芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2018年3月

【山梨県内のニュース】

桃の花開花、農作業に汗 笛吹

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 日本一の桃の産地笛吹市で、桃の開花が進んでいる。市内では、花粉を集めるための花の摘み取り作業などに従事する農家の姿が目立つ。

 県果樹試験場によると、桃は2日連続で花が開いたことを職員が確認した場合、初日を「開花日」と定めている。今季は28日に続いて29日午前、新たに数輪の花が咲いていることを確認、28日を開花日とした。開花日は昨年より9日、平年より3日早い。

 同市八代町岡の農家は29日、人工授粉に必要な花粉を採取するため花の摘み取り作業を始めた。手で一つ一つ丁寧に摘み、枝につるした傘に集めた。中村さんは「いよいよ多忙な時期に入る。開花が早かったので凍霜害に注意し、おいしい桃ができるように頑張りたい」と話していた。
 
(写真)桃の花を摘み取り、花粉を集める農家=笛吹市八代町岡

【山梨日日新聞 3月30日掲載】

【季節の便り】

スモモの花も一気に 授粉作業進む

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 全国有数のスモモの産地として知られる南アルプス市内で、スモモの白い花が咲き、農家が授粉作業に追われている。

 同市落合の農家、鈴木清香さん(46)の畑では、高級品種「貴陽」の花が咲き、事前に採取しておいた花粉を、毛ばたきを使って丁寧にめしべに付ける作業を進めている。

 JAこま野によると、「貴陽」は15日、「太陽」は22日ごろ開花し、最近の暖かさで一気に進んだ。授粉作業は平年より1週間ほど早い25日ごろから始まり、31日ごろまで続く。

 わせ品種の収穫は6月中旬にスタートし、貴陽の収穫は7月下旬がピークになる見通し。鈴木さんは「大きく、おいしくて果汁たっぷりのスモモを届けたい」と話した。
 
(写真)スモモの授粉をする農家=南アルプス市落合

【山梨日日新聞 3月30日掲載】

【山梨県内のニュース】

お花見の名所PR 南ア観光協

マップに11ヵ所

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 南アルプス市観光協会は、市内の花の名所を紹介する「お花見マップ」を作成した。桜のほか、市内で栽培が盛んな桃、スモモの花、富士山を見られるスポットを盛り込んだ。

 マップは、A4判で両面カラー。表面は、市内のスポット11カ所を手書きの地図や写真で紹介。裏面は各スポットの住所や駐車場の有無、ライトアップの期間、関連イベントなどを載せている。

 徳島堰沿いの桜並木は、約200本が1.8キロにわたって並ぶことを紹介。甲西地区の「すももの花」は、市のスモモの生産量が日本一であることに触れ「白くて香りのよい花が一面に咲く」としている。同市西野でピンク色の桃畑越しに富士山が見える場所も載せた。

 500枚印刷し、協会が入る同市在家塚の「道の駅しらね」や市役所など市内の約20カ所で配布している。

 協会の担当者は「あまり知られていない穴場スポットも載せた。南アルプス市ならではのお花見に活用してもらいたい」と話している。

 問い合わせは協会、電話055(284)4204。

 【写真】南アルプス市観光協会が作ったお花見マップ

【山梨日日新聞 3月28日掲載】

【山梨県内のニュース】

「県レッドデータ改訂版」95種増加

「絶滅」新たに昆虫3種 マツバランは再発見

 山梨県は26日、希少な動植物の情報を掲載した「県レッドデータブック」の改訂版の概要を公表した。絶滅の恐れがある動植物として、2005年策定の改訂前と比べ95種多い723種が選定された。チョウのヒョウモンモドキなど4種が新たに絶滅または野生絶滅と判定された一方、野生では絶滅したとされていた植物のマツバランが再発見された。

 県みどり自然課によると、県レッドデータブックは外来種を除き、山梨に生息する在来種が掲載の対象。最新の生息状況を反映させるため、15~17年度に専門家に委託して調査を実施。植物や哺乳類、昆虫類など7分類に分け、動植物の生息状況を調べた。

 今回の改訂では、新たにタテハチョウ科(昆虫類)のヒョウモンモドキと同科のオオウラギンヒョウモン、カミキリムシ科(昆虫類)のフサヒゲルリカミキリの3種が、県内では既に絶滅したと考えられる「絶滅」に分類された。ラン科(植物)のサルメンエビネは、飼育や栽培下でのみ存続している「野生絶滅」とした。

 一方、調査の結果、これまで県内で絶滅したとされていたマツバラン科(植物)のマツバランが再発見され、従来の「野生絶滅」から、ごく近い将来に野生での絶滅の危険性が極めて高い種とされる「絶滅危惧1A類」に分類された。

 このほか、05年以降に新たに県内で生育、生息が確認されたのは、アマ科(植物)のマツバニンジンやバッタ科(昆虫類)のアカハネバッタなど22種。オシダ科(植物)のハカタシダなど34種は絶滅危惧種から外れた。

 データは3月中に同課のホームページで公開するほか、冊子を販売する。同課は「調査の結果、種によって個体数が減ったり増えたりしている状況が分かり、一概に動植物の生息環境が悪化したとは言いきれないが、将来的に700を超える種に絶滅の恐れがある。改訂版を通じ環境保全に関心を持ってほしい」としている。

【山梨日日新聞 3月27日掲載】

【山岳関連ニュース】

「都留アルプス」散策コース紹介

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 都留市は、市内のトレッキングコースを紹介する「トレッキングマップ」=写真=を刷新した。

 A2判三つ折りで、計2万部を発行。市内の登山愛好家らが再整備して「都留アルプス」と名付けたトレッキングコースを地図に赤線で示し、所要時間を載せた。

 昨年、地元猟友会のメンバーらが市内の山林でクマに襲われたことから、クマやイノシシと遭遇した際の対処方法を文章で説明。2016年に発行した前回と同様、九鬼山や高川山などのトレッキングコースも紹介している。

 トレッキングマップは市産業課の窓口や市内の富士急行線各駅、同市大原の「道の駅つる」などに置いた。

【山梨日日新聞 3月27日掲載】

【山梨県内のニュース】

中部横断道トンネル 県境歩いて越える

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 中日本高速道路東京支社は25日、中部横断自動車道の山梨と静岡の県境に位置する樽峠トンネル(仮称)の内部を歩くイベントを開いた。

 トンネルは新年度中に開通を見込む富沢インターチェンジ-静岡・新清水ジャンクション間に位置する。工事の進捗状況を紹介し、高速道路を身近に感じてもらおうと企画。工事を管轄する同支社南アルプス、清水の両工事事務所の募集で約650人が参加した。

 参加者は集合場所からバスで移動し、トンネル内で降車。同支社が示した県境を歩いて越えた。トンネルが貫通した際の映像を見たり、内壁にチョークで絵や自分の名前などを描いたりして楽しんだ。

 家族3人で訪れた南部町本郷の女性は「めったにないことなのでわくわくした。工事の様子も分かり、供用が待ち遠しくなった」と話していた。
 
(写真)トンネルの中を歩いて山梨と静岡の県境を越える参加者=中部横断自動車道樽峠トンネル(仮称)内

【山梨日日新聞 3月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

県が積水ハウスと「小さな森」協定 笛吹の森で間伐植樹

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 県有林の一部エリアを企業などが活用できる「クライン・ヴァルト」(小さな森)制度で、県は住宅メーカーの積水ハウス(本社・大阪府)と利用協定を結んだ。同制度で県が協定を結ぶのは初めて。同社は笛吹市内の森で間伐などを予定している。

 県県有林課によると、協定は1月26日に積水ハウス東京営業本部と締結。期間は同日から10年間。県と同社は昨年12月、県産材の需要拡大の推進に関する協定を締結していて、今回の協定では県の森林や県産材の普及啓発に向けた取り組みの一環でクライン・ヴァルトを利用する。

 同社は笛吹市八代町岡の森林文化の森「稲山ケヤキの森」で、間伐や植樹などをする。19日には同本部や山梨支店などから社員約30人が訪れて間伐などを見学した。

 通常県有林を利用する場合は、毎回県から許可を得る必要がある。クライン・ヴァルトに設定されたエリアでは、県と利用協定を結べば協定に沿った活動が自由にでき、利用許可を得る必要はない。同課によると、他にも県内外の複数の団体から問い合わせがあるという。
 
(写真)間伐の様子を見学する社員ら=笛吹市八代町岡

【山梨日日新聞 3月20日掲載】

【山梨県内のニュース】

白根ICと道の駅しらね間 乗り直しても同料金 3月24日から

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 国土交通省は24日午前0時に、高速道路をいったん降りて道の駅で休息した後、高速に乗り直しても料金が割高にならない制度を、中部横断自動車道の白根インターチェンジ(IC)と「道の駅しらね」間で始める。

 同制度の導入は県内で初めて。南アルプス市在家塚の道の駅しらねは、白根IC出入り口から約300メートル西にある。

 自動料金収受システム「ETC2・0」の搭載が条件。高速道路から降りて対象の道の駅に立ち寄った後、1時間以内に同じICから、降りる前と同様の進行方向に戻ると乗り続けたのと同じ料金になる。道の駅を休息施設として使用してもらうことで、利便性を高めるのが狙い。

 24日にはこのほか、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の五霞IC、富津館山道路の鋸南保田ICでも最寄りの道の駅間で始める。今回の3カ所を含め、全国のIC20カ所で利用できることになる。

【山梨日日新聞 3月20日掲載】

【山岳関連ニュース】

南アルプス・広河原のマイカー規制は6月22日から

 南アルプス山岳交通適正化協議会(会長・金丸一元南アルプス市長)は15日、南アルプス・広河原に通じる県道と林道について、今年のマイカー規制を6月22日~11月4日の136日間とすることを決めた。期間中は路線バスやタクシーのみ通行でき、この期間以外は冬季閉鎖で全面通行止めとなっている。

 規制の目的は、車の排出ガスを抑制して自然環境を保全することなど。林道南アルプス線(夜叉神~広河原、14キロ)と、県道南アルプス公園線(早川町奈良田~広河原、18キロ)の2ルートで、マイカーを規制する。路線バスやタクシーで乗り入れられる車両通行可能時間は、午前5時半~午後6時。今シーズンも協力金として通行者に1回当たり100円の負担を求める。

 この日は南アルプス市地域防災交流センターで協議会の総会を開き、約30人が参加した。2017年の規制区間通行者は延べ7万6967人で、16年より0.6%減少し、協力金への協力率は99.9%で16年と同率だったことが報告された。17年の規制期間は6月23日~11月5日の136日間だった。

【山梨日日新聞 3月16日掲載】

【山岳館便り】

春の気配

 長く寒い日が続いた冬が終わり、日に日に陽射しの暖かさが増して春の気配を感じられるようになりました。里では梅の花が咲き誇っています。木々が芽吹き、花芽が膨らんで桃の花、桜の開花が待ち遠しいですね。今年の春爛漫はすぐそこまで来ています。

 少し暖かくなってくると山々に思いを馳せて早速、今年の登山計画をたて始めている方もいることでしょう。「いつ、どの山にどのコースで、誰と登ろう」と。

 是非、今年も大勢の登山者に南アルプスの山々へ来てほしいと思います。

 きっと皆さんを可憐で綺麗な花たち、そしてライチョウが迎えてくれることでしょう。

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 今年も南アルプス芦安山岳館は芦安ファンクラブと共催で「登山教室」を開催します。皆さんの参加お申し込みお待ちしています。詳しくはNPO法人 芦安ファンクラブHPをご覧ください。(写真は夜叉神峠)

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