芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2017年4月

【山岳関連ニュース】

安全登山呼び掛け GWで県警

下山時の対応指導

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 ゴールデンウイーク(GW)がスタートした29日、県内各地の警察署が山岳遭難の防止を呼び掛けた。今年発生した山岳遭難は件数、遭難者数とも年間の発生件数が過去最多だった昨年を上回っていて、県警は警戒を強めている。

 この日は県内10署が登山者が利用する駅や登山道で街頭指導を実施。JR大月駅では、大月署員が下山時間が遅くなった場合に備え、水やライト、防寒着を携行するよう登山者に呼び掛け、非常用ブランケットを配った。管内は東京都内から近く、日帰り登山が可能な山が多い。体調不良や道迷いで救助を求める通報が相次いでいるための対応だ。

 県警地域課によると、今年は27日までに、県内で28件の山岳遭難が発生し、遭難者数は30人。前年同期を5件、5人上回る。山系別では南アルプスが最多で14件、大菩薩・道志が9件と続く。甲斐駒ケ岳など標高3千メートル級の山や、首都圏からアクセスしやすい県東部地域で増えている。過去3年のGW期間中の遭難者は24人で、県外在住者が22人(91.7%)を占める。

 南部署や山岳遭難救助対策協議会峡南支部は、疲労で注意力が落ちる下山時の対応を重点に指導。早川町の大門沢登山口に「下山時は疲労が蓄積し特に危険です」などと書かれたのぼり旗を立て、注意喚起した。29日に山開きを迎えた山梨市の西沢渓谷では、日下部署員ら約20人が装備品の点検や登山計画書の提出を呼び掛けるチラシを配った。

 山頂付近に雪が残る富士山を抱える富士吉田署は、富士山1合目手前の馬返しで注意を呼び掛けた。同署の足立勝司地域交通管理官は「登山道は凍結して危ない上、突風で滑落や雪崩の危険性もある。軽い気持ちで登らないでほしい」と話した。

 【写真】安全登山を呼び掛ける大月署員=JR大月駅

【山梨日日新聞 4月30日掲載】

【山岳関連ニュース】

JR中央線3駅で山火事予防の啓発

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 甲州市は29日、ゴールデンウイークに合わせ、市内のJR中央線3駅で山火事予防の啓発活動を始めた=写真。

 JR塩山駅の改札前では、田辺篤市長と市職員が登山装備をした駅利用者に、「枯れ草などがある火災が起こりやすい場所ではたき火はしない」「たばこを投げ捨てない」などと書かれたチラシ入りのティッシュを配った。

 同市勝沼町内では1993年以降、大規模な山林火災が複数回発生。市は2009年度から入山者が増える連休中に啓発活動をしている。

 活動は5月5日まで。土日、祝日の早朝、同駅や勝沼ぶどう郷駅、甲斐大和駅で行う。

【山梨日日新聞 4月30日掲載】

【山岳関連ニュース】

登山届の提出義務、条例化へ議論

県の安全委発足

 多発する山岳遭難事故を防ぐため、県は28日、登山の安全対策を考える検討委員会を発足させ、初会合を開いた。山岳関係者や市町の代表者らが意見を交わし、登山届の提出義務化を条例で定める方向で議論を進めることを確認した。

 初会合は甲府・県防災新館で開催。委員に県山岳連盟、南アルプスで活動する団体や富士山の山小屋の代表者、観光や法律の専門家、遭難事故の多い山がある市町の担当者ら計11人を委嘱。委員長に山梨学院大現代ビジネス学部長の今井久教授を選んだ。

 会議では事務局の県側が、県内の山岳遭難事故の件数や他県の登山に関する条例などを説明。富士山での滑落事故が相次ぎ富士北麓の市町村などが要望していた登山届の提出義務化について協議し、「安全意識を高めるため条例を制定する」との意見でおおむね一致した。対象とする山やシーズン、罰則の有無などは今後の検討課題とした。

 また、防災ヘリコプターによる山岳救助の有料化は、委員から「県警ヘリと運用をどうすみ分けるか」「応援し合う関係にある隣県との間で救助対応に差が生じる」などの指摘が相次いだ。事務局が課題を整理した上で、あらためて議論する。有料化は埼玉県が導入していて、後藤斎知事が同委員会で是非を協議する考えを示していた。

 一方、入山規制については、法律関係の委員が「移動の自由の観点から条例での規制は困難」との見解を示した。

 県安全登山対策検討委員会の委員は次の通り。

 ▽委員長 今井久(山梨学院大現代ビジネス学部長、県観光推進会議委員)▽委員 古屋寿隆(県山岳連盟会長)清水准一(芦安ファンクラブ事務局長)堀内康司(富士山吉田口旅館組合長)細田浩(県顧問弁護士)鈴木優典(山梨学院大法学部教授)真田吉郎(富士吉田市産業観光部長)樋川純一(南アルプス市農林商工部長)丸茂和彦(北杜市産業観光部長)藤本勝(早川町振興課長)平井親一(県警本部地域課長)

【山梨日日新聞 4月29日掲載】

【山岳関連ニュース】

県内高校山岳部 緊張の春山

雪の山登らない/総体コース変更 那須の雪崩事故教訓

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 栃木県那須町で登山講習中の高校生ら8人が犠牲になった雪崩事故から1カ月がたち、山梨県内の高校山岳部に安全管理を厳格化する動きが出ている。雪が残る山に登らないと申し合わせた高校があるほか、5月に奥秩父山系で行われる県高校総体の登山競技は残雪を理由にコースを変えた。一部に「過度な対応をすると、山の魅力が体感できず、安全な登山技術も習得できない」との指摘もあり、現場は手探りの状況が続く。

 県高体連登山専門部は今月20日、甲府西高で開いた会合で、県高校総体の競技コースの変更を決めた。雪が残っていたため、雪中で講習を続けた栃木の事故を教訓に、出席者が「万が一に備えてリスクは避けるべき」との考えで一致した。

 本番まで3週間近くあり、雪解けは期待できたが、事故は指導者に対し、「絶対」がない山中で生徒を守る難しさを突きつけた。県立高山岳部の男性顧問は会合で「大切なのは無事に下山してくること」と賛成意見を述べ、登山の基本を自分に言い聞かせた。

 山岳環境に恵まれる県内は、15校の山岳部(同好会含む)が活動している。事故後は各部が安全管理の在り方を再確認。同専門部は事故を受け、各校に冬山だけでなく、降雪の可能性がある3月下旬から4月上旬までの入山を控えるように指導した。

 甲府一高山岳部は3月、シーズンを問わず雪がある山は登らない方針を決め、春休みに予定した奥秩父山系の山行は見合わせた。顧問の若尾崇司教諭(36)は「危険はできる限り除かないとならない。下見を徹底し、状況を正確に把握して入山する」と話す。

 韮崎高山岳部顧問の小宮山隆教諭(48)は、事故直後の3月下旬、前任の甲府一高で生徒と登山指導の在り方を議論。生徒に「目指す山に登れなくなるのか」と不安を打ち明けられた。「生徒の目標はかなえてあげたいが、安全管理は別問題。積雪など危険が伴う山は連れていけない」との葛藤がある。

 県山岳連盟の古屋寿隆会長は、各校の動きに理解を示す一方、「過度な対応で顧問や生徒が経験を積めなくなれば、安全管理の知識や技術が身につかない可能性もある」と指摘する。県内の登山文化を担う顧問や生徒を育成するため、連盟としても講習会の開催などを検討する考えだ。

 【写真】合宿に向けて装備品を点検する韮崎高山岳部員。雪崩事故を受け、県内の高校山岳部に安全管理を見直す動きが広がっている=韮崎高

【山梨日日新聞 4月29日掲載】

【山梨県内のニュース】

南ア御勅使南公園にハーブガーデンがオープン

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 南アルプス市六科の御勅使南公園に26日、ハーブガーデンがオープンした。県内外から約30人のボランティアが参加し、植え付けして完成させた。

 ハーブガーデンは、公園の指定管理を受けている富士グリーンテック(甲府市)が中央広場の老朽化していた噴水を撤去し、整備した。広さ300平方メートルで、ローズマリーやセージなど約100種類、2700株が植えられている。ハーブは、5月から同公園で開くハーブ教室でも使用する。
 この日は参加したボランティアが、スコップを使いながらハーブを植えた。参加した南アルプス市の沢路さん(67)と中央市の小林さん(66)は、「これだけの種類のハーブがあるのは珍しい。公園を利用するのが楽しみになる」と話していた。

 問い合わせは、同公園管理事務所、電話055(285)4712。

【山梨日日新聞 4月29日掲載】

【山岳関連ニュース】

故深田久弥さんを献花や登山で追悼

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 登山家の故深田久弥さんをしのぶ深田祭(同実行委員会主催)が16日、韮崎市穂坂町柳平の茅ケ岳・深田記念公園で開かれた。

 県内外から約250人が参加。深田さんの言葉「百の頂に百の喜びあり」が刻まれた記念碑に献花をするなどして追悼した=写真。往復約4時間かけて茅ケ岳に登る記念登山や、世界的なトレイルランナー山本健一さんと一緒に走るトレイルランニングのほか、アコースティックギターのコンサートなどもあった。

 深田さんは、著書「日本百名山」などで知られる登山家。茅ケ岳に登山中だった1971年、脳卒中で急逝した。

【山梨日日新聞 4月22日掲載】

【山岳関連ニュース】

警察と消防が山岳救助訓練 大月

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 大月署と大月市消防本部は20日、市消防本部庁舎で山岳救助の合同訓練をした。

 14人が参加。ロープの結び方やロープを木などに固定する方法を確認した後、高さ7メートルの訓練棟からザイルロープなどを使って降下した=写真。救助を求める人に見立てた人形を引き上げる訓練もした。

 山岳救助を迅速に行うため、警察、消防の連携を確認しようと実施した。

【山梨日日新聞 4月21日掲載】

【山梨県内のニュース】

ワイナリー巡る路線バス運行へ 山梨交通

 山梨交通は7月から、峡東地域のワイナリーを巡る路線バスの運行を始める。同社が観光客をターゲットにしたワイナリー周遊路線を設けるのは初めて。
 
 バスは7月15日~8月27日と11月の土日祝日に運行。JR塩山駅を発着点に、牛奥第一葡萄酒、奥野田葡萄酒、マンズワイン勝沼ワイナリー、葡萄工房ワイングラス館、甲斐ワイナリーなどを巡る。1日7便で、昼時を除いて午前9時台から午後4時台まで、おおむね1時間ごとに各バス停を周遊する。

 運賃は中学生以上が300円、小学生以下が150円。1日に何度でも乗り降りできるフリー乗車券は中学生以上が千円、小学生以下が500円。
 
 山梨交通などによると、国産ワインに対する人気の高まりなどを背景に、峡東地域のワイナリーは観光シーズン中、見学者でにぎわいをみせているが、各ワイナリーを結ぶ公共交通の充実が課題。こうした現状を受け、タクシー会社ややまなし観光推進機構などでつくる協議会はワイナリーを定額で巡る「ワインタクシー」を運行している。
 
 バスに関する問い合わせは山梨交通、電話055(223)0821。

【山梨日日新聞 4月19日掲載】

【山岳関連ニュース】

中里介山の冥福と登山者の安全祈る

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 甲州市観光協会(保坂一久会長)は13日、甲州市塩山上萩原の雲峰寺で「介山祭」を開いた。「大菩薩峠」がタイトル名となり、県内も舞台として登場する長編小説の作者・中里介山の冥福を祈るとともに、大菩薩峠の登山者の安全を祈願して山開きをした。

 同観光協会や大菩薩観光協会、市職員ら約50人が参加。尺八の演奏を奉納した後、佐竹明心住職が読経、参加者が次々と焼香した=写真。保坂会長は「安全な登山ができるようにしたい」とあいさつした。

 市観光交流課によると、雲峰寺の境内には、樹齢800年と伝わるエドヒガンザクラがあり、17日現在でつぼみの状態という。

【山梨日日新聞 4月18日掲載】

【山梨県内のニュース】

FOODEX美食女子で金賞「食べるぶどうジュース」

064013871431_3 OA関連用品製造のジット(南アルプス市和泉、石坂正人社長)のグループ会社「山梨Made」が販売している「食べるぶどうジュース 巨峰」が、女性に好まれる商品を選ぶ「FOODEX美食女子」グランプリで、部門別の金賞を受賞した。

 「FOODEX美食女子」グランプリは日本能率協会(東京)が主催する食のイベント。女性の食品業界関係者らが、買いたい、食べたいと感じる全国の食品や飲料などを審査して各賞を決めた。

 「食べるぶどうジュース 巨峰」は、小学生以下の子どもがいる女性が母親の立場から「子どもに食べさせたい」という視点で審査する「ママの愛」部門で、グランプリに次ぐ金賞に選ばれた。

 「食べるぶどうジュース 巨峰」を含む同社の「食べるジュース」シリーズは、砂糖や水を加えず、皮や種を含めた県産果実100%の商品。昨年10月に発売し、巨峰のほか、シャインマスカット、マスカット・べーリーAを展開している。今後、イチゴ、ブルーベリー、リンゴなどの販売も予定している。

(写真)部門別の金賞を受賞した「食べるぶどうジュース 巨峰」

【山梨日日新聞 4月18日掲載】