芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2018年10月

【山岳館便り】

南アルプス学講座

 南アルプスユネスコエコパーク山梨県連絡協議会 主催 「南アルプス学講座」を全4回開催します。講座を受講して南アルプスのことをもっと一緒に学びませんか。

〈第1回〉平成30年10月21日(日)
      北杜市会場 甲斐駒センターせせらぎ
       (北杜市武川町牧原1243)

  ・南アルプスユネスコエコパークからの地域づくり
      講師:花岡 利幸(山梨大学名誉教授)
  ・南アルプスのライチョウの生態と保護対策について
      講師:村山 力(やまなし野鳥の会理事)
  ※お問合せ・お申込み
      北杜市産業観光部観光課 (電話)0551-42-1351

〈第2回〉平成30年11月18日(日)
      早川町会場 早川町役場2階大会議場(早川町高住758)
  ・南アルプスの生物多様性の特徴と魅力
      講師:北原 正彦(山梨県富士山科学研究所専門員)
  ・南アルプスユネスコエコパークでニホンジカとどのようにつきあうか
      講師:長池 卓男(山梨県森林総合研究所研究員)
  ※お問合せ・お申込み
      早川町振興課 (電話)0556-45-2516

〈第3回〉平成30年12月15日(土)
      南アルプス市会場 南アルプス市地域防災交流センター
       (南アルプス市十五所1014)

  ・南アルプスの気候、最近の気候変動
      講師:保坂 悟(日本ネットワークサービス気象情報室長)
  ※お問合せ・お申込み
      南アルプス市ユネスコエコパーク推進室
       (電話)055-282-7261

 〈第4回〉平成31年1月19日(土)
      韮崎市会場 韮崎市民交流センター ニコリ
       (韮崎市若宮1-2-50)

  ・大地形成史から南アルプスの生物多様性を読み解く
      講師:輿水 達司(山梨県立大学特任教授)
  ・これまでに発生した土砂災害とその特徴
      講師:萬德 昌昭
         (国土交通省関東地方整備局富士川砂防事務所長)
  ※お問合せ・お申込み
      韮崎市産業観光課 (電話)0551-22-1111

 各会場 ・受付 13:00 ・開始 13:30 ・定員 各70名

 お申し込み・お問合せは、各開催市町にご連絡ください。
 なお、定員になり次第締め切らせていただきます。

 全4回の参加もOKです。大勢の皆さまの参加お申込みをお待ちしています。

[南アルプス芦安山岳館]
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【山梨県内のニュース】

沢登六角堂祭典 伝統切子65点奉納

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 南アルプス市沢登地区の伝統行事「沢登六角堂切子祭典」が13日開かれ、伝統の技術を凝らした切り紙細工「切子」が堂内に奉納された=写真。

 地元住民でつくる「沢登切子保存会」のメンバーや豊小の児童、巨摩高の生徒らが手掛けた切子65点を奉納。周囲が暗くなると、神仏や動物、スポーツをモチーフにした作品が堂内の明かりで浮かび上がり、幻想的な雰囲気に包まれた。

 切子は六角堂の護符として、300年以上前から同地区に伝わる。和紙を重ね合わせ「つきのみ」と呼ばれる刃物で彫って透かし、細やかな図柄を表現している。
 

【山梨日日新聞 10月14日掲載】

【山岳関連ニュース】

甲府商山岳部の歌、レコード見つかる

80年前の創部時に制作 電機店が高校に寄贈

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 80年以上の歴史がある甲府商高山岳部の歌のレコードが見つかり、発見した丹沢電機(甲府市伊勢1丁目)が同校に寄贈した。歌は昭和初期の創部当時に作られたものとみられるが、現在では歌詞が学校の記念誌に記されているのみで音源は残っていなかった。同校の担当者は「歴史の重みを感じさせる貴重な資料で、レコードが残っていたことに感激」と話している。

 【写真】蓄音機で山岳部の歌を聴く甲府商高の教員ら=甲府市伊勢1丁目

 山岳部の歌のレコードは、同社が市内の女性から譲り受けた約50枚のうちの1枚。女性の親族が所有していたものだが、山岳部とのつながりは不明という。保存状態が良く、同じ女性から譲られたぜんまい式の蓄音機で再生することができる。

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 1982年度同窓会誌の抜粋として同校の100周年記念誌に掲載された寄稿文によると、山岳部は1930年代に創設。歌も同時期に作られ、山岳部の担当教員が作詞を手掛けたとみられる。6番まであり、四季折々の山の風景と若い部員の姿を表現している。

 【写真】「甲商山岳部の歌」のレコード

 80年以上たった現在まで山岳部は続いてきたが、歌は音源や楽譜が残らなかったこともあり、いつしか忘れられた存在となっていた。

 レコードの寄贈は、丹沢始社長が同校に提案。丹沢社長は「会社に置いておくよりも学校で保管する方が良いと考えた」と話していて、今後はレコード音源を録音したCDも贈る。

 9月28日に同校の教員が同社を訪問し、丹沢社長からレコードを受け取った。山岳部顧問の教諭は「現在の部員7人は歌の存在も知らない。部や学校の歴史の重みを感じてもらう良い機会で、大変ありがたい。生徒が歌を聴く場も設けたい」と話している。

【山梨日日新聞 10月10日掲載】

【山梨県内のニュース】

花の万灯、門前町彩る 身延

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 日蓮宗の開祖日蓮聖人をしのぶ恒例の身延山御会式万灯行列が6日、身延町の身延山で行われた。花で彩った「万灯」が総門から三門までの約2キロを練り歩き、多くの観光客が華やかな行列に見入っていた。
 
 行列には全国各地から38団体、約1500人の信徒が参加。細長い竹などに和紙で作った花を飾り付けた「万灯」とともに、太鼓や笛の音を響かせながら練り歩いた。
 
 万灯行列は、日蓮聖人が1282年10月13日に池上宗仲公の館(現在の東京・池上本門寺)で61歳で亡くなった際、周囲の桜が一斉に咲いたという故事に由来している。

(写真)門前町を練り歩く「万灯行列」=身延町身延

【山梨日日新聞 10月7日掲載】

【季節の便り】

南アルプス市・沢登「切子」奉納は目前

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 「まだ彫ってるけ?」

 「あともう少しだよ」

 南アルプス市沢登地区ではこの時期、こんなあいさつが飛び交う。毎年10月13日、同地区の六角堂に奉納する切り紙細工「切子」が話題の種だ。

 和紙を10~15枚ほど重ね、下絵に沿って刃物を突き刺して切り抜いていく。デザインを含め、半年以上かけて仕上げる人も少なくない。「失敗すれば取り返しがつかない部分もある。慎重に、慎重に。根気が必要なんだよ」。沢登切子保存会の会長はそう説明する。

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 300年以上続く伝統を後世に継承しようと、保存会は豊小児童や巨摩高生徒への指導にも力を注ぐ。同地区の公会堂では毎年4~9月に一般向けの講習会も開催。昨年から参加している男性は「うまく紙を切り抜けた時が何よりもうれしい。夢の中でも作業しているぐらい」と笑う。

 六角堂で開かれる祭典では保存会メンバーや児童、生徒の切子が建物の3面に飾られる。夜になると裸電球の明かりで繊細な絵柄が浮かび上がる。名取会長は「幻想的な光景。力作を多くの人に見てもらいたい」と話している。
 
(写真)10月13日の奉納に向け、追い込み作業に励む沢登切子保存会メンバー=南アルプス市沢登
(写真)10月13日に切子を奉納する六角堂=南アルプス市沢登

【山梨日日新聞 10月5日掲載】

【山岳関連ニュース】

早川・奈良田の橋2カ所流失

南アへの登山道使えず

 台風24号による増水で、早川町奈良田の大門沢に架かる橋が2カ所で流されていたことが、大門沢小屋への取材で分かった。町は1日から登山道を通行止めにしており、奈良田から南アルプスを目指すことができなくなっている。

 同小屋の管理者によると、小屋から約100メートルと約300メートル下流に架かっていた長さ約10メートルの丸太の橋2本が流され、岸に打ち上げられていた。深沢さんが1日午前、被害に気付いた。

 同町奈良田の登山口からは北岳や農鳥岳、笹山などを目指す登山客が多いが、橋を通過しなければならない。町産業課によると、登山道に関する問い合わせが複数寄せられているという。

 同小屋は復旧のめどが立たないことから、例年より15日ほど早い2日に今シーズンの営業を終了。毎年10月初旬から中旬にかけて登山客70~80人が小屋を利用するといい、管理者は「最終盤の書き入れ時だっただけに残念」と話した。

【山梨日日新聞 10月4日掲載】

【山岳関連ニュース】

エコパークの魅力、カヌー楽しみ体感

南伊奈ケ湖で教室

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 南アルプス市は、同市上市之瀬の南伊奈ケ湖でカヌーの体験教室を開いた。

 親子ら14人が参加。講師を務めた「B&G南アルプス海洋クラブ」のメンバーからパドルの動かし方などを学んだ後、湖でカヌーを楽しんだ=写真

 体験教室は、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に登録された南アルプスの生物圏保存地域「エコパーク」の魅力を体感してもらおうと、毎年企画している。

【山梨日日新聞 10月3日掲載】

【山梨県内のニュース】

柿、桃、スモモ…特産PR 果物詠んだ俳句募る

 JA南アルプス市(小池通義組合長)は5日まで、「第4回柿の日俳句大会」の作品を募集している。柿のほか、桃やスモモ、ブドウ、サクランボなどの果物を季語にした俳句を募っている。

 柿の日は、俳人・正岡子規が「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」の句を10月26日に詠んだとされることにちなみ、全国果樹研究連合会が2005年に制定。市内であんぽ柿の生産や「富有」「次郎」などの栽培が盛んなことから、同JAは15年から俳句大会を開いている。

 市内の果樹を広くPRしようと、昨年から募集する作品の季語をフルーツ全般に拡大。第3回大会では「さくらんぼ捥(も)げば青空ついてくる」が最高賞に選ばれた。

 投句用紙に句や名前など必要事項を記入し、同JAに郵送または持参する。1人10句まで。審査を経て、26日に表彰式を行う。問い合わせは同JA内の事務局、電話055(283)7114。

【山梨日日新聞 10月3日掲載】

【山岳関連ニュース】

甲武信エコパーク審査へ

ユネスコが推進協の申請受理

 山梨、埼玉、長野、東京の4都県にまたがる秩父多摩甲斐国立公園周辺地域のエコパーク登録について、関係自治体でつくる「甲武信ユネスコエコパーク推進協議会」(会長・後藤斎知事)は申請書を提出、1日に国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部が受理した、と発表した。来年5~7月に開かれるユネスコ本部の理事会で登録の可否が協議され、登録が決まれば国内で10カ所目となる。

 協議会事務局の県みどり自然課によると、2016年10月に同地域の登録に向けた申請をしたが、ユネスコ国内委員会が本部への申請を見送った。雲取山周辺の東京都の水源林などをエリアに加え、組織体制も強化。今年3月の国内推薦を受け、9月10日にユネスコ本部へ申請した。10月1日、ユネスコ側から9月27日付で申請を受理したとの連絡があった。

 今後、1~4月ごろの間にユネスコ本部のエコパーク国際諮問委員会が申請書を審査。その結果を基に、5~7月ごろに開かれるユネスコ本部の理事会が審議し、登録するかどうかを決める。

 同課は「審査に関する情報を収集しながら、理事会の最終的な判断を待ちたい」としている。

 ユネスコエコパーク 世界自然遺産が自然地域の保護・保全を目的としているのに対し、生態系の保全と持続可能な利活用の調和を目的とする。国内では山梨、長野、静岡3県の10市町村にまたがる「南アルプス」(2014年登録)などが登録されている。

【山梨日日新聞 10月2日掲載】

【山岳館便り】

通行止め一部解除のお知らせ

 以下の道路(区間)は、10月2日(火)通行止めが解除されました。

 ・県営林道南アルプス線(山の神G⇔夜叉神G⇔広河原⇔北沢峠・いずれも南アルプス市芦安芦倉)

 なお、引き続き以下の道路(区間)は、通行止めとなっています。

 ・県道南アルプス公園線(早川町奈良田・開運隧道⇔南アルプス市芦安芦倉・野呂川橋)

 なお、規制解除は安全確認後となります。

[南アルプス芦安山岳館]
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