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 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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【山岳館便り】

富士信仰「最古級の像」公開 南ア・江原浅間神社が元日

 南アルプス市江原の江原浅間神社は来年1月1日、富士山信仰に関わる最古級の神像とされる同神社のご神体「浅間神像」を特別公開する。同神社での公開は2013年以来2回目。拝殿の改修工事完了を記念して実施する。

 神像は高さ40・5センチ。背中合わせに三方を向く女性像が中央の如来像を囲んでいる。平安時代(11世紀中ごろ)の制作と推定され、富士山信仰に関連する最古級の神像とされる。

 信仰の対象として通常は本殿に安置され、原則非公開となっている。市教委文化財課によると、同神社で2013年に2時間限定で公開したほか、同年の重要文化財指定に先立つ東京国立博物館での展示会、15年の県立博物館と静岡県立美術館による合同特別展でのみ公開されているという。

 拝殿の改修工事完了を受け、初詣で多くの参拝客が予想される1月1日に時間を限定して公開することにした。今後、一般公開の予定はないといい、氏子筆頭総代の矢崎実さん(77)は「公開によって地域のさらなる発展を祈りたい」と話している。

 公開は1日午前0~2時と午前7時~午後2時。申し込み不要。

【山梨日日新聞 12月27日掲載】

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