芦安山岳館は、山梨日日新聞社とタイアップして「芦安山岳館メール」を発信しています。南アルプスの最新情報や観光情報、山梨日日新聞に掲載された山岳に関係する記事などをサイトに掲載し、さらに会員登録者にはダイジェスト版メールもお届けします。お楽しみください!

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プロフィール

 南アルプス芦安山岳館は、2003年3月21日に開館しました。山岳文化の発掘と研究・継承、自然保護や安全登山の普及、山を仲立ちとしたさまざまな交流の実現を目的としています。氷河時代から数万年を生き続けるキタダケソウやライチョウが住む3000メートルの高山、生活と結びついて文化や産業、技術を育ててきた里山。芦安地域は自然、文化ともに魅力に満ちた地域です。山岳館はその一端を知っていただく施設です。また、この施設は、県産材の利用促進を図ることを目的としたモデル的施設でもあります。多くの方に見学していただき、県産材の良さを知っていただきたいと思います。

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2017年2月

【山梨県内のニュース】

中部横断道IC 六郷小児童、和紙飾りで開通祝う

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 市川三郷町と六郷小PTA(望月利偉会長)は26日、同校で、中部横断自動車道六郷インターチェンジ(IC)の供用開始記念イベントで使うため、町伝統工芸品の市川和紙でちょうちんなどを作った。

 町は3月19日の供用開始を前に、同12日に記念式典を行う。当日は原トンネルを含む本線約3・5キロのウオーキングイベントを予定。町特産品のPRを兼ね、市川和紙を使ったちょうちんやオブジェを用意することにした。

 26日は、同校児童ら約100人がちぎった市川和紙を風船に接着剤で貼り、乾いた後に折り紙やフェルトなどで装飾した。
後日、風船を割って空洞にし、照明器具を入れてちょうちんとして使う。

 また児童は約1メートル四方の市川和紙1枚に1文字ずつ「祝!六郷IC開通」と篆書で書いた。当日にトンネル内に掲出する。市川和紙で作る全長約20メートルの大塚にんじんのオブジェも置く予定。

 6年の天晴君は「ちょうちんを持ってトンネルを歩くのが楽しみ。思い出にしたい」と話していた。
 
(写真)市川和紙を貼った風船に装飾する児童=市川三郷・六郷小

【山梨日日新聞 2月27日掲載】

【山岳関連ニュース】

「富士山の日」 静岡でフェスタ、多彩な催し

■美しい頂、守り継ぐ

201702241_3 「富士山の日」の23日、山梨、静岡両県による「富士山の日」フェスタが静岡市清水区の日本平ホテルで開かれた。世界文化遺産・富士山に関する両県の活動報告のほか、霊峰の魅力を表現する演劇やトークを通して、「世界の宝」の保全と継承に取り組んでいくことを確認した。また、山梨県内でも各地で「富士山の日」にちなんだイベントが展開された。
 
 世界文化遺産に登録されてから4度目の「富士山の日」。フェスタには関係者約300人が出席した。あいさつで川勝平太静岡県知事は「世界の宝になった富士山を大切に継承していく必要がある」、後藤斎知事は「富士山の素晴らしさを国内外に発信していきたい」とそれぞれ強調。2人とも両県民の理解と連携が必要と訴えた。

 世界文化遺産・富士山の構成資産や巡礼路を巡る「REBIRTH!(リバース)富士講プロジェクト」(山梨県)など、両県が取り組んでいる事業を映像で紹介。劇団SPAC(静岡県舞台芸術センター)が、富士山を題材にした演劇「かぐや姫、霊峰に帰る」を披露した。

 NPO法人富士山世界遺産国民会議などは、両県の世界遺産センターで使用してもらうことを目的に、富士山の絵画を紹介した約15分間の動画「描かれた霊峰 Art of Fujisan」を作成。同法人の遠山敦子理事長が、日本語版と英語版を収録したDVDを両県知事に贈呈した。

 「富士山と私」をテーマにしたパネルディスカッションも行われ、山梨県立富士山世界遺産センターの秋道智弥所長は「センターの運営に地域住民を巻き込んでいく取り組みが必要だ」と話していた。
 
(写真)「富士山の日」フェスタで披露された演劇=静岡市清水区

【山梨日日新聞 2月24日掲載】

【山岳関連ニュース】

クライミング施設整備へ 西桂

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 西桂町は町武道館を改修し、スポーツクライミングの「ボルダリング」の体験施設を新年度に整備する方針を固めた。町内の三ツ峠が古くからクライミング愛好家に親しまれてきたことから、愛好家の裾野を広げ、交流人口の拡大や町民の健康増進を図ろうと、約1億7000万円かけて整備する。
 
 町武道館は複合レジャー施設「三ツ峠グリーンセンター」(同町下暮地)の一角にあり、主に関東圏の高校生や大学生らが剣道、柔道などの合宿地として利用している。近年は利用者数が落ち込み、特に冬季の稼働率が低下していたという。

 町によると、昭和40年代初頭から、三ツ峠は東京都内から比較的近く登山の入門に適した山として、大学登山部の学生らに親しまれてきた。山頂近くにはロッククライミングの名所「屏風(びょうぶ)岩」があり、現在でも初心者から上級者まで多くのクライマーが訪れている。そこで、「西桂をクライミングのメッカとして改めてPRし、交流人口を増やそう」と、町武道館にボルダリング施設を整備することにした。

 計画では、町武道館の内壁を改修し、幅約8メートル、高さ約5メートルのボルダリング施設を造る。子ども用と大人用を設ける。指定管理者に業務委託し、インストラクターを配置する予定。初心者から参加できるクライミング教室を定期的に開く。体力や思考力、集中力が養われるスポーツとされていることから、子どもの教育の場にすることも考えている。武道場としての機能は残すという。

 整備費は、3月定例町議会に提出する一般会計補正予算案に盛り込む。9月ごろに工事を始め、来年3月ごろのオープンを目指す。小林千尋町長は「全国各地からプロアマ問わず多くのクライマーが集まる拠点にしたい。町民の健康増進にも役立つことを期待している」と話している。
 
(写真)改修しボルダリング施設を設ける町武道館=西桂町下暮地

【山梨日日新聞 2月21日掲載】

【山岳関連ニュース】

登山道整備 倒木を撤去

北杜・中山で住民

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 北杜市白州、武川両地区の住民らでつくる「北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会」(日向勝会長)は18日、両地区にまたがる独立峰・中山の登山道や林道で立ち木や倒木の撤去をした。

 同会や市観光協会武川支部、市商工会白州支部、地元史跡保存会のメンバー計約50人が参加。林道は約4キロ、登山道は1キロにわたって、チェーンソーなどを使って作業をした。

 南アルプスが国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録されたことを受けて企画。来月には頂上付近の展望台周辺でも立ち木の伐採などを予定している。

 【写真】倒木を撤去する参加者=北杜市白州町内

【山梨日日新聞 2月19日掲載】

【山岳関連ニュース】

安全登山へ県条例 新年度に検討委

 山梨県は新年度、多発する山岳遭難を防ごうと、登山の安全対策について条例化を視野に検討する委員会を設置する。富士北麓の市町村などから富士山の登山届の提出義務化などを要望されたことを受けた対応。実効性のある対策を探り、条例制定を目指す。

 委員会は登山や救助に詳しい有識者らで構成する方針。県内には富士山のほか、標高2位の北岳、3位の間ノ岳、八ケ岳など登山者が多く訪れる山が多いことから、全ての山を対象に検討する。

 県観光資源課によると、他県では、長野が登山者が守るべきルールや県の責務などを明確化した条例を既に制定。岐阜が北アルプスの一部地域、富山が冬季の剣岳、群馬が谷川岳でのロッククライミング、新潟が活火山の新潟焼山で登山届の提出を義務化しているが、いずれも入山は禁止していない。山梨の検討委では他県の先行事例を踏まえて安全対策を条例に定め、登山者に安全な登山を求める強力なメッセージとする。

 富士山では現在、登山道(県道)の安全管理者である県が道路法に基づき冬季の通行を禁止。さらに山梨、静岡両県と環境省が策定したガイドラインで、万全な準備をしない夏山期間(7月~9月上旬)以外の登山、スキーなどによる滑走を禁止している。

 しかし強制力や罰則がないため、冬季の登山や遭難事故が後を絶たない。山梨県警によると、2016年は山岳遭難が149件発生し、遭難者数160人のうち25人が死亡した。

 富士山での冬季登山を巡っては、北麓の市町村長らが昨年9月、登山届の提出義務化や、道路法などによる登山規制の実効性を高める方策を検討するよう後藤斎知事に要望している。県は「富士山に限定して条例で規制するのは困難」との見解を示していた。

 条例化の検討方針は、後藤知事が17日開会した2月定例県議会の所信表明で「富士山を抱える日本有数の山岳県として早急に対応を図る必要があり、登山の安全対策について条例制定を含めた検討を行う」とした。

【山梨日日新聞 2月18日掲載】

【山岳関連ニュース】

中山の登山道 北杜住民ら整備へ

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 北杜市白州、武川両地区の住民らでつくる「北杜市南アルプスユネスコエコパーク地域連絡会」(日向勝会長)は、両地区にまたがる独立峰・中山の登山道と展望台周辺を整備する。戦国期に武田氏ののろし台があったとされ、市指定文化財になっているが、現在は木が生い茂り、倒木があるなど荒れた状態。連絡会のメンバーは「歴史的価値があり、すばらしい景色が望める山。次世代に伝えていきたい」と話している。

 市観光・商工課などによると、中山は釜無川右岸に位置し、標高887メートル。山頂付近に敵の侵入を防ぐための土塁やのろし台だったとみられる跡があり、戦国期の武田氏を支えた武士団・武川衆が拠点にしたとされる。旧武川村が1987年に文化財に指定した。

 のろし台から約300メートル北西側には、旧白州町が約30年前に建設した高さ13メートルの展望台がある。日向会長は「かつては、景色を見たり、キノコ狩りをしたり地域住民が気軽に登れる山として親しまれていた」と説明する。

 近年は訪れる人が減り、登山道は数多くの木が倒れ、展望台からの景色は木々で遮られている。南アルプスが、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の生物圏保存地域「エコパーク」に登録されたのを機に、整備することを決めた。

 18日は皮切りとして、同連絡会や柳沢史跡保存会、観光協会のメンバーら約50人が参加し、倒木の撤去などをする。本年度中には市環境保全基金を活用して、展望台周辺の木々約5千平方メートルを伐採する予定。伐採後は、南アルプスや八ケ岳、富士山など360度が見渡せるようになるという。

 日向会長は「毎年少しずつ、整備を進めて家族連れでも安全に登れる山にしたい。地域の目玉となる場所にして交流人口を増やしたい」と意気込んでいる。
 
(写真)展望台からの眺望。成長した木々が遮っている=北杜市白州町内

【山梨日日新聞 2月18日掲載】

【季節の便り】

豪華ひな飾り200点 南ア・安藤家住宅

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 南アルプス市西南湖の重要文化財・安藤家住宅は、市民が寄贈したひな飾りを展示する「安藤家住宅雛祭り」を開いている。

 江戸-昭和時代のひな人形約200点を展示。江戸時代に能面師が作ったとされる面長でつり上がった目が特徴の「享保雛」、豪華な装飾を施した御殿飾りが並ぶ。小笠原流礼法による節句飾りもある。

 4月3日まで。午前9時~午後4時半(最終入館は同4時まで)。祝日の翌日と火曜日休館。入館料は大人300円、小中高生100円、未就学児無料。
 
(写真)約200体が並ぶ「安藤家住宅雛祭り」=南アルプス市西南湖


【山梨日日新聞 2月16日掲載】

【山岳館便り】

「こどもユネスコエコパーク探検隊 展覧会」

子どもたちが
南アルプスユネスコエコパークを探検したら、
こんな発見がありました!

 ・トンボの目ってほんとに青いんだね!
 ・モンキチョウの目はみどり色!
 ・ニホントカゲの赤ちゃんがいた! などなど。

そんな「こどもユネスコエコパーク探検隊」の活動を展示します。

 【展示内容】
   活動写真・自由研究・イラスト・工作・壁新聞 など

 日  時:2017年3月13日(月)~3月24日(金)
       9:00~17:00(最終日のみ 15:00)
 場  所:南アルプス市健康福祉センター
        [白根かがやきセンター]1階ロビー

       (南アルプス市飯野2806-1)
 休 館 日 :土・日・祝日
 お問合せ:南アルプス市 ユネスコエコパーク推進室
        055-282-7261

ご家族でご覧ください。
 ・子どもたちの感じた自然の美しさ、命の尊さを感じてください。
 ・子どもたちの目で見ると見慣れた自然もちがう表情を見せてくれます。

 →パンフレットはこちらから

【山梨県内のニュース】

厄地蔵さん、願いの列 塩沢寺

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 「厄地蔵さん」の愛称で親しまれる甲府市湯村3丁目の塩沢寺(佐藤光政住職)で13日、恒例の厄除地蔵尊大祭が始まった。

 厄除地蔵尊は2月13日正午から14日正午まで耳を開き、願い事を聞いてくれると伝えられていて、大勢の参拝客でにぎわっている。

 初日は晴天に恵まれ、正午前から多くの参拝客が列を作った。参拝が始まると、本尊の右手につながっている紅白の綱を揺らして鈴を鳴らし、家内安全や無病息災を願った。

 山伏姿の僧侶や信者らが寺周辺を練り歩く「お練り」も行われた。寺周辺の湯村温泉通りなどには、約150の露店が並んでいる。

 同寺は、14日正午までに5万人程度の人出を見込んでいる。佐藤住職は「天気予報では14日も晴れ間が広がると見込まれている。多くの人に参拝してほしい」と話している。

(写真)手を合わせて無病息災や開運を願う参拝客=甲府・塩沢寺
 

【山梨日日新聞 2月14日掲載】

【季節の便り】

春呼ぶ十日市 にぎわう南ア市

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 甲府盆地に春を呼ぶ祭りとして知られる南アルプス市十日市場の「十日市祭典」が10日、県道韮崎南アルプス中央線沿いで始まった。約300店の露店が通りを埋め、大勢の人でにぎわっている。

 さまざまな品が並び、「ないものは猫の卵と馬の角」といわれる数百年続く伝統行事。約1キロの県道沿いには、だるまや臼ときねなどといった縁起物、飲食店などの露店計204店と、市商工会やJAこま野など関係者の82店が並ぶ。市産牛肉をPRしようと、市商工会青年部は、同市上宮地の牧場が出荷した肉を使った牛丼を販売している。

 毎年訪れているという同市西野の自営業、㓛刀隆男さん(84)は「たくさんの人でにぎわっている十日市に来ると、もう少しで春だなと感じる。家内安全を願い、だるまを買って帰ろうと思う」と話していた。

 11日は午前9時から午後4時半まで開かれる。2日間で計約8万人の人出が予想されている。
 
(写真)名物のきねや臼などの木工製品=南アルプス市十日市場


【山梨日日新聞 2月11日掲載】