荘を今季休業 3密対策に限界

 南アルプス市は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、本年度の夏山期間に南アルプス山系の市営山小屋5施設を営業しないことを決めた。施設内の「3密」対策に限界があるため、山小屋の運営スタッフや利用者の安全を優先する。南アルプス山系にある北杜市営や民間の山小屋は今後、夏山期間の営業の可否を検討する。
 南アルプス市によると、営業を休止する市営山小屋は北岳山荘、白根御池小屋、広河原山荘、長衛小屋、両俣小屋の5施設。北岳山荘以外は指定管理者が運営している。
 当初は6月26日にオープンする予定だったが、感染拡大を受けて7月23日に延期。山小屋の感染予防対策が不十分であることや、感染が発生した場合にクラスター化する恐れがあることなどから、今季の休業を決めた。南アルプス市の担当者は「苦渋の選択。新型コロナが収束した後に訪れてほしい」と話している。
 南アルプス山系では、北杜市の指定管理者が運営する「七丈小屋」は、県の自粛要請に基づき休業を続けている。市観光課は営業再開について「今後、指定管理者と感染予防策などを確認、協議した上で営業を再開するかどうかを決める」と説明。6月中には判断する見通しという。
 早川町内に2カ所ある民間の山小屋も休業中。町の担当者は「今後の営業をするかどうか、あす以降に両施設の経営者と相談したい」と話している。

【山梨日日新聞 5月28日掲載】

【山梨県内のニュース】

高速バス、来月再開 名古屋線や新宿線

 山梨交通は26日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い運休や減便していた高速バスについて、6月1日から一部路線で運行を再開すると発表した。全便運休となっていた高速バス「竜王・甲府~名古屋駅線」は上下線6便が再開する。
 同社によると、新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の全面解除を受けた対応。4月24日から運休や減便していた「竜王・甲府~新宿線」「身延~新宿線」「竜王・甲府~名古屋駅線」で一部運行を再開する。
 竜王・甲府~新宿線は山梨交通、富士急グループ、京王バスが上下線18便ずつ計54便を共同で運行。減便後は京王バスの上下線12便のみとなっていたが、山梨交通が12便、富士急グループが6便を再開させ、上下線30便の運行となる。
 身延~新宿線は4便が運行を再開して上下線8便、全便が運休していた竜王・甲府~名古屋駅線は上下線6便が運行を再開する。

【山梨日日新聞 5月27日掲載】

【山梨県内のニュース】

中央道・談合坂スマートIC 供用開始

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 上野原市と中日本高速道路が同市大野の中央自動車道に整備したスマートインターチェンジ(SIC)「談合坂SIC」が24日午後3時、供用開始となる。
 整備されたのは大月-上野原IC間にある談合坂サービスエリア(SA)の西側。中日本高速道路によると、上り線は談合坂SA内を通って本線に合流し、下り線は直接本線に入ることができる。
 当日は午前11時から開通式を行い、関係者がテープカットなどで供用開始を祝う。
 談合坂SICは2014年に着工。用地交渉などが長引き当初予定より約4年遅れて完成した。


(写真)24日に供用開始となる談合坂スマートインターチェンジ。写真奥は談合坂サービスエリア(上り線)=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から

【山梨日日新聞 5月23日掲載】

【山岳関連ニュース】

閉鎖の富士登山 今夏、吉田口5合目で県職員が“制止”

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、登山道の完全閉鎖が決まった富士山について、山梨県は22日までに、夏山シーズン中、吉田口登山道を利用した登山の自粛を呼び掛けるため、5合目に人員を配置する方針を固めた。トイレや避難場所がなく、登山道の安全が確保できないとして自粛を促す。
  今夏の富士山を巡っては、登山者の密集による感染を防ぐため、山梨、静岡の両県が計4ルートの完全閉鎖を決めている。吉田口登山道では山小屋や8合目救護所が休業し、トイレや避難場所がなくなるが、「閉鎖を知らないなどの理由で、登山をしようとする人がいる可能性がある」(山梨県世界遺産富士山課)として、人員を配置する方針を固めた。
  例年の開山期間に当たる7月1日~9月10日、5合目に富士山レンジャーらを配置する方向で検討している。同課の担当者は「今夏の富士山は悪天候でも避難場所がなく、冬山と同じで非常に危険。絶対に登らないでほしい」と話した。

【山梨日日新聞 5月23日掲載】

【季節の便り】

日本3大高峰、初夏の装い

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 初夏を迎え、南アルプスや富士山で雪解けが進んでいる。

 日本第2の高峰である北岳(3193メートル)と第3の高峰、間ノ岳(3190メートル)は、春先まで山頂付近を覆っていた雪がしだいに減り、谷筋に雪が残り、尾根は岩が現れている。北岳を含む白根三山や仙丈ケ岳など一帯の高山は、山肌が白黒のまだら模様になる初夏の装いに衣替えした。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、北岳山荘など南アルプス市営の山小屋5施設が営業開始を約1カ月遅らせて7月23日とするなど、夏山登山に影響が出ている。

(写真)雪解けが進みまだら模様となっている北岳(中央)と間ノ岳(右)。左奥の富士山も初夏の装いになった=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から空撮

【山梨日日新聞 5月20日掲載】

【山岳館便り】

雪形

 きびしい冬を越した山も季節が進み、雪解けになってくると残雪がさまざまな形を作り出します。昔から先人に名づけられたそれぞれの山に現れてくるのが雪形です。

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 富士山の北斜面に「農鳥」、南アルプス 間ノ岳、農鳥岳に「農鳥」「農牛」、鳳凰観音岳にも「農牛」など…。

 各地の山にも雪形がいろいろ現れます。さて、「種まき爺さん」「舞姫」「武田菱」「島田娘」「五人坊主」と名付けられたのはどこの山でしょうか。

 まわりの山を見渡して探してみませんか。自分なりの雪形を発見するのもいいかもしれません。

  雪形の山の正解は次回6月1日の山岳館メールにて!

[南アルプス市芦安山岳館]
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