芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2017年7月

【山岳関連ニュース】

山岳遭難最多54件 県内上半期

死者は3人増

 山梨県警が28日発表した今年上半期(1~6月)の山岳遭難の発生状況によると、発生件数は昨年同期と比べて6件増の54件、遭難者数は同4人増の58人で、いずれも統計を取り始めた1965年以降で最多だった昨年同期を上回った。死者数は同3人増の12人。

 県警によると、発生件数と遭難者数は過去最多だった2016年を上回るペース。遭難者のうち県外在住者は53人で91.4%を占めた。居住地を都道府県別にみると、神奈川が16人で最多となり、東京が11人、埼玉が7人、山梨は5人だった。

 山系別にみると、南アルプス山系が最多で24件、大菩薩・道志山系が13件、八ケ岳・秩父山系が9件、富士・御坂山系が8件と続いた。年代別では40代以上の中高年層が42人で72.4%を占めた。原因は滑落が19件と最も多く、次いで道迷いが13件、転倒が10件など。

 県警地域課によると、県警は登山口などだけでなく、遭難者の多い首都圏でも啓発活動を進めている。

 県警の鶴田孝一生活安全部長は「県警のツイッターや(動画投稿サイト)ユーチューブでも安全登山を呼び掛けている。効果の上がる情報発信で安全確保に努めたい」と話した。

【山梨日日新聞 7月29日掲載】

【山岳関連ニュース】

ハチが入山者襲う 早川

 28日午後4時35分ごろ、早川町の南アルプス山系の大門沢小屋から、自称鹿児島県姶良市の無職女性(68)がハチに刺され、体調不良を訴えていると119番があった。県防災ヘリ「あかふじ」が救助した。女性は軽傷。

 南部署によると、女性は同日午後1時ごろ、同山小屋近くの登山道でハチに刺され、山小屋到着後にじんましんやしびれの症状を訴えた。

【山梨日日新聞 7月28日掲載】

【山梨県内のニュース】

食害に強い野菜は 地域協力隊が芦安で試験栽培

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 南アルプス市の地域おこし協力隊の3人が、同市芦安地域で、シカなどの食害を受けにくい作物を見つける取り組みをしている。ピーマンやオクラなど6種類を試験的に栽培し、被害や生育の状況を確認。結果は、地域住民らに伝え、耕作に役立ててもらう。メンバーは「農作業は生活の活力になる。『これなら収穫できる』という作物を見つけたい」と話している。
 
 協力隊は3人。今年5月に市から委嘱を受け、市の芦安窓口サービスセンターを拠点に地域の活性化に取り組んでいる。

 育てている作物は、地域で多く見られるシカやサルが好まないとされるピーマン、オクラ、ショウガ、サトイモ、エゴマ、ワラビの6種類。5月中旬から6月中旬にかけて、芦安安通の山の北側斜面に接する約1300平方メートルの畑に種をまいたり、苗を植えたりした。

 県中北農務事務所の担当者の指導を受けながら栽培管理をしていて、定期的に観察し、被害状況を記録している。ピーマンは食害がなく6月下旬から収穫できたが、収穫前のオクラは葉がシカに食べられたような跡を確認した。

 協力隊のメンバーは「収穫直前に畑を動物に荒らされ、農作業をやめてしまった人もいる。この地域で育てられる作物を見つけて紹介し、再開するきっかけを提供したい」と話している。
 
(写真)地域おこし協力隊が野菜を栽培する畑=南アルプス市芦安地域

【山梨日日新聞 7月26日掲載】

【山岳関連ニュース】

築30年超、広河原山荘建て替えへ計画

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 南アルプス市は、同市芦安芦倉の市広河原山荘の移転を計画している。築30年以上が経過し、老朽化が進んでいるため。現在の野呂川右岸から、緊急車両の乗り入れのしやすさなどを考慮して林道の通る左岸側への新築を目指している。

 市観光商工課によると、山荘は南アルプス北部の登山拠点・広河原に位置し、1985年7月に完成した。鉄骨造り3階建てで、延べ床面積は445平方メートル。現在、NPO法人芦安ファンクラブが管理をし、宿泊や休憩の受け入れ、食事提供をしている。

 市は室内外のカビの発生や施設の老朽化により、改修ではなく建て替えが必要と判断。2013年に市議や山岳有識者ら6人でつくる「広河原山荘活用検討委員会」を立ち上げて16年まで10回以上にわたって協議。委員会は同年末に「新築移転が望ましい」とする答申を金丸一元市長にしている。

 答申では移転場所について、車両の乗り入れのしやすさや北岳方面の眺望などを踏まえて、野呂川広河原インフォメーションセンターのある左岸側が適当としている。建物にはレクチャールームを設け、自然・森林環境教育の推進を図る施設とする。

 市は現在、建設地や施設概要をまとめていて、県などと協議を進めている。同課の担当者は「安全性や管理・運営のしやすさ、利用者の利便性を考慮して移転事業を進めたい」と話している。

 (写真)築30年以上が経過し、移転する方針の広河原山荘=南アルプス市芦安芦倉

【山梨日日新聞 7月25日掲載】

【山梨県内のニュース】

さぁ!バスにのってみよう 保育園児向け体験会

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 南アルプス市は秋にかけて、市内の保育園児を対象に市営コミュニティーバスの無料の乗車体験を行う。普段バスを利用する機会が少ない園児に乗り方やルートを学んでもらい、将来的なバスの利用につなげたい考え。

 市交通政策室によると、子どものころからバスに乗って目的地へ向かう経験をしてもらおうと企画。6月から市営保育所に呼び掛け、7保育所から体験乗車の申し出があった。

 園児は、保育所ごとに7月末から秋までに市内で5路線ある規定ルートのバスに乗車して外出。市消防本部や市立美術館、やまなみの湯付近の公園を見学したり、保育所間を行き来して交流したりする。

 縦4センチ、横6センチの「のってみよう たいけんじょうしゃけん」などと書かれたチケットを用意し、保育所の職員が料金の支払い方法などを説明するという。

 同室の担当者は「バスに親しみ、中学生や高校生、大人になってからも抵抗なく利用できるきっかけにしてもらいたい」と話している。
 
(写真)園児が乗車体験をするコミュニティーバス=南アルプス市小笠原

【山梨日日新聞 7月25日掲載】

【山岳関連ニュース】

甘利山ヒルクライムに414人

難コース駆け抜ける

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 韮崎市の甘利山を自転車で駆け上がる「~甲斐の国 激坂決戦~戦国ヒルクライムin韮崎・甘利山」(同実行委員会、ウィズスポ主催)が23日、開かれた。全国屈指の急勾配となる難コースに、出場した選手は必死の形相で挑んでいた。

 年齢や性別、自転車の種類で分けた11のカテゴリーで競い、県内外から11~71歳の414人が出場した。コースは、甘利山入り口から山頂近くの同グリーンロッジ駐車場までの11.7キロ、標高差1138メートル、平均斜度9・7%で、「ツール・ド・ニッポン2017」第5戦としても開催された。

 選手は、ほら貝の音が響く中、沿道の声援を受けながらスタート。序盤から始まる急勾配に、両足に力を込めてペダルを踏み、次々と登っていった。全カテゴリーの最高タイムは、加藤大貴さん(神奈川県海老名市)の44分37秒だった。

 22日は、プレイベントとして、日本人として初めて近代ツール・ド・フランスに出場した今中大介さんによるトークショーなどがあった。

 (写真)難コースに挑む出場選手=韮崎・甘利山

【山梨日日新聞 7月24日掲載】

【山岳関連ニュース】

キャンプ手ぶらで満喫 丹波山商工会が8月に企画

 丹波山村商工会は8月5、6の両日、同村内で「手ぶらで楽しむ はじめての夏キャンプ」を開く。テントなどキャンプに必要な道具一式は主催者側が用意し、参加しやすくした。7月24日まで、参加申し込みを受け付けている。

 村の自然に気軽に触れてもらおうと初めて企画した。参加者は、会場の村内のキャンプ場に直接来るか、東京都青梅市のJR青梅駅に集合してからバスで移動。テントの設営やシカの角を使ったアクセサリー作り、川遊びやキャンプファイア、昆虫採集や蛍の観賞などを楽しむ。

 参加料は18歳以上が1万3千円で、18歳未満は1万2千円。小学3年以下の参加は保護者の同伴が必要になる。参加の申し込みは富士の国やまなし旅センター、電話055(231)2230

【山梨日日新聞 7月21日掲載】

【山岳関連ニュース】

富士山安全登山へ 味の素が県にサプリを寄贈

 味の素(東京)は19日、アミノ酸スポーツサプリメント「アミノバイタル」の顆粒スティックなど100万円相当を県に寄贈した。富士山レンジャーが活動で使用するほか、富士山保全協力金の協力者に配布し、安全登山に役立てる。

 同社は長野県山岳遭難防止対策協会とサプライヤー契約を結んでおり、救助隊員や遭難者の体力回復などで採用されていることから、標高の高い富士山でも登山者らに使ってもらおうと、アミノバイタルのゼリードリンクや粉末飲料などを寄贈した。

 県世界遺産富士山課は、8月上旬の平日、富士山5合目の協力金徴収ゲートで支払った人に、顆粒タイプの「アミノバイタル」を配布する予定。

【山梨日日新聞 7月20日掲載】

【山岳関連ニュース】

厳冬期の富士、南アルプス、八ケ岳 登山届義務化を
条例「9月以降に検討」

 登山の安全対策について議論してきた県安全登山対策検討委員会(委員長・今井久山梨学院大教授)は18日、「厳冬期の富士山8合目以上などで登山届(登山計画書)の提出を条例で義務化するべきだ」などとする報告書を後藤斎知事に提出した。知事は「9月以降の議会で条例化を検討したい」と述べた。

 報告書は全12ページ。登山届の提出を義務付ける期間は厳冬期(12月~翌3月)、対象山岳は富士山8合目以上のほか、南アルプス(北岳、甲斐駒ケ岳など12の山岳)、八ケ岳(赤岳、権現岳)としたが、具体的な山域は指定しなかった。条例化した場合、施行まで「2年~数年程度の準備期間が必要」とした。

 一方、検討委の意見集約段階では義務化のほか「全ての山で登山計画書の作成を登山者の責務とする」としていたが、「誤解を招く可能性がある」(県観光資源課)として、報告書では「作成は常識であるとの認識を広げる」「作成を登山者の遵守事項とする」との表現に変更した。

 後藤知事は提出後の定例記者会見で「9月定例県議会まで時間がない。条例は県民の行動規範で、法律との整合性を整理する時間が必要。今冬に向け、条例化がいつまでにできるのか集中的に検討する」と述べた。

【山梨日日新聞 7月19日掲載】

【山梨県内のニュース】

山梨の魅力を若者にPR 観光名所巡るツアー実施

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 山梨学院大の学生団体「LOKOSU(ロコス)山梨」(雨宮拓真代表)は、学生らを対象に県内の観光スポットを案内するツアーを開いている。「地域の将来を担う若者に山梨の魅力を知ってほしい」と企画。これまでに2市で開催し、計8人が参加した。今後も県内各地で開催していくという。
 
 ロコス山梨は、観光を通じた地域活性化を目指し、昨年11月に同大法学部3年の雨宮代表らが立ち上げた。現在、1~3年の12人が所属している。

 ツアーは若者をターゲットにして、会員制交流サイト(SNS)や知り合いに声を掛けて参加者を募集している。行き先は、事前にメンバーが県内全市町村からくじ引きで決め、現地調査をして訪れるスポットを3カ所探す。初回は今年1月に甲州市で開催。都留文科大の学生4人を大善寺などに案内したという。

 6月28日には、2回目のツアーを山梨市で実施。SNSを通じて集まった、山梨大や山梨県立大生ら4人が参加した。築約200年の酒蔵を利用した飲食店や根津記念館、笛吹川フルーツ公園の3カ所を回った。

 参加した県立大1年(18)は「ワインのイメージが強かった山梨で、日本酒も造られていることを知った。山梨の意外な一面が見られた」と語る。

 ツアーを企画した山梨学院大1年(18)も「静岡県出身で、山梨のことはほとんど知らなかった。企画をきっかけに、自分自身も山梨について学べた。もっと情報収集して、より山梨に興味を持ってもらえるようにしたい」と話していた。
 
(写真)山梨学院大生が学生らに山梨の魅力を紹介したツアー=山梨市北

【山梨日日新聞 7月17日掲載】