芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2018年10月

【山岳館便り】

南アルプス林道冬期閉鎖のお知らせ

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 南アルプスの高山はもう雪が降り、山頂は白く雪化粧しています。シーズンがいよいよ終わりに近づいてきました。

 南アルプス林道の通行は11月4日(日)までとなります。バス、タクシー、市営バスの運行も4日(日)までです。各山小屋の営業日、宿泊等詳しくは直接各山小屋にお問い合わせください。
 
 芦安~広河原~北沢峠まで白鳳渓谷では紅葉真っ盛りで今が最高です。4日までお天気が続く予報です。きれいな青空に紅葉、登山する方もしない方もバスの車窓からどうぞ!

 広河原に降り立ったら北岳の雄姿をご覧ください。

 

山梨県民の日 入館無料

 11月20日は、山梨県民の日です。当日、南アルプス芦安山岳館は入館無料になります。

 現在、企画展示「南アルプス 白籏史朗の世界と白い峰写真展」を好評開催中です。
 
 この機会にぜひ、芦安山岳館にお越しください。お待ちしています。

[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳館便り】

瀬戸千段の滝 紅葉ツアー

 南アルプスは今まさに紅葉真っ盛りで見頃になりました。芦安山岳館周辺もきれいに色づいています。

 『瀬戸千段の滝』(芦安地区 瀬戸(せど)大橋のふもと)長い間、整備がされず荒れていましたがNPO法人芦安ファンクラブが中心となり有志ボランティアの方々と今年8月から整備を始めました。この度、完成してきれいになり安全に散策できるようになりました。
 
 整備完成を記念して「瀬戸千段の滝 紅葉ツアー」を開催します。

 芦安地区内の散策と歴史など芦安ファンクラブのガイドの話を聞きながら、10月に完成した遊歩道を歩きながら紅葉と滝を一緒に楽しみませんか。
 
日 時]平成30年11月17日(土)9時30分集合 10時~12時
集 合]瀬戸千段の滝入り口駐車スペース
定 員]20人(小学生以上:小学生参加は保護者同伴)
     雨天時は中止となります。
締 切]11月15日(木)
 
 詳しいお問い合せ・お申し込みは、
 NPO法人芦安ファンクラブのホームページを確認の上、FAXかメールでご応募お願いします。
 
 皆さんの参加お申込みお待ちしています。

[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳館便り】

桃、アヤメ、ライチョウ、北岳…市のシンボル決定

 市のシンボル制定を進めていた南アルプス市は、木は「桃」、花は「アヤメ」、鳥は「ライチョウ」、山は「北岳」とすることを決めた。市制施行15年に合わせ、募集、選考していた。市のイメージアップに向け、さまざまな媒体でPRしていく。

 市によると、4月に市のシンボルを募集し、2174人が応募。自治会や市議会、関係団体の代表者らで構成する市シンボル選定委員会が応募内容を踏まえて判断した。

 桃は市内で栽培される代表的な果実の一つで、アヤメはかつて東洋一の群生地と言われた櫛形山が有名。ライチョウと北岳は自然豊かな南アルプスの象徴となっている。

 28日に南アルプス・桃源文化会館で開かれた市制施行15周年記念式典で発表された。応募者の中でただ1人、選ばれた四つのシンボルを全て書いていた若草中1年に、金丸一元市長から記念品が手渡された。「素晴らしい自然を残し、最新の技術も取り入れながら、さらに市が発展していってほしい」と話した。

【山梨日日新聞 10月28日掲載】

【季節の便り】

八ヶ岳南麓 秋色

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 八ケ岳南麓で、紅葉が見ごろを迎えている。

 北杜市大泉町西井出の川俣川東沢沿いは、広葉樹林の色づきが最盛期。赤や黄色のグラデーションが広がっている。牧場周辺のカラマツ林も黄色に染まる。

 東沢大橋付近の展望台には多くの観光客が訪れ、秋色の八ケ岳をバックに記念写真を撮っていた。

 北杜市によると、川俣川東沢沿いの紅葉の進み具合は平年並み。先週末からの冷え込みで色づきが進んだ。見ごろは11月上旬まで。

 【写真】川俣川東沢沿いを染める紅葉。右奥は東沢大橋=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から

【山梨日日新聞 10月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

県警山岳隊長が安全登山訴え

山岳会支部が基礎講座

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 日本山岳会山梨支部などは23日、山梨学院大で、やまなし登山基礎講座を開いた。

 同支部が安全登山を啓発するために開いており、全8回の講座の6回目。県警山岳警備安全対策隊の志村一隊長が講演した=写真

 志村隊長は、登山の経験が浅いのに難易度の高い山に挑戦して遭難するケースが目立つと指摘。「日程に余裕を持ち、体力や技術に見合った登山計画を立てることが大切だ」と呼び掛けた。

 県内で発生した遭難の事例を交えながら、遭難に備えて雨具や照明具、水などを準備するよう指摘。山系別に危険な場所なども説明した。

 県警地域課によると、県内では22日現在、山岳遭難が123件(前年同期比7件減)発生し、死亡は22人(同1人減)。遭難者数は151人(同13人増)で、統計開始以降最多となった昨年を上回るペースで推移している。

【山梨日日新聞 10月26日掲載】

【季節の便り】

甲斐駒ケ岳で初冠雪を観測

平年より6日早く

 甲府地方気象台は21日、甲斐駒ケ岳で初冠雪を観測したと発表した。平年より6日早く、昨年と比べて4日早い。

 同日午前8時ごろ、甲府市飯田4丁目の同気象台で、甲斐駒ケ岳の山頂付近一帯が薄く白くなっているのを職員が確認した。気象台によると、県内では20日夜から21日朝にかけ、寒気を伴った気圧の谷の影響で雨が降り、標高が高い場所は雪になったとみられる。

 1928年の観測開始以来、甲斐駒ケ岳の最も早い冠雪は52年9月26日、最も遅いのは93年11月24日。

【山梨日日新聞 10月22日掲載】

【山岳関連ニュース】

登山届の努力義務化スタート

富士山、八ケ岳、南アルプス 「初めて知った」次々

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 富士山や八ケ岳、南アルプスの3区域で20日、登山者の氏名や緊急連絡先、登山行程などを記入した登山計画書(登山届)の提出が努力義務となった。初日は提出した登山者を含め、「条例を初めて知った」との声が大半。遭難時に捜索活動の手掛かりにするなど安全確保につなげるための取り組みで、冬山シーズンを控え、関係者は周知に力を入れる。

 南アルプス市芦安芦倉の南アルプス市営芦安駐車場には、同日午前5時ごろから北岳などに向かう登山者が続々と到着した。多くの登山者は場内の山岳観光案内所に設置された指定ポストに、持参した登山届を提出した。

 ただ、提出の努力義務化は知らない人がほとんど。登山届を提出した千葉県の会社員女性は「遭難したら多くの人に迷惑を掛けることになる。ほとんどの人は知らないと思うので、登山届の大切さを知らせることが必要」と話した。

 仲間と仙丈ケ岳を目指す東京都の会社員男性も条例化について「到着して初めて知った」と驚いた様子。「登山届は遭難時に重要な手掛かりになる。登山時は必ず提出するようにしている」と語った。

 県観光資源課によると、昨年10月に登山の安全確保に関する県条例を施行。20日から富士山や北岳など主要な山がある3区域に入る人に対し、従来は任意だった登山届の提出を「努力義務」とした。遭難時に捜索の資料にする。

 各登山口の指定ポストに書類を出すほか、ウェブサイトからの提出も可能。県は努力義務化を伝えるチラシを作り、観光案内所に置くなどしている。

 同案内所案内員で県山岳連盟担当は「条例を知らない人は多く、県外からの登山者にも知ってもらう工夫が必要だ」と話した。

 【写真】登山届を指定ポストに提出する登山者=南アルプス市芦安芦倉

【山梨日日新聞 10月21日掲載】

【山岳関連ニュース】

登山届きょうから努力義務

富士山、八ケ岳、南アルプス系 県「遭難者の迅速救助に」

 富士山や八ケ岳、南アルプスの3区域を対象に、登山計画書(登山届)提出が20日から努力義務となる。遭難事故の続発を背景に登山者の安全確保につなげるのが目的で、昨年10月に制定した県条例に基づく対応。県は登山届について「遭難時の救助を円滑にし、また登山者が事前にリスクを確認する機会にもなる」と話している。

 県観光資源課によると、登山の安全確保に関する県条例は、「安全登山推進区域」として富士山、八ケ岳、南アルプスの3区域を指定。富士山のほか赤岳や甲斐駒ケ岳など主な山を含む3区域に立ち入る人に対し、従来は「任意」だった登山届の提出を「努力義務」とすることを明記した。

 登山届は各登山口にあるポストに出すほか、全国の県警や自治体と連携したウェブサイト「山と自然ネットワークコンパス」を通して、また県に電子メールでも送ることができる。

 県は努力義務化を前に登山届の提出ポストを増設。東京都内で行われた登山用品のイベントで提出を呼び掛けるチラシを配布するなど周知活動をした。

 今後、県は3区域のうち登山に伴う危険性が高いエリアを「重点区域」に指定し、3区域で来年の厳冬期(12~3月)に登山する場合は登山届の提出を義務付ける。

 県警によると、今年上半期に起きた山岳遭難事故39件のうち、登山届が出ていたのはわずか2件。高齢者を中心にした遭難事故が後を絶たず、その多くが未提出なのが実態だ。県担当者は「遭難した場合、捜索範囲を早期に絞ることができる。忘れずに提出してほしい」と話している。

【ズーム】登山計画書(登山届)
 登山者の氏名や住所、連絡先、計画内容などを書き入れ、事前に都道府県や警察などに提出する書類。入下山の予定日やルート、食料の量、装備品も明記する。遭難時に迅速な捜索、救助に役立てるのが目的。

【山梨日日新聞 10月20日掲載】

【山岳関連ニュース】

林道豊岡梅ケ島線、7年ぶり全線開通

台風や豪雨で土砂崩れ

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 台風や豪雨による土砂崩落などで通行止めになっていた身延町と静岡市をつなぐ林道豊岡梅ケ島線が19日、7年ぶりに全線開通した。

 県峡南林務環境事務所によると、林道は同町大城から県境の安倍峠を越え、同市葵区梅ケ島に至る全長22.4キロ。2011年9月から度重なる台風や集中豪雨で斜面崩落や路肩決壊の被害があり、山梨県営分を全面通行止めにして復旧作業を進めていた。

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 この日は午前9時に作業員2人が林道のゲートを開放=写真。身延町議会の柿島良行議長や豊岡梅ケ島地域間交流委員会の大野久方委員長らが同行し、作業を見守った。大野委員長は「写真愛好家がよく紅葉や富士山を撮影しに来ていた。開通を観光客を呼び込む機会にしたい」と話した。

【山梨日日新聞 10月20日掲載】

【山梨県内のニュース】

勝沼の醸造所で農家がワイン仕込み

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 甲州市勝沼町菱山の菱山中央醸造(三森斉社長)で13~15の3日間、地元の農家らが共同で自家用ワインの仕込み作業をした。同社は昭和初期に農家が協力して設立した醸造所が前身で、伝統的な器具を用いた手作業を続けている。同社によると、同様の手法で醸造するのは市内でも珍しいという。
 
 原料は約25軒の農家が持ち込んだ甲州種ブドウ。破砕機で実を砕いた後、年季の入った木製の「バスケット」にスコップや手で詰め込み、ジャッキで圧縮。果汁を下に置いたおけに絞り出し、タンクで発酵させる。

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 15日は県外から農業体験や手伝いで訪れた人を含め約20人が作業。観光客のほか、研究の一環で訪れたという東京農大の学生らが興味深そうに見学し、果汁を試飲した。

 同社によると、3日間で昨季よりやや少ない10トン程度を仕込んだ。来春までに一升瓶で約1500本、720ミリリットルボトルで約6千本のワインを醸造する予定。醸造に参加した農家で分けるほか一部は販売するという。

 三森社長は「地域に伝わる造り方を多くの人に知ってもらい、ワインや農業に興味を持ってほしい」と話している。
 
(写真)バスケットにブドウを詰める作業の参加者=甲州市勝沼町菱山
(写真)圧縮され流れ出る果汁=甲州市勝沼町菱山

【山梨日日新聞 10月17日掲載】