芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

お知らせ

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2018年6月

【山岳館便り】

南アルプスの四季伝える

南アで白簱さんと「白い峰」写真展 雄大な自然45点紹介

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 大月市出身の山岳写真家、白簱史朗さん(85)の写真などを展示した「南アルプス 白簱史朗の世界と『白い峰』写真展」(南アルプス市主催、山梨日日新聞社、山梨放送共催)が16日、南アルプス芦安山岳館で始まった。四季折々の風景を写した45点を展示。雄大な南アルプスの山々の魅力を伝えている。

 南アルプス市制施行15周年と南アルプスユネスコエコパーク登録4周年を記念して開催。高山植物が写る「中白峰の夏、間ノ岳近し」をはじめとして、南アルプスで写した作品18点が出展されている。

 会場には、白簱さんが会長を務める山岳写真の会「白い峰」の会員の作品27点も展示。昨年9月に亡くなった芦安山岳館初代館長の塩沢久仙さんを追悼したコーナーも設けられている。

 16日はオープニングセレモニーが開かれ、参加者約80人が企画展の開幕を祝った。白簱さんは「日本を代表する南アルプスは私の命そのもの。愛情を持って長年足を運んできた。雄大な山々の魅力を感じてほしい」と話している。

 会期は来年3月12日まで。入館料は中学生以上500円、小学生は250円。午前9時~午後5時。水曜休館(7月16日~8月31日は無休)。問い合わせは同山岳館、電話055(288)2125。

 【写真】白簱史朗さんが撮影した山岳写真などに見入る来場者=南アルプス芦安山岳館

【山梨日日新聞 6月17日掲載】

【山岳館便り】

南アルプス 悠久の自然

白簱史朗さんと「白い峰」写真展 きょうから芦安山岳館

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 四季折々の南アルプスの写真が並ぶ「南アルプス 白簱史朗の世界と『白い峰』写真展」(南アルプス市主催、山梨日日新聞社、山梨放送共催)が16日から、南アルプス芦安山岳館で開かれる。大月市出身の山岳写真家、白簱史朗さん(85)の作品18点を展示する。

 南アルプス市制施行15周年、南アルプスユネスコエコパーク登録4周年を記念。エコパーク核心地域の原生的な自然環境の魅力に触れる機会として企画された。

 白簱さんは、愛らしい高山植物が写る「中白峰の夏、間ノ岳近し」、赤々と燃える山肌の重量感に目を奪われる「新雪色づく朝の赤石岳-千枚岳から」などを出展。南アルプスから撮影した富士の写真も並ぶ。

 このほか、白簱さんが会長を務める山岳写真の会「白い峰」の会員の作品27点を展示。昨年9月、南アルプスのトレッキングツアーのガイド中に倒れて亡くなった芦安山岳館の初代館長、塩沢久仙さんの追悼コーナーも設ける。

 会期は来年3月12日まで。入館料は大人(中学生以上)500円、小学生は250円。午前9時~午後5時。水曜休館(7月16日~8月31日は無休)。問い合わせは山岳館、電話055(288)2125。

 【写真】会場には白簱史朗さんが会長を務める山岳写真の会「白い峰」会員の作品も並ぶ=南アルプス芦安山岳館

圧倒的な存在感、伝えたい 白簱史朗さん

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 白簱史朗さんにとって南アルプスは山岳写真家としての出発点とも呼べる存在で、今回の写真展への思い入れは強い。「作品を通して南アルプスの魅力を伝えたい」と話している。

 白簱さんが南アルプスの魅力に取りつかれたのはまだ10代の頃。「その大きさ、高さに一瞬で心を捉えられてしまった」と振り返る。「毎回新たな発見がある」と言うように半世紀以上にわたり数え切れないほど足を運んできた。師事した写真家、岡田紅陽と共に登った思い出もあるという。

 国内外で山岳写真の撮影を続けてきたが「帰ってきてもすぐにまた行きたくなってしまう」と、南アルプスが特別な存在であることには変わりがない。北岳や間ノ岳、農鳥岳、鳳凰三山、赤石岳…。それぞれに魅力があり「どれも好きで一番は選べない」と笑う。

 写真展では自ら撮影した作品18点が並ぶ。伝えたいのは南アルプスの圧倒的な存在感だ。北アルプスを「派手」、南アルプスを「地味」と表現した上で「南アルプスは地味だけれど、かめばかむほど味わい深い。展示している作品が実際に南アルプスに足を運ぶきっかけになればうれしい」と話している。

 しらはた・しろうさん 1933年、大月市生まれ。51年に写真の道に入る。58年にフリーとなり、62年には山岳写真家として独立を宣言する。以後、アフガニスタン、インド、パキスタン、カナダ、ヨーロッパなど、海外でも撮影。75年に山岳写真の会「白い峰」を結成し、山岳写真の普及啓発にも力を尽くしている。静岡県三島市在住。

 【写真】「南アルプスの圧倒的な存在感を感じてほしい」と話す白簱史朗さん=南アルプス芦安山岳館

【山梨日日新聞 6月16日掲載】

【山岳関連ニュース】

植樹した木を保護 櫛形山で下草刈り

 南アルプス市と富士通アイ・ネットワークシステムズ(同市有野)などは、櫛形山の中腹で下草刈りをした。

 同社社員と市職員、地域住民約40人が参加。5年前にヤマザクラやカエデなど約500本を植えた場所の周辺で生い茂る草を取り除いた。

 下草刈りは市と同社が2013年、南アルプスの自然環境保全活動を協力して進めるために結んだ「南アルプス自然環境保全に関するパートナーシップ(グリーンパートナーズ)協定」の一環。毎年2回行っている。

【山梨日日新聞 6月16日掲載】

【山岳館便り】

南アルプス開山近し!!

 梅雨入りしてから雨の日は寒く、間の晴れ日は真夏のように暑くなります。今年もいよいよ南アルプスは山開きが近くなりました。
 林道開通は6月22日(金)、この日から登山バス・タクシーの運行も開始します。
 南アルプス開山祭は6月23日(土)、広河原インフォメーションセンターにて行なわれます。
 今か今かと待ち望んで登山計画をたてている登山者も多いことでしょう。
 各山小屋スタッフも小屋開けの準備に余念がありません。いよいよ山小屋の営業もスタートします。
 
 
南アルプス芦安山岳館企画展オープン

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 平成30年度企画展が6月16日(土)より開催します。
『南アルプス 白簱史朗の世界と「白い峰」写真展』です。
 詳しくは、こちらをご覧ください。

 皆さまのご来館お待ちしています。

[南アルプス芦安山岳館]
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【山梨県内のニュース】

甲府中心街に「山」そびえる

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 甲府市中心街に高さ19.25メートルの「山」がある。山といっても、富士山や南アルプスのような山ではなく、県庁別館。上空から見ると、漢字の「山」の字の形をしていることが分かる。

 日銀本店が「円」の形をしているのは有名だが、県財産管理課の佐藤晴仁さん(49)によると、県庁別館が山の形をしていることはあまり知られていない、という。1930(昭和5)年3月31日に完成。昭和初期の記録が残っていないことから、設計者は分かっておらず、意図して山の形にしたのかも分かっていない。

 かつては知事室が置かれ、重要施策を決める場になった。関東大震災や空襲にも崩れることなく、当時の姿を今に残している。2015年には耐震改修工事が完了し、山梨の近代を支えた先人を紹介する「山梨近代人物館」が整備された。

 建設から今年で88年。人間で言えば、“米寿”に当たる。佐藤さんは「県民の財産。長く勤めて愛着もある。大事に使い、後世に残していきたい」と話した。

 【写真】上空から見た県庁別館。「山」の形をしていることが分かる=山日YBSヘリ「ニュースカイ」(NEWSKY)から

【山梨日日新聞 6月15日掲載】

【山岳関連ニュース】

富士忍野高原トレイルランで1801人が健脚競う

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 未舗装の山道を走る「第9回富士忍野高原トレイルレース」(同実行委主催)がこのほど、忍野中を発着点に開かれ、県内外から集まった1801人が健脚を競った。

 山梨百名山の杓子山や二十曲峠、大平山の尾根などを走るコースで、距離ごとにロング(約36キロ)、ミドル(約25キロ)、ショート(約14キロ)の3種類を設定。参加者は富士山が一望できる最大標高差約700メートルの山道を、男女6部門に分かれて走った。
 
(写真)山道を走る参加者=忍野村内

【山梨日日新聞 6月13日掲載】

【山岳関連ニュース】

霊峰舞台に8065人疾走

Mt.富士ヒルクライム

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 世界文化遺産・富士山を舞台にした自転車ロードレース「富士の国やまなし 第15回Mt.富士ヒルクライム」(同実行委主催)が10日、富士山有料道路(富士スバルライン)で開かれた。国内外から8065人が出走し、全長24キロ、標高差1255メートルのコースを駆け上がった。男子は田中裕士さん(滋賀、グランペール)が57分10秒の大会新記録で初優勝した。

 レースは、過去の同大会などの記録を考慮した「主催者選抜クラス」の男女2部門と、年齢や性別によって分かれる14カテゴリーで競った。午前7時に主催者選抜クラスの男子から順次スタートし、富士山5合目を目指した。
 県勢は、男子60~69歳4位の有泉末広さん(櫛形陸上部)と女子12~18歳ジュニア3位の佐々木陽夏さん(YGU)の2人がカテゴリー別で表彰対象となる8位以内に入賞した。19~20キロ地点の1キロのタイムを競う「山岳スプリット賞」に倉沢公弘さん(Forzi:k山梨)が輝いた。

 【写真】ゴールを目指し駆け上がる選手=富士山4合目付近

【山梨日日新聞 6月12日掲載】

【山岳関連ニュース】

富士山ヘルメット着用強化 富士吉田市長

 富士吉田市の堀内茂市長は8日、富士山登山者に6合目安全指導センターで貸し出すヘルメットについて、今夏の1日平均の目標貸与数を「最低10個」と明言した。昨夏は4.4個と低迷。市は同センターにヘルメット着用を呼び掛ける専任スタッフを配置するなど周知活動を強化し、貸し出し増加につなげる考えだ。

 ヘルメット貸与は突発的な噴火や落石、転倒などに備えることが目的。市が200個用意し、同センターで貸し出す。昨年の夏山シーズン(7月1日~9月10日)の貸与数は計316個で、1日平均5個に届かなかった。

 堀内市長はこの日の会見で、「希望の貸与数は(1日)20個以上。最低でも10個を目指したい」と表明。貸出数を増やすため、ヘルメットの重要性を訴えるポスターを製作し、富士北麓駐車場や5合目などに掲示するとした。

 市産業観光部によると、昨年は同センターのスタッフ5~7人が、安全指導をしたり登山者を数えたりしながら、ヘルメットの貸し出しを促していた。今シーズンは専任者を置くことで、ヘルメット着用を重点的に呼び掛けることができる体制を整える。

【山梨日日新聞 6月9日掲載】

【山梨県内のニュース】

「赤い宝石」見極める熟練の目

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 新聞紙の上に並べられた赤い宝石。サクランボ「佐藤錦」の出荷がピークを迎えている南アルプス市で、農業中込さん=同市西野=は実を優しく手で取り、傷みがないか目をこらして確かめていた。出荷できない実は「はねだし」専用の箱へ入れる。

 軸が取れているものや、小さいもの、割れているもの。色付きが薄かったり、反対に濃かったり。一目では傷ものとわからない実も、中込さんは「ほら、少しぷにっとして柔らかそうでしょう」と即座に見極める。葉でこすれた跡がわずかにあるだけでも、出荷はできない。

 贈答用として商品性が高い果実だからこそ、妥協は一切しない。はねだしは仕分け作業を手伝うアルバイトや知人に配る。「自然相手だから、全て同じにはならないよね。1年かけて育てたものが出荷できないのは切ないけどね」。そう言うと、少しだけ寂しそうに笑った。
 
(写真)サクランボ「佐藤錦」の選別作業をする中込まさみさん。傷やこすれた跡がある実は、規格外の「はねだし」専用の箱に入れる=南アルプス市西野

【山梨日日新聞 6月9日掲載】

【山梨県内のニュース】

クマ、目撃最多ペース 繁殖期、自治体が警戒

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 山梨県内でクマの目撃情報が相次いでいる。5月は23件の通報があり、4、5月の2カ月間で計26件。記録が残る2013年以降では最多ペースとなっている。観光スポットや小中学校周辺でも目撃されており、地元自治体は注意を呼び掛ける看板を設置。人への被害は確認されていないが、6、7月はクマの繁殖期で活動が活発になることから警戒を強めている。
 
 「クマがエリア内にいます。注意してください」。富士吉田市にある新倉山浅間公園。入り口には日本語とともに英語や中国語で、クマの目撃情報があることを伝える看板が設置されている。

 富士山をバックに忠霊塔を写真に収められる撮影スポットとして知られる同公園。国内だけでなく、外国人観光客も数多く訪れるが、5月31日、忠霊塔から徒歩で約10分の登山道でクマが目撃された。市は急きょ注意を呼び掛ける看板を周辺4カ所に設置した。

 新倉山にはアヤメが群生していて、地元住民グループ「アヤメの会」が手入れをしている。高尾富士男会長は「定期的に山に入るので恐ろしい」と不安そうに話した。6月3日には「新倉山あやめ祭り」が開かれたが、開会式の場所を忠霊塔前から市街地に近い神社に移すとともに、棒で鉄柱をたたいて音を出すなどして警戒したという。

 県みどり自然課によると、クマの目撃情報は5月が23件で、13年以降では最多。6月に入ってからも、甲州市と富士川町で目撃されている。山林での目撃が多いが、小中学校や民家周辺での目撃情報もあり、各校は下校時に教員が引率したり、集団で下校したりするなど対応に追われた。

 同課によると、繁殖期に入る6、7月は例年、目撃情報が多く、昨年は6月に39件、7月に24件あった。同課の担当者は「クマと出合わないことが大切」として、通行者の多い登山道を移動することや、鈴やラジオなど音の出るものを持ち歩くよう呼び掛けている。
 
(写真)富士吉田市役所が設置した、クマの出没を知らせる看板=富士吉田・新倉山浅間公園

【山梨日日新聞 6月7日掲載】