芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2018年11月

【山岳館便り】

冬山登山

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夜叉神峠から白峰三山を望む

 朝晩の冷え込みが一気に進み、南アルプスの山頂は雪で真っ白くなりました。

 12月から2月の厳冬期に冬山登山する方もいるでしょう。南アルプスの冬山は非常に厳しく、常に危険が伴います。冬山登山には豊かな経験や高度な技術、万全な装備、体力などが必要になります。

『冬山登山注意事項』

1.登山届は必ず提出しましょう。
  雪山は絶えず危険にさらされています。万が一に備え必ず登山届を提出
  しましょう。

2.余裕のある日程で行動しましょう。
  経験・技術・体力に応じた山、コース選びをして無理のない日程計画を
  たてましょう。

3.装備は事前によく点検しましょう。
  天候や気温の急変など厳しい条件にも対応できる装備を準備しましょ
  う。

4.万全な体調で登りましょう。
  冬山は気象が急激に変化し、体力を消耗します。
  入山前の健康管理、十分なトレーニングをして体調を整えましょう。

5.単独登山はやめましょう
  経験豊富なリーダーをたて初心者だけの登山は絶対にやめましょう。

6.気象状況を常に確認しましょう。
  ラジオ、携帯などで気象状況を把握し気象変化に応じた行動をとりま
  しょう。
  天候悪化の兆しが見えたら潔く登山を中止して引き返す勇気をもちま
  しょう。

  みなさん冬山登山を安全に楽しみましょう!

[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳関連ニュース】

茅ケ岳100回登頂達成

大里・牛山さん 父の愛読書が契機 風景に魅了「200回めざす」

 甲府市大里町の団体職員牛山邦彦さん(61)が茅ケ岳(北杜・甲斐市、標高1704メートル)の100回登頂を果たした。山頂から望む風景に魅了され、足を運ぶうちに回数を重ねていたという。牛山さんは「次は200回を目指したい」と意気込んでいる。

 牛山さんが本格的に登山を始めたのは2012年。山登りが趣味だった今は亡き父親の愛読書「甲斐の山旅・甲州百山」がきっかけという。

 山に慣れると、目標を持とうと山梨百名山に挑戦するようになった。その一つとして同年10月に登ったのが茅ケ岳。牛山さんは「山頂から見える富士山や南アルプスの風景が素晴らしかった。深田久弥終焉の地ということも、印象に残った理由」と語る。

 以降、山梨百名山や日本百名山と並行して茅ケ岳を訪れた。新緑のまぶしい春、山々が雪をまとう冬…。四季折々の姿が楽しみだったといい、2日連続で登ったこともあった。

 今年10月末に100回目の登頂を果たした。牛山さんは「2周目に入った山梨百名山とともに、茅ケ岳200回も達成したい。じっくりと山の魅力を味わっていきたい」と話している。

【山梨日日新聞 11月27日掲載】

【山岳関連ニュース】

「身延山七面山修行走」中止に

コース一部、台風で崩落

 身延山の参道などを走るトレイルランニングレース「身延山七面山修行走」の実行委員会は、12月2日に開催を予定していたレースの中止を決めた。台風24号の影響で、コースの一部を構成する早川町道が崩落したことなどが理由。河井淳委員長は「恒例のイベントとして定着しつつあるだけに、中止せざるを得ない状況になったのは残念」と話している。

 身延山の門内活性化委員会などでつくる実行委によると、レースは2013年に身延山や七面山周辺の魅力を発信するためにスタート。僧侶が修行で使った参道などを走ることから、15年に現在の名前に変更した。

 レースは36キロと13キロの2部門を用意。5回目の開催となった昨年は約700人が出場した。河井委員長は「起伏が激しいコースが評価されて出場者の数は増え、徐々に定着してきていた」という。

 10月に県内に最接近した台風24号で、36キロのコースで使う予定だった早川町道赤沢追分線が被災。道路が崩落したり土砂で埋まったりしていて、早川町によると、復旧のめどは立っていない。

 実行委の担当者が現地を確認。復旧の見通しが立たず、別ルートへの変更も困難なことからレースの中止を決めた。申し込みがあった約750人には、メールなどを通じて連絡した。河井委員長は「ランナーの安全を第一に考えて中止を決めた。来年はレースを実施できるように準備を進めたい」と話している。

【山梨日日新聞 11月27日掲載】

【山梨県内のニュース】

中部横断道建設区間、南部町民370人が歩く

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 南部町は25日、本年度中に開通予定の中部横断自動車道富沢インターチェンジ(IC)-新清水ジャンクション間の一部区間を歩く、ウオーキングイベントを開いた。

 中部横断自動車道の整備工事の進捗状況を知り、同自動車道からの景色を通じて地元の魅力を感じてもらおうと、町民を対象に企画した。

 富沢ICから東根熊トンネルを通過する約3キロのコースを用意し、町民約370人が参加。橋から町の風景を眺めたり、記念撮影したりしながら真新しい道路を歩いた=写真。クレヨンで路面に絵を描くコーナーなどもあった。

 妻と参加した同町本郷の農業の男性は「めったにない機会だった。開通したら早速利用してみたい」と話していた。

【山梨日日新聞 11月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

国内外で撮影した山岳写真54点展示

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 県内の山岳写真愛好家でつくる「ぐるーぷ山かがし」(保坂広代表)が25日まで、甲府・県立図書館で四季折々の山を活写した写真展「出会いのとき 2018 山野の彩り」を開いている=写真。

 隔年で開いていて19回目。メンバー10人による山梨、長野両県を中心とした国内外の山岳写真54点を展示している。

 大半はフィルムカメラで撮影。うっすらと雪をかぶり冬を迎える南アルプス・薬師岳、朝焼けの赤い富士山にかかる残月など多様な姿が並び、来場者が見入っている。午前9時~午後6時。

【山梨日日新聞 11月23日掲載】

【山梨県内のニュース】

芦安の交流拠点40年の歴史に幕

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 たくさんの思い出をありがとう-。南アルプス市芦安地区の公民館「芦安高齢者コミュニティセンター」が老朽化のため取り壊されることになり、住民はこのほど、お別れ会を開いた。地元の夜叉神太鼓の練習や料理教室などの場として、40年近く親しまれてきた施設。住民は室内の壁にメッセージを書くなどして、公民館との別れを惜しんでいる。

 同施設は旧芦安村時代の1980年に完成。地域住民の会合で使われたほか、夜叉神太鼓の練習やフォークダンス教室などの場として幅広く活用されてきた。同地区では2012年に保育所が休所となり、近年は子どもの遊び場や保護者の交流拠点になっていた。

 取り壊し作業が始まるのを前に最後の思い出づくりの機会にしようと、住民有志がお別れの会を企画。約50人が集まり、壁に思い思いの絵を描いた。「ここでさわいだ思い出わすれない」「楽しい場所、ありがとう」など感謝のメッセージも数多く書き込まれた。

 同施設の館長を務めていた森本さん=同市芦安芦倉=は「今となっては古い建物だが、住民が集まりやすく使い勝手が良かった。なくなってしまうのは本当に寂しい」と話した。

 市教委生涯学習課によると、市の公共施設再配置計画の一環で、年度内の取り壊しが決まった。跡地は駐車場にする。公民館の代替施設として、隣接する南アルプスふれあい館などの利用を地域に案内している。

(写真)壁に絵を描く地域住民ら=南アルプス・芦安高齢者コミュニティセンター

【山梨日日新聞 11月21日掲載】

【山岳館便り】

滝へ導く遊歩道完成 芦安ファンクラブが再整備

「四季折々の表情 楽しんで」

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 NPO法人「芦安ファンクラブ」(清水准一会長)が再整備を進めていた、南アルプス市芦安地区の瀬戸千段の滝へと続く遊歩道が完成した。歩行者の安全確保のため手すりなどを設置。17日にはツアーが開かれ、参加者は秋を感じながら滝を目指した。

 ツアーには約20人が参加。同法人メンバーから滝の歴史について模型で説明を受けた後、御勅使川に架かる瀬戸大橋付近から始まる山中の遊歩道を歩いた。20分ほどで落差100メートルほどの滝に到着すると、記念撮影するなどして景色を楽しんでいた。

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 南アルプス市徳永の女性は「初めて滝を見たが、とてもすてきな光景で感動した」と話した。ツアーでは周辺の集落散策もあった。

 遊歩道は約20年前、旧芦安村時代に整備されたが、手入れがされずに荒廃が進んでいた。同法人は観光資源として活用しようと、8~10月、鎖の手すりを設けたり、階段を作り直したりして再び利用できるようにした。

 同法人メンバーで芦安地区を拠点にしている地域おこし協力隊の隊員は「季節によって変化する滝の表情を楽しんでほしい」と話している。

 【写真上】鎖の手すりを設置した遊歩道を歩いて、瀬戸千段の滝を目指す参加者=南アルプス市芦安安通

 【写真下】瀬戸千段の滝を眺める参加者=南アルプス市芦安安通

【山梨日日新聞 11月18日掲載】

[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳関連ニュース】

南アルプス市、東京農業大が協定 地域活性化へ包括連携

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 南アルプス市と東京農業大は包括連携協定を結んだ。南アルプスユネスコエコパークの理念に基づいた地域活性化策などに連携して取り組む。同大が県内自治体と連携するのは小菅村に続き2例目。

 協定に盛り込まれた連携項目はエコパークのほか、耕作放棄地の再生、南アルプスブランドの構築など。今後、両者で協議して具体的な事業を進めていく。

 15日には東京都世田谷区の同大世田谷キャンパスで締結式が行われ、金丸一元市長と高野克己学長が協定書に署名した。金丸市長は「大学が持つノウハウをエコパークや農業分野で生かし、市の活性化につなげたい」と話している。

 市によると、市内には同大卒業生が多く住んでいることに加え、学生の農業体験学習などが行われてきた経緯があり、地域貢献を掲げる同大と連携協定締結に向けた準備を進めてきた。

 (写真)協定書に署名し握手する金丸一元市長(右)と高野克己学長=東京農業大世田谷キャンパス

【山梨日日新聞 11月17日掲載】

【山梨県内のニュース】

県内で狩猟解禁、事故防止呼び掛け 南アルプス署員ら

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 県内の狩猟が解禁となった15日、南アルプス署は南アルプス市高尾の林道などで、狩猟事故防止を呼び掛ける啓発活動をした=写真。

 署員や署管内鉄砲保安協会員、県中北林務環境事務所の担当者ら約20人が参加。猟銃の取り扱いや「防ごう! 狩猟事故」のメッセージが書かれたチラシと、ポケットティッシュを地元猟友会の会員に配った。

 同署の生活安全係長は「銃の誤った取り扱いは重大事故につながる恐れが高い。基本を守って事故防止に努めてほしい」と要請。櫛形猟友会の会長は「撃つ方向の確認を徹底し、安全な狩猟に心掛ける」と話した。狩猟期間は来年2月15日まで(ニホンジカ、イノシシは3月15日まで)。

【山梨日日新聞 11月17日掲載】

【山岳関連ニュース】

高柄登山道の倒木撤去

上野原署など、台風の影響調査

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 上野原署と上野原市は15日、同市の高柄山で登山道調査を行い、台風で発生した倒木を撤去した。

 署員と市職員計6人が参加。高柄山では10月の台風24号による倒木の影響で登山道が分かりにくくなっていた。道に迷う山岳遭難が同月に2件発生したことを受けて実施。チェーンソーやなたで倒木などを撤去した。

 同署管内の今年の山岳遭難件数は10月末現在で15件(死者5人)で、昨年同期の11件(死者3人)を上回っている。同署山岳救助隊の隊長は「これからの季節は厳しい寒さになる。登山届を提出し、しっかりとした装備で計画的に登山してほしい」と話していた。

 【写真】倒木を撤去する参加者=上野原市内

【山梨日日新聞 11月16日掲載】