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 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山岳館便り】

アマゴ復活願い育てた稚魚放流、芦安中

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 南アルプス市芦安地区の住民有志は、芦安中の生徒と地区内を流れる御勅使川にアマゴの稚魚を放流した。地元の川にアマゴを復活させる取り組みの一環で、生徒たちは集まって元気に泳ぐ稚魚の姿に歓声を上げていた。

 住民や市職員、芦安中の生徒18人が参加。同校敷地内の木箱で飼育し、約2センチに成長した稚魚を紙コップに移してから川に放した。

 取り組みは、激減したアマゴを復活させることで過疎化が進む同地区の活性化を図ろうと、1年ほど前にスタートした。昨冬はアマゴの卵を500粒購入して試験飼育。順調に生育したことから今回は1万粒入手し、昨年12月から同校敷地を含む5カ所で本格的に飼育している。

 参加住民の一人で、同地区の温泉旅館「白雲荘」の店主は「放流活動を通して、自然を大切に思う気持ちも育てていきたい」と話している。

【写真】アマゴの稚魚を放流する芦安中の生徒=南アルプス市芦安地区

【山梨日日新聞 1月22日掲載】

[南アルプス芦安山岳館]
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