芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2018年9月

【山岳館便り】

塩沢さん(芦安山岳館初代館長)しのび登山

一周忌、友人ら栗沢山へ

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 南アルプス山岳観光の拠点となる南アルプス市芦安芦倉の「南アルプス芦安山岳館」の館長などを務めた故塩沢久仙さんの追悼登山が一周忌に当たる24日、南アルプスの栗沢山で行われた。塩沢さんと親交があった関係者が集まり、思い出話に花を咲かせながら山を歩いた。

 塩沢さんは夜叉神峠小屋の管理人などを経て、2003年に芦安山岳館の初代館長に就任。北岳固有の高山植物の保護や遭難者の救助活動、山岳文化の発信などに力を注いだ。75歳の誕生日だった昨年9月24日、栗沢山の山頂付近でガイド中に意識を失い、甲府市内の病院で死亡が確認された。

 栗沢山への追悼登山には、県山岳連盟や環境省の関係者、市職員などが参加。登山に先立ち、出発地点となった北沢峠付近にある長衛小屋(同市芦安芦倉)で行われたセレモニーには60人が参列した。

 追悼登山を企画したNPO法人「芦安ファンクラブ」の清水准一会長は「(塩沢さんは)活動的だったので、北岳や甲斐駒ケ岳に行っているかもしれない。黙とうしてみ霊を呼び寄せてほしい」とあいさつ。塩沢さんの次男・顕慈さん(38)は「多くの人が集まり、親族としてもうれしい限り」と話した。

 参加者はセレモニー後に登山を行い、山頂で遺影に向かって手を合わせた。

 【写真】塩沢久仙さんの遺影の前で手を合わせる追悼登山の参加者=栗沢山山頂

【山梨日日新聞 9月25日掲載から】

【山岳関連ニュース】

水抜いた湖で生き物観察

南ア・北伊奈ケ湖で29日 「生態系の大切さ学んで」

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 湖の水を抜いて生き物を観察しよう-。南アルプス市は29日、同市上市之瀬の北伊奈ケ湖で、改修工事に伴って水抜きが行われるのに合わせ、淡水生物観察会を開く。国連教育科学文化機関(ユネスコ)に登録された南アルプスの生物圏保存地域「エコパーク」の生物相への理解を深めるとともに、環境保全への意識を高めてもらおうと初めて企画した。

 北伊奈ケ湖は周囲約400メートル。かつては発電用貯水池だったが、現在は周辺の農業用貯水池として利用されている。「核心」「緩衝」「移行」の3地域に分けて設定されているエコパークの対象地域のうち、教育や研修に生かす緩衝地域内にある。

 水抜きは、堤の老朽化に伴う県の改修工事のため行う。水位が下がり生物観察に適していることから、市は観察会を開くことにした。

 市ユネスコエコパーク推進室によると、湖にはヌマエビやドジョウ、ヨシノボリなどが生息。一方で、オオクチバス(ブラックバス)やブルーギルなどの外来種も確認されている。外来種は釣り客が意図的に放流したとみられていて、水抜きの際に駆除する計画。

 観察会は山梨淡水生物研究会や県の協力を受けて開催する。事前の調査で捕獲した淡水生物を参加者に説明するほか、水位が下がった水辺での観察も行う。同室担当者は「水を抜くのはめったにない機会。生態系を維持する大切さを学んでほしい」と話している。

 観察会は29日午前9時~11時半。小学4年生以上の親子が対象。参加無料で定員は70人。25日以降に申し込みを受け付ける。先着順。申し込みは同室、電話055(282)7261。

 【写真】水を抜き、淡水生物の観察会が開かれる北伊奈ケ湖=南アルプス市上市之瀬

【山梨日日新聞 9月22日掲載】

【山岳関連ニュース】

25日から第4回 やまなし登山基礎講座

 日本山岳会山梨支部と山梨学院生涯学習センターが25日から、甲府・山梨学院大を主会場に開く。

 10月30日までの全8回。同支部会員らが講師を務め、山での服装や装備、気象や地形図の見方など、登山に必要な基礎知識を紹介する。10月14、28の2日間は終日、甲斐・茅ケ岳付近や甲府・八人山で、セルフレスキューや山の歩き方などを実践で学ぶ。

 定員30人で、全講座の受講が可能な人が対象。事前申し込みが必要で、講座名に郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を添えて、電話か同センターのホームページで申し込む。受講料5千円(全8回分)。

 10月16日「登山中の応急処置」と、同23日「山梨の山岳遭難」は受講者以外にも公開する。受講料は16日が千円、23日は無料。

 問い合わせ、申し込みは同センター、電話055(224)1355(平日午前9時15分~午後4時45分)。

【山梨日日新聞 9月19日掲載】

【山梨県内のニュース】

パリ縄文展に県内3点出品 深鉢型土器、人体文様付土器、円錐形土偶

 県内2遺跡で出土した縄文土器と土偶の計3点が、フランスのパリ日本文化会館で10月17日から開かれる「縄文」展に出品されることが決まった。縄文時代を扱った展示が人気を集めるなど国内外で縄文ブームが広がる中、山梨の遺物が海外に縄文の美を伝える役割を担う。
 
 出品されるのは、殿林遺跡(甲州市)で出土した深鉢型土器(甲府・県立考古博物館所蔵)と、鋳物師屋遺跡(南アルプス市)の人体文様付有孔鍔付土器と円錐形土偶(いずれも市ふるさと文化伝承館所蔵)。3点とも国の重要文化財に指定されている。

 殿林遺跡の土器は胴部に細かい縦線と大きな曲線が配置され、均整の取れた文様が特徴。1998年に同会館で開催された縄文文化展をはじめ、ニューヨークやローマ、マレーシアなどでも展示されたことがある。

 鋳物師屋遺跡の2点は、2009年の大英博物館(英国)の土偶展などに出品された。「子宝の女神 ラヴィ」の愛称がある円錐形土偶は出産前の妊婦を模したと考えられており、人体文様付有孔鍔付土器は胴部に人型の装飾が施されている。

 八ケ岳周辺の中部高地の土器・土偶は、バリエーション豊かな造形や装飾が特徴とされる。今年5月には山梨、長野両県の縄文文化「星降る中部高地の縄文世界」が日本遺産に認定されている。

 「縄文」展は、国際交流基金と文化庁、東京国立博物館の主催で10月17日から12月8日まで開かれる。日仏友好160周年を記念して今年7月から2019年2月まで開催中の「ジャポニスム2018」の一環。

 イベントでは歌舞伎や美術、アニメ、日本の食文化などをテーマに展示や公演が行われている。

【山梨日日新聞 9月17日掲載】

【山岳関連ニュース】

山小屋舞台に落語楽しむ

編笠山で29日

 北杜市小淵沢町在住の社会人落語家酔亭化枝=本名・社祐幸=さんによる八ケ岳・編笠山の山小屋を会場にした「山落語」が、29日午後7時から開かれる。

 山落語は2012年から、標高2400メートルにある「青年小屋」で「空に一番近い寄席」として開催している。昨年は酔亭化枝さんが脳梗塞になったため中止した。2年ぶりとなる今回は、酔亭化枝さんのほか、一め家傳右衛門さん、参遊亭遊若さん、笹の家小夏さん、鹿鳴家吉遊さんが高座に上がる。

 木戸銭は無料。山小屋の宿泊費(1泊2食付き)8500円(小学生6500円)がかかる。山小屋までは本格的な登山になるため、服装や装備品などの準備が必要。予約、問い合わせは山小屋直通、電話090(2657)9720(午後8時まで)、または管理人自宅、電話0551(36)2251(同9時まで)。

【山梨日日新聞 9月16日掲載】

【山梨県内のニュース】

9月19日「育水の日」を記念してPR

 県などは15日、語呂合わせで制定した9月19日の水曜日の「育水の日」を記念し、甲府・県庁噴水広場で記念イベントを開いた。19日の前後を「育水ウイーク」として関連行事を行い、山梨の水資源をPRする。

 記念イベントには14ブースが設けられた。ミネラルウオーターの飲み比べ体験のほか、県産の水を使った日本酒や化粧品などを販売するコーナーが設けられた。水に関するクイズに答えた参加者には、天然水を原料にしたかき氷をプレゼントした。

 YBSラジオ「Doing」の公開放送もあり、県出身の声優三澤紗千香さんらが出演。三澤さんは「収録中は山梨のミネラルウオーターを飲んでいる」と話した。

 県森林環境総務課の担当者は「県内のミネラルウオーター生産量は国内で最も多い。豊かな水資源を守る意識も醸成したい」と話している。

【山梨日日新聞 9月16日掲載】

【山岳関連ニュース】

富士山入山料協力者 10%減

 県は14日、今夏(9月10日まで)の富士山保全協力金(入山料、速報値)について、協力者は前年比10・0%減の8万8455人、協力金は9・2%減の8779万3921円だったと発表した。

 県世界遺産富士山課によると、協力者は前年から9803人減少。協力金は891万6855円減った。内訳は5合目総合管理センターの案内所と受付ゲート、6合目の安全指導センターの3カ所での現地受け付けが、8万4548人、8402万2637円。そのうちツアー登山者の納付率を上げようと昨夏から導入した団体一括納付は、旅行会社6社が協力、4743人、474万3千円だった。

 インターネットとコンビニエンスストアでの事前納付(6月1日~9月10日)は205人、20万5千円、学校やイベント参加者など同課の受け付けは3702人、356万6284円だった。

 協力金は、登山者に任意で1人千円を支払ってもらう制度。安全誘導員の配置や下山道の整備など今シーズンに行った安全対策の費用に充てられる。総登山者数に対する協力者の割合(協力率)は、環境省が8合目で集計した登山者数を公表する9月下旬に発表する。

【山梨日日新聞 9月15日掲載】

【山岳館便り】

企画展を開催中

 今年度企画展「南アルプスー白籏史朗の世界と白い峰の写真展」開催中です。皆様に大好評をいただいています。

 白籏史朗氏が山岳写真家として生きる出発点となり、氏が生涯のテーマにした南アルプスの数々の作品と、白籏氏が会長を務める白い峰の会会員の作品を併せて展示しています。 

 現在、白籏史朗氏のポストカード14種類(芦安山岳館だけの販売品)、2019年カレンダー「富士山 風花夢幻(ふうかむげん)」を販売しています。そちらも是非どうぞ!!

会 場: 南アルプス芦安山岳館 山梨県南アルプス市芦安芦倉1570
期 間: ~ 平成31年3月12日(火)まで
時 間: 午前9時 ~ 午後5時まで
入館料: 大人(中学生以上)500円 小人(小学生)250円
休館日: 毎水曜日 年末年始

 南アルプス芦安周辺の山の木々もそろそろ色づき始めます。紅葉と写真展 この時期に是非ご来館ください。みなさまのお越しをお待ちしています。

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[南アルプス芦安山岳館]
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【山岳関連ニュース】

夏山遭難、県内は55件

 警察庁は13日、今年7~8月の山岳遭難の発生件数が前年同期を110件上回る721件に上り、統計のある1968年以降で最多だったと発表した。死者・行方不明者は3人増の71人だった。警察庁は、今夏の記録的な暑さが登山者らの体調に影響した可能性もあるとみている。

 山梨県警によると、県内で発生した山岳遭難は前年同期より7件多い55件。全国で4番目に多かった。遭難者は62人(同13人増)で、死者は8人(同2人増)だった。9割以上が県外からの登山客だった。原因は登山中の滑落・転倒・転落が半分を占め、次いで道迷いが多かった。

 死者8人を山系別でみると、南アルプス山系が4人で最も多く、富士山と秩父山系がそれぞれ2人だった。

【山梨日日新聞 9月14日掲載】

【山岳関連ニュース】

南ア名所、写真で案内

桜並木、アヤメ…「景観20選展」

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 南アルプス・若草生涯学習センターで、市内の名所や情景などを集めた写真展「市景観100選から20選展」が開かれている。市が市民らを対象に募集した「市景観百選」を広く知ってもらおうと、ボランティアグループ「シャンブレイ」が企画。11月には実際に撮影された景観を探訪する関連イベントも計画している。

 会場には、徳島堰沿いの桜並木や櫛形山のアヤメのほか、桃花橋(通称ループ橋)、北岳山荘、中野の棚田から望む富士山などの写真を展示。沢登六角堂切子祭典や若宮八幡神社のお灯籠祭りなど地域のお祭りを写した作品もある。

 市は2011年10月から1年かけて後世に残すべき「市景観百選」を募集。寄せられた写真を市ホームページで公開してPRしている。同センターの指定管理者を務める同グループは改めて市内の景観の魅力を認識してもらおうと、20作品を厳選。市から写真の提供を受けて展示している。

 展示会は今月末まで。11月23日には市教委文化財課担当者の案内を受けながら釜無川治水の要衝で、会場でも写真を展示している「将監堤」まで歩くイベントを開く。午前9時半に同センターに集合。参加費300円。申し込みは同センター、055(283)8311。

 【写真】南アルプス市内の名所や情景などを写した作品が並べられた会場=若草生涯学習センター

【山梨日日新聞 9月13日掲載】